
絵のタイトルは、「想いの丈」です。
きんちゃん(猫)だけでなく、こんな子も来てくれるといいな。
今日のタイトルは、「夜の訪問者」です。
夜9時半頃、桟橋まで妻が車で迎えに来てくれた。
我が家の庭に曲がったところで、獣がヘッドライトに照らされて横切った。
狸かな、と私。
いや穴熊か、と妻。
獣は慌てて隣家の側溝に逃げ込んだ。
妻が、庭の草を削り土をふかふかにする。
畑は、畝を作り盛り上げた部分をふかふかにする。
午前中9時ごろ、遅い朝飯を食べていると、いつもの毛がふさふさの猫が畑や庭にやってくる。
隣人が、「きんちゃん」と呼んでいた。
飼い主の名前がきんちゃんだからと説明を受けた。
庭でも畑でも、ふかふかを掘り始め、神妙に座り込む。
こちらを向いて用を足す。
妻が、「やめなさい」と話しかける。
家の裏の畑でも、山の畑でも誰か(妻はやってくる獣や鳥をあの子たちと呼ぶ)が掘っている。
庭に植えたチューリップの周りを掘っていた。
猪の足跡(二つに割れている)ではなかった。
裏の畑は、葉っぱ物を植えた。
柵設置の予定はないので、どんな被害が出るのか見守っている。
上の畑には、芋類(ジャガイモ、長芋、里芋)を植えた。
ジャガイモが、芽を出し青々とした葉っぱになってきた。
東北では、二十星テントウムシ(短期間に何世代も孵化)にジャガイモの葉を食べられた。
ジャガイモを食べつくしたら、茄子やトマトの葉も食べられた。
さらに、土の中の根きり虫にも茎ごとやられた。
島には、二十星はいなくて、七つ干しテントウムシが多い。
鉄柵か電気柵か迷っている。
いずれにしても、ジャガイモの葉が出たから猶予期間はない。
明日にも、柵を支える仮枠(伐った雑木の柱)を畑の周りに回さなければならない。
ネットで見た獣が嫌がる対策をしたいと考えている。
「タヌキが嫌がる唐辛子、木酢液、オオカミの尿の成分の忌避剤を使えば、
タヌキは臭いを嫌い近づいてきません。」
(ネット記事「狸と穴熊」より抜粋)
木を燃やした臭いが猪を遠ざけたように推測している。
併せて、隠れる場所が無くなったことも猪が棲み処を移したと勝手に考えている。
東北産の辛い唐辛子をたくさん持って帰った。
ここは暖かいのか、唐辛子が辛くならない。
その分、効果が期待できるかも。
木酢液は、害虫にも栽培促進にもなると言われている。
さすがに、オオカミの尿(成分の忌避剤)は手に入りにくい。
あの子たちとの知恵比べを始める。
何が、どう効果的だったのか、今年は試しです。
きんちゃんの困る顔が目に浮かぶ。
2022年4月18日