午後8時、ケイタイが鳴った。
ケイタイの向こうは、滅多なことで電話をしてこないリョー坊だった。
「おとーさぁ~ん?、・・・・あのねぇ、今日ねぇ、バッセン行けるぅ?」
本来なら明日(木曜)が週1度のバッセンデーなんだけど、明日の夜はチームの保護者会でバッセンに連れて行ってもらえないことを案じての電話だった。
声のトーンから察してヤル気モードにスイッチ・オンだった。
こういう機会を逃してはならない。
「15分で帰ってくるけん、カラダ、あっためとけ!」
「わかった!」
試験に向けての技術論文作成や業務の進捗状況を考えたらソレどころじゃないんだけど、電話は切ると、PC上で作動させていた各種ソフトを次々オフにし、ボクは帰宅を急いだ。
玄関を開けると、ハネの入った籠を運んでいるリョー坊の姿が目に入った。
「もう、ハネ打ち終わったよ」
ハネ投げを手伝ってたカミさんが、キッチンから顔を出してボクに告げた。
「夕方はホーちゃんも投げたみたいよ」
「今日は高得点をねらうけん」リョー坊はそう言った。
バッセンでは100キロを3ゲーム、120キロを1ゲームやった。
100キロでは、小学生の部で今月5位に入る高得点を叩き出した。
120キロでは、半分以上をバットに当てていた。だけど、ボクは空振りっぷりが妙に気に入った。
突然話しは変わるけど、今日、ボク宛に2通の郵便物が届いた。
一つは技術士第二次試験筆記試験の合格通知書。口頭試験は12月8日、試験会場は港区麻布のドイツ大使館隣のNTTセミナーハウスになってた。
もう一つの郵便物(ハガキ)は、学生時代の友人IZMからだった。IZMは石油掘削を生業にしてて、また転勤の知らせだった。IZMは野球が上手かった。
ケイタイの向こうは、滅多なことで電話をしてこないリョー坊だった。
「おとーさぁ~ん?、・・・・あのねぇ、今日ねぇ、バッセン行けるぅ?」
本来なら明日(木曜)が週1度のバッセンデーなんだけど、明日の夜はチームの保護者会でバッセンに連れて行ってもらえないことを案じての電話だった。
声のトーンから察してヤル気モードにスイッチ・オンだった。
こういう機会を逃してはならない。
「15分で帰ってくるけん、カラダ、あっためとけ!」
「わかった!」
試験に向けての技術論文作成や業務の進捗状況を考えたらソレどころじゃないんだけど、電話は切ると、PC上で作動させていた各種ソフトを次々オフにし、ボクは帰宅を急いだ。
玄関を開けると、ハネの入った籠を運んでいるリョー坊の姿が目に入った。
「もう、ハネ打ち終わったよ」
ハネ投げを手伝ってたカミさんが、キッチンから顔を出してボクに告げた。
「夕方はホーちゃんも投げたみたいよ」
「今日は高得点をねらうけん」リョー坊はそう言った。
バッセンでは100キロを3ゲーム、120キロを1ゲームやった。
100キロでは、小学生の部で今月5位に入る高得点を叩き出した。
120キロでは、半分以上をバットに当てていた。だけど、ボクは空振りっぷりが妙に気に入った。
突然話しは変わるけど、今日、ボク宛に2通の郵便物が届いた。
一つは技術士第二次試験筆記試験の合格通知書。口頭試験は12月8日、試験会場は港区麻布のドイツ大使館隣のNTTセミナーハウスになってた。
もう一つの郵便物(ハガキ)は、学生時代の友人IZMからだった。IZMは石油掘削を生業にしてて、また転勤の知らせだった。IZMは野球が上手かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます