広島市内の的場から猿猴川を渡って広島駅に向かう。
猿猴川にこのボート小屋があります。
ドーム行きと看板がかかっています。
原爆ドームのことでしょう。ドームまでの渡船があると言うことでしょう。
20歳まで広島で暮らしました。
学校と家の往復をしただけでした。
広島のことをよく知っているかと問われれば、
甚だ心もとないのが実情です。
今日のテーマは、「田舎育ちの田舎知らず」です。
日本人が、日本語を理解できる。
広島弁を理解できるから広島出身と言っても良いかもしれない。
都会に住んでいても、近所の人と話す機会は稀でした。
会社と家の往復の生活でした。
海外出張しても、ホテルと会社の往復でした。
国内出張も、同様でした。
高知県と和歌山県以外の日本中を仕事で歩きました。
この地に来てわずか一年です。
地域との関わりは、経験のないほど濃密です。
関わらないと生きていけないからです。
今まで何をしてきたんだろうと言う思いです。
浮草人生でした。
何度か書きましたが、この地へ来てよかった。
都会で暮らしていた頃は、休日は一日中家でごろごろしていても良かった。
ここでは、それは出来ません。
休みの日は、畑や家のこと、また地域のことを手伝います。
何が良かったのか。
何が悪かったのか。
お金に使われていたように思います。
お金(自分のため)にならないことはしない。
これは極端な言い方です。
田舎育ちが田舎を知らないこともある。
都会暮らしが、都会の良さを実感できないでいる。
お金が介在しなくても、楽しいことがある。
お金が無くては何事も始まらない。
このさじ加減でしょうか。
何か気づいたような、するりと逃げたような感覚です。
無理するな 一日一歩 ゴーヤのび
2017年6月25日
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