故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

どの日も一日

2022-04-12 12:28:09 | よもやま話

絵のタイトルも、「どの日も一日」です。
ある日突然、言語と動作に障害が出た。
夫が代わって家事をやり、支えた。
やっと、笑顔を作れるまでに回復した。
私は、女性の笑顔を表現したかった。


メジロひよ カラス皮ごと 枝みかん

いつもの時間に家を出て、いつもの電車に乗りいつもの机の前にすわる。
一見、変化が無い日々である。
楽ができないかと考え始める。
昨日は一日かかった仕事が、今日は半日でできた。
余った半日で、同僚の仕事を助けて感謝された。
もっと、面白いことはないかと想い始める。
今度の休みに家族と何かしよう。
散歩だったり、趣味だったりします。
ここまでは、どこかポジティブな印象を受けます。

では、変化が無い日常生活を否定し始めると悲劇が始まります。
楽をしようと仕事の手を抜く。
稼ごうと、ギャンブルに走る。
刺激を求めて、酒や浮気に浸かる。
お祭り騒ぎが終わったあとの代償は、想像を越えて小さくなかった。

今日のタイトルは、「どの日も一日」です。
仕事を辞めて半年が経ちました。
すべて自分の意志で一日が始まります。
楽をしようと思えば、誰にともなく申し訳ない気がする。
懸命に動けば、そこまでしなくても自分自身の言い訳を聞く。

昨日もゴルフに行きました。
黄色い旗(230-240ヤード)迄届いたことが何回かありました。
パー2つにバーディーが一つ。
OBが2つ。
結果は、以前と変わらない。
当たるかなと心配することもなく、思いきっりクラブを振り腰で球を運べた。
ここ数ラウンド試してきました。
突然やってきた喜ばしいことでした。

暑くても畑で鍬を振りスコップを刺した結果のように考えます。
農作業をして疲れますが、腰が痛くもならない。
日々のルーチンワークも、自分がやらねばと厭わない。
あれもこれもと押し寄せてきて、胃痛に苦しんだ数日も終わった。
動機は、明日も同じことが出来るとは限らないと思うことです。
日々変化を感じる脳や身体です。
あれとそれ、これはなに?
と夫婦の会話が滞ります。
テレビを観ないで、相手の顔を見て話します。
これまでなかった「一緒に考えよう」です。

すべてが易しくなくなって、優しくなれる。

2022年4月12日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする