故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あと一時間

2017-07-17 07:23:47 | プロジェクトエンジニアー

夕雲燃ゆというタイトルの絵です。
雨雲に夕日が入った瞬間です。
美しいと思いました。


「あと一時間」というタイトルに挑戦します。

教室では、たいくつなあまり、「まだ一時間」でした。
好きな人と会っているときは、「一時間もある」でした。
飲んでいるときの「まだ一時間」は、「一時間過ぎた」でした。

「あと一時間」と毎日ブログを書いています。
この一時間で出来ることは、やりたいことは他にもありました。
でも、描いています。書いています。
タイトルを先に書くのは、プロジェクトのプレゼンテーションでは常識でした。
タイトルは、出てきません。毎日、迷います。
篩いにかけて、一番関心のあることにします。

誰もが、「あと一時間」の次に、「もう一時間」があるものと決めています。
しかし、「もう一時間」は来なかった。
彼女に最後に会った駅の通路で交わした言葉。
絞り出すように、電話で「さよなら」を言った時。
覚悟はしていました。それきりありません。

大事な人ほど、「もう一時間」はありません。
「もう一時間」で何が出来たのか。
見守るだけで旅立ったかみさん。
もう会えないだろうと、思えなかった。
それきり、多くの友人と音信不通。

「あと一時間」は大事な時間。
自分に与えられた自由な時間は、「あと一時間」。
「あと一時間」は、過ぎればあっという間です。
何かに挑戦するときは、充分な時間です。

時間を忘れて、無心に何かをしたい。
何をすればそんな気持ちになるか知っています。
でも、そればっかりはできません。
一日に一回だけの「あと一時間」と決めています。
「あと一時間」がこれから何回来るか数えることはしない。
今ある「あと一時間」にしがみつくように毎日を過ごしています。

まだあると 入道雲に 刻たずね

2017年7月17日
コメント
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