年内にやるべき仕事が片付いてきて、来年が見えてきた今日この頃、そんなワケで今日は5時過ぎ会社を出ると、リョー坊を誘ってニノハチのライブを観にいった。
ニノハチの出番は6時15分頃で、6時30分にはダンサーのホー助(次女)をダンス教室に迎えに行かなくちゃいけなかったから、満足に2曲も聴けなかったワケだけど、彼等が力を付けてきたことは十分わかった。
ニノハチに関しては、あと万人ウケする楽曲とチョットした運があればメジャーデビューできるかもしれない。なんてったって、ルックスがいい二人なのだ。まだ田舎っぽさがあるけど、そこもナントナクいいかんじなのだ。
ま、それはさておき、ホー助を迎えに行った帰りにボクら親子はバッセンに行ったのだった。
今日は1ゲーム目の1球目からクリーンヒット。
「マジでぇっ!」って声に出してしまった。
立て続けに2ゲームやって、次はボクの番ってことで、110km/hで1ゲーム。
じゃぁ帰ろうってことになったけど、リトルリーガーは「あと1回、あと1回」って懇願するのだった。
3ゲーム目。ヤツの打った打球がホームランマークの真横に当たって、ホー助と「おしいっ」って言ったのもつかの間、次の打球はホームランマークを直撃したのだった。
「アタッタ、アタッタ」ってボクとホー助は大喜びだったけど、ファンファーレは響かなかった。ホームランマークは確かに揺れたけど、揺れが甘かったのかもしれない。
だけど、あれは間違いなくホームランだった。この他、ホームランマークには当たらなくても学童野球だったら間違いなくホームランっていう当たりが何本も飛び出した。
ゲージからでてきたリトルリーガーの表情はクールだった。
ところで、前回のゲーム終了時と今回の2ゲーム終了時、ボク的には大満足だったんだけど、リトルリーガーは不満気な表情だったことをお風呂に入っているときに思い出した。
そのことが気になって、風呂からでると、リトルリーガーに訊いてみた。
「あのさぁ、リョー坊、ひょっとして、前んときもそうだけど、ホームランをねらって打ってる?」
「うん、全部、ホームランねらっとるよぉ~」リョー坊
「・・・・・・、オレ、そんなこと考えて打席に立ったことない・・・・・」ボク
その会話を聞いていたカミさんが一言。
「そりゃぁそーたい、とーちゃんは野球小僧じゃなかでしょぉがぁ」
しかし、身長118.5cm、体重21.2kg、若干7歳3ヶ月の子供がホームランをねらってホームランを打つだろうか。
ボクがリョー坊に教えたことと言えば・・・・、
① バットを持たずに素振り(手素振り)をするときは、空手チョップのつもりでボールを切るイメージ、腕を鋭い刃物のつもりで振れ
② 手素振りの空手チョップのときに、ティースタンドの上に、向う側が見通せる穴の開いたボールを乗せて、構えから手を振り下ろし終わるまで、穴を見通したまま体を回転させる
③ バッティングのタイミングは「チャー・シュー・メン」
④ 押し込みはボディーブローパンチのつもりでってことで、マットレスを使ってボクサーよろしくホントーにボディーブローパンチをやったり
・・・って、ボクはバッティングのことはよく知らないから、こんなことしか教えていなんだ。
あとは、ただ、遊びでハネやボールを投げてやってきただけなんだぁ。
だけど・・・・