2010年3月20日(土)[2]、植物園には、チューリップの他にも洋ランやキク科の植物もそれほど多くはないが咲いていた。また水中庭園と称して、水草などの水中植物を使った箱庭的な大小の水槽が展示されている。
常設展示の熱帯植物ドームは最初のころからあまり変わり映えしないので、ほとんど立ち止まらず通り過ぎただけである。お金がかかっている割に入場者はまばらで、にぎわいに欠ける施設になっている。植物園で人を集めるには、興味ある企画展を常に催していないと、何度も足を運ぶ人は少ないだろう。ここは指定管理者制度によるものかどうかはわからないが、以前とあまり変わり映えのしない魅力のない公共施設になっている。
〈洋ランも咲いているが控えめである〉
〈名前はわからないがキク科の花も咲いていた〉
〈水中庭園と称される水槽の中の箱庭〉
2010年3月20日(土)[1]、今日は春の色を撮りに新潟県立植物園http://botanical.greenery-niigata.or.jp/に出かけた。企画展はチューリップだった。色はともかく形が多彩なのに驚いた。却って昔からあるオーソドックスな赤いチューリップがなつかしくて新鮮である。新潟では毎年このチューリップの花を使った花絵が市内のあちこちに展示される。まだ1ヶ月以上先になるがこの花はすぐに萎れてしまうので、色が鮮やかなのはほんの数日である。
植物園の珍しい色や形の鉢植えチューリップも良いが、やはり新潟の広大な砂丘地の畑に残雪の飯豊山系を背景にして見渡す限り咲き誇る景観がいい。