
絵のタイトルは、「ぼくにちょうだい」です。
この二匹が、引っ越し途中に我が家で一泊します。
植木鉢、棚に載っている物をすべて納屋と押し入れに避難させました。
何しろ、初めての家であり、わんぱくたちです。
暗闇の 水泥棒に 煙草火で
実によく降ります。
今日のタイトルは、「雨のち雨」です。
島の道は、海沿いに走っています。
町並みを外れると、外周道路のあちこちに水たまりができます。
それを自動車が跳ね上げます。
歩行者は堪ったものではない。
速度を落とさない運転者に向けて、弓矢を構えて脅したと新聞記事を読んだ。
さすがに、それは行き過ぎと言うものです。
泥水をかけられたとて死ぬものではないからです。
中には、速度を極限まで落として通り過ぎる運転者もいる。
後続車も続かざるを得ない。
線状降水帯にならないように祈るだけです。
長い間、水不足の島の灌漑設備はぜい弱です。
山に生える植物は松を中心として、その他の木々も常緑樹は少なく保水力がありません。
土壌は、隆起した火山岩が風化した真砂土が中心です。
雨が降ったら、少しだけ浮く水も溜まることはありません。
すぐにからからです。
線状降水帯は、表面に浮く木々をおこし、溝に集まる雨水が土石流の卵を産みます。
長雨に耐えられる地盤は少なく、一挙にずれ落ちます。
4年前の洪水の爪痕(ブルーシートで覆われている)が、島のあちこちに見られます。
砂防ダムもありますが、ほとんどのダムが土砂で埋まっています。
土石流を砂防ダムで止められるでしょうか。
「雨のち雨」でした。
これが過ぎると、長い夏がやってくる。
2022年4月29日