地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ハノイ!

2013年06月09日 | Weblog
5月の4連休、同じアパートのまきさんと一緒に5年ぶりにハノイに行ってきました!


ジャカルタからハノイへの直行便はないので、今回はシンガポール経由で。
シンガポール空港は只今キャンペーン中で、空港内で使える40シンガポールドル分のバウチャーがもらえるのだ。

空港内のインフォメーションカウンターでパスポートとチケットを提示するともらえる。
カウンターに先に並んでいたインドネシア人たちは、団体旅行さんらしく、代表の人が10冊も20冊もパスポートを持っていて、なっかなか順番が回ってこない!
がるるる、インドネシア人め。

と思っていたら、今度は中国語を話すおやじ団体が列に割り込もうとしてくるので死守。
ふぅ、気が抜けないわ。

バウチャーで何買おうかな♪
特に欲しいものもないので、インドネシアでは非常に高いワインを空港の免税店で買って帰ろう。
まきさんはお気に入りのジンがあるらしく、バウチャーをゲットすると「じゃ、ゲート前集合で!」と言ってそそくさと免税店へ向かっていった。
あの~、私もワイン見たいから行先同じなんですけどぉ。

まきさんを追いかけて免税店に行くと、まきさん目の色が変わってる!
なんか、ものすごい真剣な顔でお目当てのジンを探しており、目の前にいる私の存在は全く見えていない様子…。


バウチャー限度内で買えるワインを物色してみたけど、どれがおいしいのかもさっぱり分からない。
行きは乗り継ぎ時間が短くて心配なので、ワインは帰りに買うことにして、先にゲートへと向かう。

しばらくまきさんを待っていたけど、なかなか来ない。
お目当ての品が分かっているはずなのに、なんでこんなに遅いんだ。
もう搭乗案内始まってるよ~、まきさん。
ひょっとして行きから別れ別れに?
私1人でハノイ?(それはそれでいいけど。)
と、いろんなことが頭をよぎる。

だいぶギリギリになってようやくまきさん登場。ホッ。
お目当てのジンはしっかりゲットできたようです。


無事に飛行機に乗り込んでハノイへ~。

現地に着いたらさすがにインドネシアよりしょぼい空港が懐かしい。
普通に空港タクシーに乗ろうかと思ったけど、空港内のカウンターの呼び込みで「只今往復キャンペーン中」ってのがあって、通常の空港タクシーよりは高いけど、高級ホテルに泊まる手前、ここはケチらずお金を出しましょう!

さて、空港から市内へ向かう途中の懐かしい風景を満喫。
しかし車の量少ないな~~~!
私がハノイを離れた2007年時点で、「最近車が増えてきたから道渡る時危ないね」と言ってたのだが、ジャカルタに比べたら全然車いない!
渋滞がないってこんなにもストレスがないことなのかと改めて実感。

車はスイスイ進んで小1時間で市内へ。
同じ小1時間でもジャカルタだと渋滞でほとんど車が前に進まないもんね。

着いた先は、憧れの「ソフィテル・メトロポール・ハノイ」です。
ここのアフタヌーンティーには来たことがあるが、宿泊はあまりに高くて仕事でもプライベートでも泊まったことがない。
クラシックな雰囲気がとってもグー。

ロビー風景。









部屋の中。















無料でついてくる水までもがおしゃれにカバーされている。
写真には撮ってないけど、中のボトルもソフィテル・メトロポールのおしゃれなボトルだった。





廊下の吹き抜け。






共有部分に設置されている、クラシカルな電話。
ちゃんと通じるみたい。





ホテル前にはクラシックカー。





時々玄関あたりでモデルさんがポーズを取って雑誌か何かの撮影をしていたりする。


荷物を置いて落ち着いたら、早速町歩きへGO!
ここで判明するのだが、まきさんは「ザ・地図が読める女」。
某大手建設会社のディベロッパーという職業柄か、初めて来た土地でも地図を見てすぐに全体像を把握。

私が早速ホアンキエム湖への方角を間違いかけたら、まきさんがすかさず「今こっちから日が射してるから、反対方向だよ」と!
あ、あなた山の中でもサバイバルできますね?


懐かしのホアンキエム湖。









久しぶりにお寺にも入ってみた。


















「偽物ではないか?」と噂の伝説のカメのはく製にも久しぶりにご対面。





それにしても、ハノイは暑い!
こんなにも蒸し暑かったっけ、ハノイって?
あらためてジャカルタって意外と過ごしやすい気候だったことを実感。
ハノイではまるで蒸し風呂の中にいるみたいに、次から次へと汗が流れおちてくる。

暑くて疲れたので、ホアンキエム湖を見下ろせるカフェでちょっと休憩。








小腹が空いたので、早速海鮮揚げ春巻きを注文してみたけど、ちょっと失敗だった…。
くぅぅ、1食たりとも無駄にしてはいけないというのに、初回でしくじったぁ~!





この後、「明日の予定どうする?」と言うことになり、旧市街のツアー会社を数件回る。
まきさんはいくつか行きたい場所があるようだけど、全部行ってるとハノイでグルメができないため、2個ぐらいに絞り込まなくては。
私は住んでたので特に希望なし。

しかしどういうわけか、いつものまきさんらしからず、悩む、悩む。
あーでもない、こーでもない、と言いつつツアー会社で値段やスケジュールを聞いてるうちに、大雨…。
それでも歩き回ってヘトヘトに。

某ツアー会社では値段で折り合わず、「じゃあ残念だけどいいです。ありがとう。」と立ち去ると、雨の中わざわざスタッフが追いかけてきて、「勉強します」的なことを言ってきた。
だけど、こっちもまだはっきりとした予定を決めかねていたので、「まあ、考えときます」みたいな感じに。
ちょっと悪かったかなあ。

後で分かったことだけど、ベトナムって結構お土産屋さんとかでも、値段交渉が成立しなかったので、「じゃ」と立ち去ると、必ずと言っていいほど追いかけてきて値引きしてくれる。
みんな結構必死。
それにしても、一体原価はいくらなんだろうか?


夜は私の希望で、Quan Com Phoにて食事。
お豆腐の揚げたのと、カエルの炒め物、そして素焼きの壺に入った白米。









久しぶりで感激♪


食後、徒歩で旧市街エリアに戻る際も、まきさんが威力を発揮。
「この道をまっすぐ行って、次ぐらいで曲がれば近いよ」と、まるで住んでいたかのような把握のしぶり。
私はただただ、まきさんの後をついて行くのみ。(2年も住んでたのに…。)

再び旧市街でベトナムコーヒーを飲んで、ベトナムにいることをしみじみと味わう。
昔からある法人向け無料情報誌「SKETCH」も、大判になってました。





さて、明日は半日ツアーでヴァンフックというシルクの村に行くことに決定。


つづく