故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

どこまでやるか

2022-04-22 07:05:19 | よもやま話

絵のタイトルは、「ふわふわからぴょんと生まれる」です。
なにかなあ。
感じることが、はじまりです。


山海の 恵みやりとり ささやかに

今日のタイトルは、「どこまでやるか」です。

島の海岸は、ぐるりと防波堤が回っている。
防波堤に切れ目があり階段を使って浜に下りる。
ボートを防波堤から砂浜に降ろせる場所を、島の中で三か所見つけた。
潮の干満もあり、遠浅だとボート運搬の距離が長い。
淵迄急激に落ちた場所は、降ろす時は良いが上げるときに難儀する。
私は、12Vのギア減速機付きモーターとワイヤーで巻き上げたい。
妻は、竹を砂浜に敷いてその上を人力で押すことを提案する。
週に一回の頻度なら、人力で始めることを選択する。
ボートを進水させた。
後ろ向きにオールで漕ぐわけだが、まっすぐは進まない。
これは、練習しかないでしょう。

東北から持ち帰ったハヤトウリをどこに植えるか話し合う。
自宅側の畑に植えようと計画した。
自家用車とトラックがある。
昨年冬に恐る恐る植えたチューリップは、猪に掘り返されず道行く人の評判が良かった。
妻は評判を聞き、庭の入り口の自家用車の駐車場に花を植えたいと言う。
玉突きのように、自家用車用の駐車場がハヤトウリの計画地を奪うことになった。
ハヤトウリは、上の畑に植えることにした。
切った雑木で枠を作り、ハヤトウリを這わせることになった。
夏の陽ざし除けを兼ねることになった。
開墾した田んぼの道路端を候補地にした。
ハヤトウリは、猪に食べられないだろうし、散歩する人の癒しと日陰になるだろう。

明日から、叔父さん家の庭で伸びた木の剪定をする。
植木屋が使う三脚を二台。
地下足袋、安全ベルトとゴーグルを新たに揃えた。
鬱蒼とした金木犀の中の枝から間引くことになる。
くろがねもちかと思ったが、もっこくらしい。
これも同様に間引く作業から始める。
明日切った枝は、軽トラックに載せて島の畑まで運搬する。
明後日、三脚にあゆみ板を渡し周りの枝と芯止め(地上3mくらいか)をする。
作業終了後、道具と伐った枝をまた畑まで運ぶ。
残れば、また来週の作業となる。

こんな具合に、作業と遊びにまず取り掛かり、
「どこまでやるか」と工夫する。
妻は、ライ麦粉入りのセミハードパンを焼く準備をしている。
叔父さんと子供たちに送るためです。

東北の山間で、昔マタギだった友人から米(あきたこまち)が届く。
お返しに、友人が食べてみたいという猪のロース肉を送ろうと思う。
できたら、猪の牙でもあれば一緒に送りたい。
マタギ(熊やウサギの猟師)の友人たちと話が弾むことだろう。
島内の同級生が猪を捌くので、牙を譲ってもらえるか話してみよう。

こうして、少しずつ近所や友人と関係ができ、「どこまでやるか」と匙塩梅となる。
ゆるゆると里の生活に挑戦する日々が続く。
私達でも役に立つと、少しずつ工夫をする。

2022年4月22日
コメント
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