アエネアスは己を確かめる、迷いが消えていく、これから起きる次の事態、
トラキアのエノス上陸についての思考に没頭する。
一国の統領として為す重責を担っている。
為す国家経営の大事は、正邪ではなく、一国の行為としての正当性であった。
アエネアスとイリオネスがパリヌルス、アレテスほか副衝格の兵3名を含めて打ち合わせを行う。
『パリヌルス、どうだ?エノスには事なく着くか?』
『風は船をまともに押しています。陽のあるうち、夕刻早めに着きます。少々海が荒れる心配がありますが』
『上陸に際して、一戦を交えなければならない懸念がある。その時は交戦を辞さない。いいな!心しておいてほしい』
[一択!建国の大地へ] vol.4 第6章 トラキア、エノス港 より
何卒、アマゾンキンドル電子書籍をお読みいただければ幸いです。 著者 山田秀雄
トラキアのエノス上陸についての思考に没頭する。
一国の統領として為す重責を担っている。
為す国家経営の大事は、正邪ではなく、一国の行為としての正当性であった。
アエネアスとイリオネスがパリヌルス、アレテスほか副衝格の兵3名を含めて打ち合わせを行う。
『パリヌルス、どうだ?エノスには事なく着くか?』
『風は船をまともに押しています。陽のあるうち、夕刻早めに着きます。少々海が荒れる心配がありますが』
『上陸に際して、一戦を交えなければならない懸念がある。その時は交戦を辞さない。いいな!心しておいてほしい』
[一択!建国の大地へ] vol.4 第6章 トラキア、エノス港 より
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