故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

眠れないので寝ない

2022-04-26 02:58:43 | よもやま話

絵のタイトルは、「棘もいぼいぼも味」です。
ゆずの皮だけが欲しい。
そうはいきません。
採る時とげが刺さり、見た目は不細工な柑橘です。
うどんの汁(つゆ)に浮かんだ黄色い小片が、幸せ感を増幅させます。


昔から 忘れた今も こうだった 

今日のタイトルは、「眠れないので寝ない」です。
今日はゴルフに行きます。
予報では朝から雨で、一日続くようです。
そのため、早めに寝たのですが2時間ばかりで目が覚めてしまった。
もう少し寝ようとしましたが、眠れないので起きました。
それだけのことです。

年齢が嵩み、義務的仕事もなくなると、朝早く起きるようになります。
次は、すべき仕事もないから身体も疲れない。
よって、眠りは浅く、夜間十分な睡眠をとれなくなります。
睡眠が足りないから、食後に居眠りをするようになります。
眠れないと悩むより、起きて眠くなるまでなんかすればよい。
また、力仕事をするようになれば、疲れて眠れるから。
今までとは、違う生活であり、習慣です。
それなりにと言うことです。

先輩は胃がんの手術後、病院内を点滴のスタンドを押しながら歩き回ったそうです。
胃ろうから栄養を摂るからできた。
半年後、胃ろうをはずすときが来ました。
一日に6-7回少しずつ口から食事を摂るようになりました。
胃が無くなったから、横にもなれず食べたものが腸内に納まる迄横になれなかった。
思うように消化できない、夜眠れない日々が続いたそうです。
横になれないから床ずれができ、さらに眠れなかったそうです。
術後一年間は、昼間電話すると、いつも寝ぼけ声でした。
なんだ眠れているじゃないかと思いました。

これまた別の先輩の話。
先輩は張り切ろうと、バイアグラを飲みました。
肝心な時、叱咤激励の効果なく、翌朝の会議の時に効き始めたそうです。
あれは止めとけと、笑えないアドバイスをいただきました。

今は、無尽蔵な時間があり、慌てることはないのです。
そうなんだなと、少しだけ余裕を持って考えるようにしています。
元通りではない身体になったと考えるより、
戻りたい生活も大変だった、
今の暮らしも大変だなで、いいじゃない。

2022年4月26日
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はぜ付き地下足袋

2022-04-23 06:13:29 | よもやま話

さすがに、地下足袋の絵はなく、これ(絵のタイトル:ぴょんぴょん)にした。
思えば、ナイキのこの靴が軽く(280g)て便利じゃないだろうか。
持って行くことにした。


生卵 母頑張れと 腹下す 

今日のタイトルは、「はぜ付き地下足袋」です。
植木の剪定をやるために、地下足袋を買った。
12枚のこはぜ付きにした。
いなせな植木屋のつもりです。
チャタレー夫人のような女主人もいないだろう。

初めてのこはぜを留めていく。
左の足は、一番外のはぜでも留めにくい。
右足も同じ外側にしたら、地下足袋の中で足が動く。
外側から二つ目にした。
しっくりきた。
ということは、右足が左足より細い。
8年前の腰痛(ヘルニアの手術を覚悟、休んで治しキャンセル)以来、右足甲が上がらなくなった。
左足の負担が増えて、左足は太くなり左足は細くなった。
リハビリをしなかった罰でしょう。

地下足袋用に5指用靴下も買った。
汗取り用のタオル地ハチマキも買った。
安全ベルト(意外と高い)を絞めてみたが、窮屈です。
必要と思われる資器材を軽トラに積み込みました。
ここまで準備して、木から落ちたら笑えます。
90歳に認められるほど、70歳近い私でありたい。

いざ、出発。

2022年4月23日
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どこまでやるか

2022-04-22 07:05:19 | よもやま話

絵のタイトルは、「ふわふわからぴょんと生まれる」です。
なにかなあ。
感じることが、はじまりです。


山海の 恵みやりとり ささやかに

今日のタイトルは、「どこまでやるか」です。

島の海岸は、ぐるりと防波堤が回っている。
防波堤に切れ目があり階段を使って浜に下りる。
ボートを防波堤から砂浜に降ろせる場所を、島の中で三か所見つけた。
潮の干満もあり、遠浅だとボート運搬の距離が長い。
淵迄急激に落ちた場所は、降ろす時は良いが上げるときに難儀する。
私は、12Vのギア減速機付きモーターとワイヤーで巻き上げたい。
妻は、竹を砂浜に敷いてその上を人力で押すことを提案する。
週に一回の頻度なら、人力で始めることを選択する。
ボートを進水させた。
後ろ向きにオールで漕ぐわけだが、まっすぐは進まない。
これは、練習しかないでしょう。

東北から持ち帰ったハヤトウリをどこに植えるか話し合う。
自宅側の畑に植えようと計画した。
自家用車とトラックがある。
昨年冬に恐る恐る植えたチューリップは、猪に掘り返されず道行く人の評判が良かった。
妻は評判を聞き、庭の入り口の自家用車の駐車場に花を植えたいと言う。
玉突きのように、自家用車用の駐車場がハヤトウリの計画地を奪うことになった。
ハヤトウリは、上の畑に植えることにした。
切った雑木で枠を作り、ハヤトウリを這わせることになった。
夏の陽ざし除けを兼ねることになった。
開墾した田んぼの道路端を候補地にした。
ハヤトウリは、猪に食べられないだろうし、散歩する人の癒しと日陰になるだろう。

明日から、叔父さん家の庭で伸びた木の剪定をする。
植木屋が使う三脚を二台。
地下足袋、安全ベルトとゴーグルを新たに揃えた。
鬱蒼とした金木犀の中の枝から間引くことになる。
くろがねもちかと思ったが、もっこくらしい。
これも同様に間引く作業から始める。
明日切った枝は、軽トラックに載せて島の畑まで運搬する。
明後日、三脚にあゆみ板を渡し周りの枝と芯止め(地上3mくらいか)をする。
作業終了後、道具と伐った枝をまた畑まで運ぶ。
残れば、また来週の作業となる。

こんな具合に、作業と遊びにまず取り掛かり、
「どこまでやるか」と工夫する。
妻は、ライ麦粉入りのセミハードパンを焼く準備をしている。
叔父さんと子供たちに送るためです。

東北の山間で、昔マタギだった友人から米(あきたこまち)が届く。
お返しに、友人が食べてみたいという猪のロース肉を送ろうと思う。
できたら、猪の牙でもあれば一緒に送りたい。
マタギ(熊やウサギの猟師)の友人たちと話が弾むことだろう。
島内の同級生が猪を捌くので、牙を譲ってもらえるか話してみよう。

こうして、少しずつ近所や友人と関係ができ、「どこまでやるか」と匙塩梅となる。
ゆるゆると里の生活に挑戦する日々が続く。
私達でも役に立つと、少しずつ工夫をする。

2022年4月22日
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山菜が届く

2022-04-21 05:46:58 | よもやま話

とぼけたかまきりさんの一言、「あのウェストがたまらんな」(絵のタイトル)です。
言ったかどうか、馬鹿な男の声でしょうか。
昭島のベランダに植えた、日よけ代わりのへちまにいたかまきりです。


からし菜を 教えに茹でる 辛くない

東北の友人から「山菜が届く」(今日のタイトル)。
ダンボール箱に大きなビニール袋を入れ、山菜(こごみ、たらの芽)が入れてある。
山菜を取り出そうとすると、濡れた新聞紙に振れた。
山菜はほんのり冷たく、冷蔵で送ったのかと底(アイスパック)を探る。
アイスパックは無くて、今度は送り状を確認する。
冷蔵で送ってはいなかった。
東北からの宅急便は2日間かかる。

さっそく、友人にお礼の電話をした。
「俺のようにピンピンだ」と言うと、「うそこけ」と返す。
妻が、相手を見てお礼に使う冗談を心得ているとほめてくれる。
友人の家の裏の畑に植えて、大事に増やしているたらの木です。
かつて牧草を植えていた畑で増やしたこごみです。
地域の誰が採っても良いとされていました。

ダンボール一箱の山菜は、家族二人の私達には多すぎる。
料理人がいる3軒には生で渡し、単身者と老人家族には天ぷらにした。
さっそく、夕飯で山のような山菜の天ぷらを食べた。
東北で食べた時より美味いと感じた。

ここでは決して採れない山菜の味です。
島で食べる山菜は、せりと蓬くらいです。
わらびも採れるが、山の中に入って迄は採らないし、収穫は極短期間です。

南の柑橘類、北の果樹と山菜。
互いに大量に獲れて美味しいものを送り合う。
良い友人が出来ました。
大量に送れる、捌ける人にしか届けない。
我が家は、やっと畑が形を成したばかりです。
これからかな。

2022年4月21日
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ちょっとだけ

2022-04-20 10:04:21 | よもやま話

ちょっとだけよと、全部見せてくれました。
「ゴルフ場の女」(絵のタイトル)のブロンズ像でした。


バックシャン ちょっとだけよと スリットに

今日のタイトルは、「ちょっとだけ」です。
ちょっとだけ始めましょうと、酒・博打・女と放蕩をしつくしました。
今日は、ネガティブな「ちょっとだけ」ではなく、ポジティブな「ちょっとだけ」の話をしましょう。

どうせ買う煙草なら、どうせ同じ値段ならといつものコンビニのあの人から買うことにしました。
いつしか世間話をするようになり、高校生の子供を紹介されました。
会うのは、いつものカウンター越しで、束の間の会話が一日の始まりでした。

妻の料理(パンづくりやジャムづくりなど)をちょっとだけ手伝いました。
何ミリに切ったらと質問します。
指示された5mmの幅で切っていたら、違うと注意されます。
なるほど、始まりは5mmでしたが、裏側は10mmでした。
それまでの私が創った料理は、11種類でした。
11種類から、定番の2種類とアラカルト(11種類から3種類をチョイス)で弁当を7個作りました。
家族は6人です。病気だったかみさんには朝ごはんも作ったので7個です。
ある日帰りが遅くなり、デパ地下で半額になったトンカツを買いました。
あくる日温めなおし、弁当に入れました。
二番目の娘が、「お父さん、今日の弁当はおいしかった」とほめてくれました。

今度、叔父さんの家の木を伐りに行きます。
4mになったくろがねと金木犀です。
ちょっとだけ、木を切ったり草をかったりした経験があります。
地下足袋と安全ベルトを購入し、格好だけでも安心していただけたらと思います。
90歳になる叔父さんには子供(男の子、もう定年前か?)がいます。
子供には、ちょっと頼みにくいのでしょう。
何でも言える姪の、しかも文句が言えない婿だもの。
頼みやすいのかな。
だからよ、とら刈りでもしかたがないさ。

2022年4月20日
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