故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨のち雨

2022-04-29 13:02:00 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぼくにちょうだい」です。
この二匹が、引っ越し途中に我が家で一泊します。
植木鉢、棚に載っている物をすべて納屋と押し入れに避難させました。
何しろ、初めての家であり、わんぱくたちです。


暗闇の 水泥棒に 煙草火で 

実によく降ります。
今日のタイトルは、「雨のち雨」です。
島の道は、海沿いに走っています。
町並みを外れると、外周道路のあちこちに水たまりができます。
それを自動車が跳ね上げます。
歩行者は堪ったものではない。

速度を落とさない運転者に向けて、弓矢を構えて脅したと新聞記事を読んだ。
さすがに、それは行き過ぎと言うものです。
泥水をかけられたとて死ぬものではないからです。
中には、速度を極限まで落として通り過ぎる運転者もいる。
後続車も続かざるを得ない。

線状降水帯にならないように祈るだけです。
長い間、水不足の島の灌漑設備はぜい弱です。
山に生える植物は松を中心として、その他の木々も常緑樹は少なく保水力がありません。
土壌は、隆起した火山岩が風化した真砂土が中心です。
雨が降ったら、少しだけ浮く水も溜まることはありません。
すぐにからからです。
線状降水帯は、表面に浮く木々をおこし、溝に集まる雨水が土石流の卵を産みます。
長雨に耐えられる地盤は少なく、一挙にずれ落ちます。
4年前の洪水の爪痕(ブルーシートで覆われている)が、島のあちこちに見られます。
砂防ダムもありますが、ほとんどのダムが土砂で埋まっています。
土石流を砂防ダムで止められるでしょうか。

「雨のち雨」でした。
これが過ぎると、長い夏がやってくる。

2022年4月29日
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激取れのスポンジ

2022-04-29 03:49:13 | よもやま話

「今日もご安全に」が絵のタイトルです。
横須賀、三浦と横浜に続く裏山(標高200m)のような山塊で、
5体の石仏を巡りました。


銀行に 長蛇の列が あの休み

シェアハウス 今日から闇に ガチャポンと

妻の娘が引っ越すと言うので、手伝いに行った。
私達の役目は、台所、トイレと風呂の掃除であった。
私は、風呂と脱衣室を担当した。

選んだ洗剤は、泡洗剤で酸かアルカリが入ったもの。
スポンジは、激取れと書かれていたような気がする。
今日のタイトルは、「激取れのスポンジ」です。
風呂の床にこびりついた黒カビを取ろうと、洗剤を撒きスポンジでこする。
滑り止めの凹凸に沿って黒カビは貼りついている。
皮脂と石鹸でカバーされ、厚みさえ感じた。

洗剤で浮かして、スポンジで剥がせばすぐに取れると判断した。
ところが黒カビはこすっても取れない。
何度もこすると少しずつ剥がれてきた。
洗剤に含まれる強いもので、換気していてもむせ返る。
こすったスポンジがあまりにも取れるので、観察した。
綿毛のような(石綿と判断)生地をプラスチック製のスポンジに練りこんでいる。
スポンジで丹念にこすると、汚れはからみとられて少しずつ剥がれていく。
一時間は床を、あと一時間はアルミ製のドアとプラスチック製の風呂ユニットをこすった。
入りたくない風呂が、入りたい風呂に激変した。

引っ越し荷物をトラックに積み込むまでの2日間、娘は風呂を楽しむことでしょう。

2022年4月28日
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