平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い799 「後のことは頼みます」

2017-05-29 09:57:27 | 日記
     平和への希い799 戦後72年 
   「後のことは頼みます」 2017.5.29
昨夜のNHKスペシャル「変貌するPKО」の中で、南スーダンに派遣されていた自衛隊の方が常に身に
付けていた「遺書」にビックリしました。
鹿児島の知覧で見た、神風特攻隊での皆様がご家族に送った手紙の内容に通ずる、心痛むものでした。
特攻隊の皆様は、お若い方ばかりでしたので、「お母さんありがとう、お元気でおすごしください」、
弟妹に対して、「お母さんを助けてあげて下さい」など、若くして親より先に死地へ赴くことの「無念さ」
をひた隠し、懸命に「いさぎよさ」の中で死なねばならない心情に涙無しでは読めませんでした。

5月27日、「集団的自衛権」後初めて南スーダンに派遣されていた自衛隊の皆様が撤収、無事帰国され
ました。
「自らばかりでなく、国連PKО部隊が攻撃されたら、武器を使って反撃してもよい」という「集団的自衛
権」でしたが、幸いそのような場面に出会わなくて済んだ。出会わないように腐心したのかも。

自衛隊員のお一人が、
「妻へ 後のことは頼みます」「子供達へ お母さんを助けてあげてください。勉強も頑張れ」
という「遺書」を肌身離さずお持ちだったとのことです。
防衛のためとは言え、一度武器をもって相手を殺傷したら、相手は必ず反撃して来る、どちらかが殲滅する
まで戦う、泥沼戦になるのです。自衛隊員の方は「死」を覚悟しての毎日であったのでしょう

「国際紛争解決するために武力を使ってはならない」という平和憲法を掲げている日本人は、「集団的自衛
権」という憲法違反の法律があるからと言って、「ドンパチ」の泥沼に入って行くことは出来ないのです。

自衛隊の皆様の「スレスレ」のご苦労に接し、憲法9条を守り抜かねばならないとの思いを新たにしました。
ウォーキング中に出会った花々です。

5月29日「今日は何の日カレンダー」より
呉服の日、エベレスト征服記念日、白桜(与謝野晶子)忌、肉の日(毎月)
▲オスマン・トルコが東ローマ帝国を滅ぼす(1453)▲原田孫七郎がフィリピンに到着(1592)
▲東京に師範学校が開校(1872)▲東京でコレラ発生。死者3万3784人(1882)
▲コカ・コーラの初の広告、新聞に掲載(1886)▲麒麟ビール発売(1888)
▲国産初の電気機関車、走る(1928)▲日本軍アッツ島守備隊玉粋(1943)
▲英国登山隊のヒラリー隊員らがチョモランマに世界初登頂(1953)
▲マリリン・モンローが、ケネディ大統領の45歳の誕生日パーティでハッピーバースデイを歌う(1962)
▲京都に地下鉄開通(1981)▲市川猿之助、ヨーロッパで解説付き歌舞伎公演(1983)