地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

Linちゃん卒業式

2012年10月21日 | Weblog
数年間ジャカルタで働いていたLinちゃんが月末にとうとう帰国ということで、「Linちゃんジャカルタ卒業式」が開催された。

実は私はLinちゃんには2回ぐらいしかお会いしたことがないのだが、幹事さんからお誘いを受けたので、1人でも多く出席したほうがいいだろうと思い、行ってきた。


会場はうちのアパートに11月に新しくオープン予定のカフェテリア。
2階のテラス席に40人ほどが集まっていた。

今回、あらかじめ幹事さんたちから連絡をもらっていた、Linちゃんへのサプライズプレゼントがある。
それは、Linちゃんがインドネシアでやり残したこと、ずばり、「インドネシアの衣装を着て写真を撮る」だった。

Linちゃんには内緒で会場にはヘアメイクさんも呼ばれていた。

しばし食事を楽しんだ後、司会者の案内でLinちゃんが呼ばれ、プレゼントの内容が告げられる。
そして手回しのいいことに、出席者の中から男性モデルも1名選出されていた。


というわけで、衣装に着替えると公開メイクスタート。
ヘアメイクさんがおもむろにLinちゃんの髪に逆毛を立て始める。




ちなみに「ヘアメイクさんを呼んでいる」と聞いていたので、デパートの化粧品売り場にいるような黒いパンツスーツを着たきれいなお姉さんを想像していたが、ジルバッブを被った普通のインドネシア人だった…。
あと、持参したメイク道具も「それ塗られると肌荒れしない?」みたいに不安をあおる感じのやつだった…。



Linちゃんの髪の毛がすごいことになっているので、一体どうなることやらと心配していたら、





その後きちんと髪をまとめ始めた。ホッ。





後ろに大きなウィッグ(地毛と全然色が違いますけど…)をつけ、





髪飾りを刺していく。





そのあと派手なメイクを施してできあがり。
これはスマトラ島の正装らしい。




まるで結婚式のようだけど、結婚式の衣装ではないらしい。
そしてこの男性は単なるボランティアであり、Linちゃんの夫は日本にいる。



衣装はもう1種類用意してあるので、写真撮影が終わると2着目に取り掛かる。

次のはバリ島の衣装。





出席者が次々と一緒に写真を撮り、まるで観光地と化していた。





それから場所を移動して、プールサイドで集合写真を撮り、最後は大きなケーキが用意されていた。




そしてなぜかケーキカットの儀式あり。





帰り際にはバリの衣装を着た2人が、参加者1人1人に花を手渡してくれ、まるで結婚式。
でも彼らは夫婦でもなければ、これは結婚式でもない。

なかなか手の込んだ派手な企画だった。
幹事陣に敬服。