★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス4日目、予想外のオーロラが)

2024-12-13 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス3日目) 】からの続きです。

 フェアバンクス4日目の12月2日(月)になりました。今夜も晴れそうですが、オーロラ出現予報はあまり芳しくありません。
 夜になって、八重樫さんから勧められたフェアバンクスのライブWebカムを見ても北の低空に淡いオーロラが見えているだけ。

 遠征をどうしようかと居間で思案中に、コスタリカから来たという若い男性フーアン(Juan)と話し込みました。


 Juanは火山を見るのが趣味のようです。彼がドローンで撮影した世界各地の見事な火山の画像を見ているうち、私は遠征することを決断し居間から出ようとすると、Juanから思いがけない提案がありました。

 Juanが言うには、
「僕は今晩深夜の飛行機に乗らないといけない。レンタカーも22時までに空港で戻す必要がある。よければだけど、僕の車を少し早めに返却してあなたの車で一緒に近場まで遠征。私が搭乗に間に合うよう1時ごろまでに空港へ戻るというのはどう?」

 ナイスアイデアということで同意。お互いに身支度をし2台の車で空港近くのガソリンスタンドへ。給油後、空港に到着しJuanはレンタカーを返却。私が運転する車に同乗し近場の遠征場所へ。
 このときも2023年春にロケハン済みだった経験が生き、車で20分ほどの場所を即座に選択できました。

 幹線道路脇の駐車スペースに到着したのは21時40分ごろ。淡いオーロラが夜空の1/3ほど覆い始めていました。

M127-7969
 お決まりの記念撮影。予想外の明るいオーロラが出始めて、遠征して正解でした。
 左が私。右のJuanからブログ掲載の承諾済み。気温はマイナス26度。風があまりないせいで暖かく感じます。焦点距離7.5mm対角魚眼、露出10秒、絞りF2.8、感度ISO8000、淡いライトで2人を照らし21時50分にミラーレスカメラで撮影。

M127-7991
 夏の大三角形とオーロラ。
 焦点距離7.5mm、露出10秒、絞りF2.8、感度ISO8000、22時29分に撮影。

M127-8000
 ピラー状の明るいオーロラが突然見えてきました。
 焦点距離7.5mm、露出6秒、絞りF2.8、感度ISO8000、22時38分に撮影。

 Juanが私の発する日本語を覚えたと言ってます。「凄ーい」という日本語でした。私が何度も言うので覚えたとのこと。(笑)

M127-8316
 北の空に広がったオーロラです。右下はフェアバンクスの街明かりです。
 焦点距離7.5mm、露出5秒、絞りF2.8、感度ISO8000、23時36分に撮影。

M128-8509
 冬の1等星と木星(中央)と火星(左)です。
 焦点距離7.5mm、露出5秒、絞りF2.8、感度ISO8000、0時15分に撮影。

 そろそろJuanがフェアバンクス空港に戻らなければなりません。日付けが変わった0時30分ごろに撤収作業を開始。
 12月3日(火)の1時にJuanをフェアバンクス空港へ送り、アディヨ〜ス。バイバーイ。日本に来るときは連絡してね。

 1時20分にホステルに戻り、知人にメールなどをして2時に就寝。おやすみなさい。

 次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス5日目) 】に続きます。

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