故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

双胴船をいただく

2022-01-28 14:03:43 | プロジェクトエンジニアー

写真は、「双胴船」です。
力持ちなら、二人で積み下ろしできる重さです。
90cmだけ、軽トラからはみ出します。
赤い旗をぶら下げて運ぶことになるでしょう。
問題は、軽トラが乗り込める砂浜があることと、渚迄運ぶことです。
楽しみが増えました。


杵柄は できなくなっても うならせる

ボーズ続きの釣りである。
冬は釣れない。
場所を変えても、餌を変えても、干満を考慮しても釣れない。
泳いでいる魚の鼻先に餌を降ろしても、見向きもしてくれない。
ルアーもワームも試した。

岸壁から投げ釣りです。
桟橋からも投げ釣りです。
100m沖に船が数隻出ている。
釣れるのかそうでもないのか、数時間は粘っている。

船を取りに来いと、妻のおじさんから連絡が入った。
さっそく軽トラに乗って出かけた。
今日のタイトルは、「双胴船をいただく」です。
軽トラに載せられるものか心配であった。
双胴船の寸法は、巾1.2mx長さ2.8mx高さ0.5mのFRP製だった。
手漕ぎなら4人、船外機をつけたら二人のりと説明を受ける。
軽トラ(巾1.5mx長さ1.9m)からはみ出す大きさである。

おじさんは、車庫の梁にワイヤーと滑車で船を吊り上げて保管していた。
吊っている船の下に軽トラを入れ、ワイヤーを降ろした。
双胴船は軽トラの荷台に斜めに座り、路面からの高さは2.8mとなった。
これなら、島のトンネル(高さ制限3.2m)も通過できる。
私は昼飯でアルコールをいただいたので、帰りの運転は妻になった。
高速道路で向かいから来たパトカーにも、フェリーの船員にも注意は受けなかった。
積み荷のボートが異様であり、向かい風にあおられはせぬかと気を使った。
島の電線もクリアーし、一時間ほどでなんなく我が家に着いた。

身体を悪くし、いろんなことが出来なくなったとおじさんは言われる。
年をとったらクラブのしなりを活かしたスイングだと手ほどきを受け、
冬のメバル釣りには、昼は藻えび、夜はゴカイと教えていただく。
いろんなことが出来なくなっても、話題に尽きることはない。
遊びも、仕事においても師匠である。
私は、船の保管と運搬の方法を考えて眠れなくなった。
とにかく楽をしろとおじさんは教えてくれる。

2022年1月25日
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