★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

留萌本線の鉄道旅

2016-05-15 07:00:00 | 鉄道の記事
 鉄ちゃん仲間のツッキーさんから誘われ、JR留萌本線終着駅の増毛 (ましけ) 駅まで日帰りの鉄道旅をしてきました。
 今回、参加したのは私を含め4人です。

 5月14日(土)、地下鉄北34条駅を6時02分に発車する始発に乗車し、地下鉄さっぽろ駅で下車。

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 JR札幌駅で一日散歩きっぷを2,260円で購入。

 札幌駅を6時42分に発車する滝川行きの各駅停車普通列車に乗車しました。

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 8時11分に滝川駅に到着。駅舎から見た雪を被った暑寒別岳が青空に映え綺麗でした。

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 滝川駅から歩いて5分のレトロな喫茶店エビアンでモーニングセットの朝食です。

 札幌駅で購入した一日散歩きっぷは道央圏用です。北方面は滝川までしか行けません。このままでは増毛まで行けないので一工夫します。

1 滝川駅で滝川から深川までの乗車券450円と特急券310円を購入。
2 滝川駅を9時17分に発車するスーパーカムイ5号に乗車。
3 9時31分に深川駅に到着。
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4 深川駅で道北用の道北一日散歩きっぷを2,260円で購入。
 このきっぷで増毛まで行きます。

 なぜこのような面倒なことをするのかというと、道北一日散歩きっぷは深川駅・旭川駅・永山駅だけでしか買えないためです。
 なお、滝川から深川までの特急券を購入したのは、接続可能な普通列車がなかったためです。

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 増毛行き列車の発車まで1時間30分以上も時間があるので、近くの公園で花見をしながら軽く一杯。

 深川駅に戻り、増毛行き11時08分発の普通列車に乗車。

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 12時47分、終点の増毛駅に到着。思ったよりも多くの観光客が乗車していました。
 これは、留萌駅から増毛駅まで16.7kmを2016年12月の廃止が予定されているためだと思われます。

 昼食は増毛駅から歩いて5分の「まつくら」で。
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 私は特上生ちらし (左) を注文。今回の企画人のツッキーさんはジャンボ生ちらし (右) を注文。

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 昼食後は近くの国稀酒造の利き酒を楽しみました。

 利き酒の他に、かまぼこ店、コーヒー店などにも行きました。

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 帰りの列車です。増毛駅15時41分発の普通列車に乗車。
 列車内では国稀酒造で購入したお酒をチビリチビリ。

 深川駅に到着したのは17時16分でした。
 深川駅から岩見沢行き各駅停車の普通列車に乗り、岩見沢駅で区間快速に乗車。帰宅したのは21時でした。

 なお、留萌本線には2011年6月に北海道フリーパスというきっぷを使い乗車したことをブログに書いています。
 詳細はこちら。
 https://blog.goo.ne.jp/hirai-sapporo/e/903b933196d75d89ed72e303e72ffd0a
コメント (4)
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一日散歩切符の旅

2015-10-14 07:00:00 | 鉄道の記事
 JR北海道では、土日祝に限り広い地域の普通列車を乗り放題可能な 「一日散歩きっぷ」 を販売しています。
 詳しくはJR北海道のサイトをご覧ください。
 http://www.jrhokkaido.co.jp/network/kipp/d_4.html#sanpo_center

 10月12日(月)の体育の日に鉄道が大好きな知人達とこのきっぷを使って日帰りミニ旅行をしてきました。

 6時50分、JR札幌駅の東みどりの窓口に集合したのは私を含めて4人。
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 左上のきっぷが橙色なのは自動券売機で購入したため。
 残り3枚はみどりの窓口で発行してもらったもの。

 札幌駅を7時1分発の普通列車に乗車し、8時34分に滝川駅に到着。
 小雨の中、駅から5分ほど歩き、レトロな雰囲気の 「喫茶エビアン」 で朝食。

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 モーニングセットのホットサンド600円也。この後、サービスで滝川名産のりんごをいただきました。

 雨が強くなってきた中、滝川駅に戻り9時36分発の釧路行き普通列車に乗車。
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 実はこの列車、現時点では国内最長記録を持つ運行列車なのです。
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 定期普通列車としては最長運行時間の列車で、滝川から釧路まで308.4kmを8時間27分かけて走行します!
 残念ながら一日散歩きっぷでは利用地域を越えてしまうため、終点の釧路まで行けません。

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 列車内の乗車客は少なく、行儀が悪いですが足を伸ばし旅情を楽しみました。

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 最長列車の車窓から・・・。天候は回復してきました。
 紅葉を楽しみながら車内での雑談で盛り上がり、寝るヒマはありませんでした。(笑)

 このきっぷで行ける最も東側の新得駅で12時51分に下車。

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 新得駅前の 「せきぐち」 という蕎麦屋さんで新蕎麦を食しました。

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 新得駅14時10分発のスーパーとかち8号という特急列車で新夕張まで乗車します。
 ところで、一日散歩きっぷで乗車できるのは普通列車のみです。新得から新夕張までの区間には普通列車が運行していないため、同区間に限って特急列車に乗車できるのです。

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 15時10分に新夕張駅到着。
 下車し、近くの道の駅で買い物をしてから新夕張駅へ戻りました。ここで、もう1人が合流し5人で夕張駅へ。

 夕張駅滞在は僅か8分。乗ってきた列車に再び乗車し新夕張に戻ったのが16時51分。秋の日は釣瓶落としとはよくいったもので、もう暗くなってきました。

 普通列車と快速列車を乗り継ぎ、上野幌駅に到着したのは19時03分。
 もう既に夜の帳が降りて真っ暗な中、温泉を目指します。
 街路灯がない暗い道を歩き、さ迷うこと20分で 「天然温泉 森のゆ」 に到着。
 20分ほどの短時間で慌しく入浴。冷えた体を温めました。

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 20時のラストオーダーにぎりぎり間に合い、ジンギスカンとビールで乾杯~!

 夕飯後は、再び暗い道を歩き上野幌駅で乗車し、札幌駅に戻ったのは21時27分でした。


 今回の旅程を表にまとめてみました。

 通常運賃8,670円が一日散歩きっぷ2,260円で済み、入浴料600円+食事代で楽しめた充実の鉄道旅でした。
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寝台特急引退の報

2014-05-31 07:00:00 | 鉄道の記事
 2014年5月28日(水)付け北海道新聞夕刊の1面に 「寝台特急トワイライト引退」 という記事が掲載されました。

 記事を引用すると、大阪-札幌を結び、約1500キロと日本一長い走行距離で知られる豪華寝台特急 「トワイライトエクスプレス」 が車両の老朽化を理由に、来春限りで姿を消す、というもの。

 記事を拝見して、やはりね、というのが正直な感想です。
 私が初めてトワイライトエクスプレスに乗車したのは2008年のことでした。

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 札幌駅で撮影した先頭客車です。(大阪発なら最後尾客車)
 先頭になっている展望客車の寝台券はプラチナチケット。入手は困難です。目的地に安く速く着きたいというかたは飛行機でどうぞ。

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 富山駅通過後に食堂車で食べた朝食です。
 このときは札幌から京都までの乗車でした。

 このブログを始めた2010年以降も何回かトワイライトを利用していて、記事のリンクを張っておきます。
 【2011年12月15日の記事】
 【2012年6月6日の記事】
 【2012年6月9日の記事】

 車両の豪華さといった観点でみれば、札幌から上野までを走る寝台特急カシオペアのほうが上です。
 【寝台特急カシオペア乗車記】もご覧ください。

 トワイライトは老朽化が進んでいたことと、北海道新幹線の開通を控え、存続は難しいだろうと思っていました。
 実際に引退という報を聞くと、寝台列車好きとしては一抹の寂しさを感じます。
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JR江差線の廃止

2014-05-13 07:00:00 | 鉄道の記事
 JR江差線が2014年5月11日の運行を最後に廃止されました。

 江差線は旧国鉄時代の1936年(昭和11年)に全線開通。今回の廃線で78年の歴史に幕が下ろされました。

 北海道の鉄道路線は、時間の経過とともに乗れなくなる路線が出てくるため、3年前に北海道フリーパスというキップを使い、北海道内全路線を7日間で乗車したことがあります。
 詳細は【2011年6月 北海道フリーパスの旅】をご覧ください。

 2011年に撮影した江差線の様子です。

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 始発の木古内(きこない)駅です。

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 木古内駅前にあった食堂。名前がユニークですね。

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 木古内駅で乗車したキハ40-811列車です。乗客は3名。

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 終点の江差(えさし)駅です。

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 帰路の途中。乗客は私を含めて2名だけなので、足を伸ばし、ゆったりと流れる景色を楽しみました。


 旧国鉄が民営化された1987年4月以降、JR北海道として廃止された路線の一覧が北海道新聞2014年5月10日付け朝刊31面に掲載されていました。引用しておきます。

 1987年7月 幌内線 岩見沢~幾春別 18.1km
 1988年1月 松前線 木古内~松前 50.8km
 1988年4月 歌志内線 砂川~歌志内 14.5km
 1989年4月 名寄線 名寄~遠軽、中湧別~湧別 143km
 1989年4月 標津線 厚床~中標津、標茶~根室標津 116.9km
 1989年4月 天北線 音威子府~南稚内 148.9km
 1989年6月 池北線 池田~北見 140km ※
       (※ ふるさと銀河線として2006年6月まで存続)
 1994年5月 函館線上砂川支線 砂川~上砂川 7.3km
 1995年9月 深名線 深川~名寄 121.8km
 2014年5月 江差線 木古内~江差 42.1km

 今後、廃止されるかもしれない路線密度が低い路線のうち、ちょっぴり面白い路線があるので、今年中の乗車を計画しています。
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路面電車M101

2013-08-28 07:00:00 | 鉄道の記事
 前の記事【市電フェスティバル】の続きです。

 8月25日(日)に開催された市電フェスティバルでは、私のお気に入りのM101車両をじっくり見ることができました。
 なお、【ウィキペディア 札幌市交通局M100型電車】に詳しいことが書いてあります。


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 お気に入りのM101と記念撮影。
 車体色は1980年代の塗装色のまま変わっていません。色が変えられたり車体広告でけばけばしいラッピング車両とは一線を画している唯一の車両がM101なのです。
 このM101だけは元のカラーリングのままでと願うのは私だけでないと思います。

 なお、元々M101は、Tc1という車両と連結されていた親子電車です。札幌に引っ越してきた当時、この連結状態のM101に乗った記憶があります。1970年(昭和45年)10月に連結を解除され今に至っています。Tc1は現在、自衛隊前駅の高架下にある札幌市交通資料館で余生を送っています。

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 エンブレムのアップです。

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 M101の中央ドア。
 現在、営業走行している路面電車31両のうち、ドアが両開きなのは、このM101と2013年に導入された新型車両の2両だけです。

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 運転台の左上に掲示された車両プレートです。昭和36年(1961年)製造なので現役生活53年目ですね。
 古すぎて補充部品が殆どないため、修理の都度、部品を手作りすることが多いそうです。

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 M101の運転台です。外の黒い車両は新型車両。

 M101を間近で見ることができた幸せな時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
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