地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ブータンにあしあと ~ブムタン→ティンプー~

2008年01月16日 | Weblog
ブムタンに2泊した後は、また長~い道のりを陸路ティンプー目指して移動です。
はっきり言って疲れています!
こんなことならブムタンにもう1泊ぐらいするスケジュール組めばよかった。


トンサゾンを見学するために朝早くから出発。



はいはい、こちらトンサゾンです。









他のゾンや寺院と同じような感じですよー。(もう投げやり


トンサゾンにてちょっと不思議な光景に遭遇。
ゾンの中庭で死にかけのセミを突付いていたスズメをお坊さん達が追い払っていました。

う~ん、殺生は禁物なチベット仏教ってのは分かりますが、動物や昆虫の捕食は放っておいてあげてもいいのでは?
どうせもうそのセミ死にかけやん・・・。
しかも坊さん達、自分では殺生しないくせに肉の入ったご飯食べるやん・・・。
しかもお寺の中に女を囲ってる坊さんとかいるやん・・・。

なんとも納得がいかない最近の出家事情。



さてトンサゾンから見下ろすのは、ブータンへの行き道に見たトレイル。




例のアメリカ人親子が初踏破したというトレイルで、一旦谷の下の川まで下り、斜面を登って反対側の道へ出るコースです。

明日、パロに戻ったら崖の上に建っていて到達するのがものすごいしんどいという噂のタクツァン僧院に行くので、ここで体力を使うのはやや不安ではありますが、せっかくなので歩いとこうか。


下りは楽チンです。
自然の匂いと音を楽しみながらテクテク山道を下り、谷底の川まで来ました。








どうやらこの橋はオーストリアのODAらしいですな。










さて、ここからは上りです。

思ったほどしんどくなく、サクサク上っていけました。
途中で伝説が書かれた看板などあり、「この崖から王子が身を投げ・・・」みたいな話が書かれていたと思います。(あやふやな記憶


私は一番に到着。
はるか向こう側の山の上にさっきまでいたトンサゾンが見えています。




ほら、こんな感じのトレイルを歩いて来たのです。
右上のトンサゾンから下って橋を渡り、左上がゴール。




到着してから待つこと15分ぐらいだったでしょうか、他のみんなもゴールしました。

余裕の1枚?





さて、旅の疲れの上に運動疲れまで加わり、車中はひたすら寝ながらティンプーへ到着。

えーっと、最後のホテルの名前は忘れてしまいましたが、老舗っぽい古いホテルです。
この旅は3人旅だったので、ホテルの部屋割りが2名+1名になることが多かったのですが、ティンプーでの最後の1泊は私が一人部屋。




窓から見える首都ティンプーの風景。
やはりブータン的にはとっても都会な一画です。





夕食は現地在住のJさんが再び加わり、ホテル内のレストランにて。

ここで予約がきちんと入っていないというトラブルに遭遇。
ガイドさんと運転手さんはもう家に帰ってしまっています。

Jさんがガイドのテンさんに電話してクレーム。

現地で仕事しているJさん曰く、「ブータン人は絶対に謝らない」でしたが、わざわざ戻ってきたテンさんの一言目は「I’m sorry」でした

う~ん、さすが日本人相手のツアー会社勤務。
その辺はしっかりおさえてるね。


私達が注文したのはインド料理。
おおっ、ネパール以来のカレーではございませんか!
しばらくブータン料理が続いて飽きた頃に嬉しいメニューです。





さあ、明日はブータン最終日。
明日も山道を車に揺られ、首都のパロを目指します。

そして待っているのはタクツァン僧院目指しての山登り!