あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

時代劇の悪人とは

2008-06-04 16:32:37 | 日記

時代劇を見ていると権威をかさにして
かっこよく悪人をやっつける
将軍とか奉行あるいはご隠居が登場します。

それはそれで勧善懲悪のスタイルの定型ですし
このようなスタイルも平和な時代にはよいのかもしれませんが
私は苦手です。
一人ひとりのドラマになっていないのです。

いざとなったら印籠を見せたり
背中の桜吹雪を見せ付けたり
いざとなったら「庶民にはない切り札」をもっている。
それでいて、「俺は庶民の生活ぶりを見ているのだ」などとのたまう。
いざとなったらもどる場所がある人に庶民の悲哀など分るはずはない。

まあ、それはそれ
そんな時代劇を見なければよいのですからことは簡単です。

それより、時代劇に出てくる悪代官とか強欲越後屋の指図を受ける
素浪人、そして、主人公に殺されるために登場するごろつき
その人物の生活や人生を考えると
無様な格好で、殺される。
そのようなことを請け負ったのだから・・・・
そんな簡単なことではないでしょう。
ドラマだからと言って
あなたに簡単に殺される理由などあるのだろうか。
そんなことを考えてしまいます。

ごろつきゆへの生活の不安定さ
家族生活の喪失
未来への展望がもてない日々
そんな心のひだを描いていないのが
気に食わないのです。

そんなことに腹を立てなくっても・・・・

でも私は腹が立つのです。
だから、そのような描き方をする時代劇は見ないのです。

強盗し、逃げ切れずに自殺したおじさん

2008-06-04 15:18:29 | 日記


パチンコ屋に強盗に押し入り
発砲しながら逃げ回り
逃げ切れないと覚ったところで自分のこめかみに銃をあて
自殺したオジサンがニュースで話題になりました。

そんな悪い奴と思いました。

ニュースによるとかつて誘拐事件を起こして
14年の刑期を終えて二年前に出所したそうです。

誘拐までの経緯は知りません。
刑務所で何を考えていたかもわりません。

当たり前の生活を望んでいても
14年の懲役刑を受けたおじさんが
当たり前の生活をするには
あまりに現実が厳しかったのか
もともと、働くことも苦手で
太く短い人生を望んでいたのかもしれません。

そのためにネット仲間を見つけ、一気に実行してしまいました。

そのおじさんが車に立てこもり
万札に火をつけて撒き散らしている
あの哀れな姿が気の毒でなりませんでした。

刑期が終わるのをじっと待っていた家族はいただろうか。
両親とはつながっていただろうか。
それでも「あいつを大切にしてあげたい」と言ってくれる人はいただろうか。
14年の年月は交流のあった人たちさえ疎遠にしてしまう。

そんな中で金だけしか信じられない人にしてしまったのかもしれません。
悪い奴、自殺するのも彼なりのスタイルなのだろう。
そのようにも思います。
自分で自分の始末をつけた。それでいい。
それでよかった。そういってもおかしくない。

彼は世の中にいなくてもいい。
でも、それにしても彼の人生はあまりに哀れだ。


「おかげさまで」

2008-06-04 06:34:29 | 日記
「おかげさまで・・・」というのはいい言葉ですね。
「誰の」おかげなどと難しいことを言わないで使う

神の「加護」(かご→かげ)が起源だそうです。

そして、いつか「挨拶言葉」に変わったのだそうです。
角が立たない美しい響きがありますね。

「受けねらい」で使い言葉が「すべる」ことが多いので
これからは使ってみましょう。

そういえば「100歳バンザイ」というNHKの番組がありますが
登場する人たちが口にすることは
「ありがたいことです」
「おかげさまで」が多いですね。

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「マジックペン」


昨日、雨を避けるため入ったデパートで
マジックを買いました。

ときおり
マジック、色鉛筆、絵の具を衝動的に買ってしまいます。
なぜか、好きなのですね。

色鉛筆を見ていると
絵柄が浮かんでくるのですね。
淡い色を組み合わせた空飛ぶ魚とか
イタリアの田舎の風景とか
そんなものが浮かんでくるのです。

そんな絵が描けるかもしれない。
そんなことを思うのですね。

半分以上は絵を描く前に終わりますが
それでも、意外と自分の技量との相性がよくて
気に入っているものもあります。

今日は、久しぶりに画用紙に描きました。
うーん

これから頑張ってみようか!

張り切ってしまうと翌日はぼんやり

2008-06-04 06:04:27 | 日記

昭和記念公園の休憩所

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雨の日は外を歩けないのが残念です。
そんな思いの人も多いのではありませんか?

そんなこととは小さい?

洗濯物が乾かないという現実的な問題もあります。
工事現場で働く人も仕事は限定的で高所作業はしていません。
交通事故にも注意しなければなりません。
電車の中では傘の扱いも困りますし

ビジネス用のスーツが濡れます。

気楽なおっさんとは違った現実的なことで
晴れればいいなと思っている人もいっぱいいるのですね。

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五月雨や仏の花を捨に出る   蕪村

はれたりふったり青田になった  山頭火

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