7時ごろには高幡不動に到着
写真取材をし、モノレールで多摩センターに向かいました。
モノレールで多摩センターまで行ってみたかったのです。
大きな大学のキャンパスが見えました。
そのキャンパスを見ながら
ここに通う学生の親は授業料、下宿代など
大変だろうな。
そんな人の話を聞いたことがあります。
大学生が二人なら自分達の生活費などいっぱいいっぱいだろう。
小遣いの平均が6万円ということですが
それすらも羨ましいと思っている人が多いだろうな・・・・
そんなことばかり思っていました。
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高幡不動から戻ると
お絵かきは省いて
「蝉しぐれ」のテレビバージョンをとおしで見てしまいました。
7話まで5時間ほどですが見始めるとあっという間ですね。
同じドラマを繰り返し見るのが私の最近の鑑賞方法です。
初恋の人であり、藩主の側室になった数奇な運命の人
「おふくさん」に圧倒され、振り回される文四郎が逆に初々しいですね。
この小説の面白いところはそこですね。
ふくさんの大胆さは、一途でいいですね。
おふくさんが出家する前に
文四郎を呼び出し、思い出を作ってしまう。
その場面がなければ、この物語も面白くはありませんね。
最近は、このドラマの主人公はおふくさんではないか
そんなふうにも見えるのです。
小説は細部の説明がありますのでテレビと違って映像化できない
細部の事情が分ります。
でも、貧しい知識では得られないイメージがテレビだと具体的に見えます。
そんなこんなを繰り返しているうちに
何となく藤澤周平が描きたかった世界が見えてくるのです。
あれこれありますが
藤澤周平は「蝉しぐれ」と「三屋清左衛門残日録」が代表作ですね。
私にはそのように思えます。
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根性なしのあきオジ
返事を書かなければならないことであっても
「面倒だ」と頭が固まってしまうと
どうにも動かなくなります。
そして、明日でもいいや
ついでのときまででいいや
そして、催促されてやっと・・・・・
どうして固まるのでしょうか?
その気になればあっと言う間に処理できることなのですがね。