絵のタイトルは、「かあちゃん、とうちゃん」です。
先輩ご夫婦が画材です。
こうして生きてきました。やはりとさらり。
今日のタイトルは、「やはり」です。
やはり(矢張り)とは、
もとのまま。前と他と同様に。(動かさないで)そのまま。
思ったとおりに。案の定。
やはり野に置け蓮華草(例文)
(広辞苑より)
今日もやはり暑い。
この表現は、思った通りとして使ってはいない。
昨日同様暑い。例文も「そのまま」という意味で使っている。
私達は、「思った通り」、「案の定」として使う。
多少、ネガティブな(がっかりした)気持ちがこもっている。
例文のような「やはり」と使うことは少ない。
はやる気持ちを抑えて、いつも通りに生きたい。
「やはり」と期待を裏切られたような気持ちになることも多い。
それでも、それでよい。
そんなもんかと考えると、損したような気持ちになる。
5時に起きブログにかかろうとするも、アルコールが抜けていない。
妻に一緒にかぼちゃを植えようと誘われる。
行かない。と返事する。「やはり」と少しがっかりした顔をする。
ブログのタイトルも思いつかない。
遅れて畑に行く。
草マルチの中に穴を掘り、肥料を入れ土と混ぜる。後は、妻がやる。
私は、昨日刈った草を集める。
「やはり」、朝の畑は気持ちがよい。草マルチの範囲が広がった。
せっかく生まれてきたのだから、楽しく生きていかなければと思いなおす。
夫の49日の法要を済ませて買い物に出る。
テレビ番組「街録」で、夫の看病を続けて自分も顔面神経麻痺になり寝込んでしまった女性の話。
このままでよいじゃない。
あっさりさあ やはりさらりと 言ってのけ
2020年6月7日
<<後述>>
やはり野に置け蓮華草
蓮華草は野に咲くから美しく見えるのであって、それを摘んできて家の中に飾っても調和せず、
美しく見えないことから。
播磨(現在の兵庫県)の俳人、滝野瓢水が、遊女を身うけしようとした友人をいさめた句
「手に取るなやはり野に置け蓮華草」から。
この句は、自然の中で咲く蓮華草が美しいのと同じように、遊女は色町にいてこそ美しく見えるという意味。
(意味ネット検索より)
少し悲しいけど、それぞれの生きざまです。
手に入れるだけが、能じゃない。