
5月10日、国連の「核拡散防止条約(NPT)」準備委員会が、合意文書を採択できず、閉会した。
核保有国と非保有国の溝が埋まらないことと、米ロの意見が対立していることが合意できない大きな理由
のようだ。
米ロなど核保有国は,非核保有国が、現在の安全保障環境の厳しさを考慮しないで、
「核兵器の非人道性を強調して、核不拡散を目指す必要があること」
「核兵器使用を禁止する『核兵器禁止条約』を支持する国が多いこと」
を、合意文書に盛込まれていることが気に食わないというのだ。
米ロの対立は、今年2月トラさんが、「米ロ中距離核戦力(INF)全廃条約」から離脱して、米ロ間の
関係が悪化。トラさんは、「ロシアの新型巡航ミサイルの射程が『米ロ中距離核戦力(INF)全廃条約』
違反だ」と怒っており、ロシアは、「条約を誠実に守っている」と反論して、ケンケンガクガク。
米ロで、世界にある核兵器15000発の9割を占めているのだ。
この2国が、核拡散防止の鍵を握っているのに、揉めくりかえっている。
一方、トラさんが、イラン・北朝鮮を核開発に向かわせる懸念が出て来た。
「(核兵器を)使ったら、自国も人類も、お終い」と解っているのに、核保有国は、全廃しようとしない。
米ロが、「俺達も全廃するから、みんなも全廃しようよ」と言えば、話は前に進むのだけれど。
ウォーキング中に出会った花々。NHKによると、今日の誕生日の花は、カザグルマ(クレマチス)。




5月12日「今日は何の日カレンダー」より
看護の日[ナイチンゲールデー](国際看護婦協会(ICN)1965)、海上保安庁開庁記念日、民生委員の日
(全国民生委員児童委員協議会1977)、パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)
▲リーフデ号で豊後に漂着したイギリス航海士のウィリアム・アダムス、 ヤン・ヨーステンが家康に謁見。
ヤン・ヨーステンは東京・八重洲の語源に(1600)▲天明の打ち壊し事件(1787)▲キュリー夫妻がラジウムを
発見(1898)▲ハレーの予言通りに彗星が出現 (1910)▲高峰譲吉、初の帝国学士院賞(1912)▲治安維持法が
施行(1925)▲海外(マニラ)から初のラジオ実況中継(1934)▲関東軍とソ連モンゴル軍がノモンハンで衝突。
ノモンハン事件(1939)▲東京・世田谷の米よこせ大会、皇居へデモ(1946)▲母子手帳配布開始(1948)
▲ソ連が西ベルリンの地上封鎖を解除(1949)▲瀬戸大橋完成第1号(1979) ▲中国・四川M8の大地震、6万
余の死者(2008)