政府は、来年度予算を、112兆700億円と決めた。今年度は、コロナ・物価高対策の特別予算があり、
114兆超だったが、今年度予算に次ぐ、史上2番目の予算額です。
国の予算は、入って来るおカネ(消費税・所得税・法人税など税収他)に合わせて、子育て、医療・介護
などの福祉予算、自衛隊などに掛る防衛予算など、国民生活に必要な、おカネが出て行く予算を組むのです。
ところが、入ってくるおカネよりも、出て行くおカネの方が、多くて、足りない分を「国債」という借金で
賄っているのです。来年度は、約35兆円、新しく、借金(国債)が増えるのです。
1000兆円を超す借金(国債)を抱え、112兆円の予算のうち、借金に掛る費用「国債費」が約27兆円と、
予算の約4分の1も占めているのです。予算の2.5割は、借金のために使うおカネなのです。
国債費は、これまでに借りたおカネ(国債)の返済期限が来た、「国債の返済分」と、残っている借金や
新しく借金した分に掛る利息に当てるおカネです。
家計だと、完全にパンクです。
国の借金(国債)は、1000兆円超と、世界一の借金大国になっています。
この借金は、孫子(まごこ)へのツケになるのです。
岸田政権は、経済を力強い回復軌道に乗せて、企業収益を増やし、賃金を引き上げ、消費を増やす、と言う
ことで、税収アップを図る、「成長と分配の好循環」を目指しているのですが、安倍疑惑政権の、バラマキ、
国債の利息ゼロで、国債乱発など、のやり方を受け継ぎ、思うように進んでいない。
コロナという、予想外のおカネが掛った、悲運もあったけれど。
少子高齢化で、福祉予算は増える一方です。国債を減らす決め手は、防衛費を見直すことです。
「戦争抑止力」のために、防衛予算を膨張させようとしていますが、核が飛び交う戦争になったら、防衛
予算は全く無駄になるのです。
「戦争を絶対にしない、戦争に掛かるおカネをコロナ戦や福祉に回す」ことです。
岸田政権は、防衛費を増やして「戦争抑止力」なんて言っているよりも、「戦争抑止」のお題目に縛られ、
「切りが無い、核兵器を含む軍拡狂騒」をヤメテ、「軍事費を福祉に回そうよ」と、世界に訴えるべきです。
「軍隊を持たない」「戦争しない」憲法を掲げている、日本だからこそ、主張できるのです。
12月23日、「今日は何の日カレンダー」より 上皇誕生日、テレホンカードの日、ふみの日(毎月)
▲足利直義、天竜寺船を元に派遣(1341)▲江戸幕府、日蘭(オランダ)和親条約を締結。長崎、箱館を開港し、
オランダ人の信教の自由を認める等、従来の制限を大幅緩和(1855)▲石川倉次らが日本訓盲点字を完成(1890)
▲南アフリカのダートが猿人の化石を発見(1942)▲東条英機らA級戦犯7名、絞首刑執行(1948)▲初のスーパ
ーマーケット「紀ノ国屋」が東京・青山に開店(1953)▲東京タワー完工式。高さはパリのエッフェル塔を凌ぐ
333m。総工費28億円。120mの展望台まで1分のエレベーター、南は大島まで一望に見え東京の新名所に
(1958)▲フィギュアスケートの渡部絵美、国内大会8連覇(1979)▲電電公社(現在のNTT)、カード式公衆
電話を新設(1982) ▲オグリキャップ、有馬記念で優勝し、引退(1990)▲デイトレ男が名古屋テレビ塔から
ドル紙幣ばら撒く(2003)▲京大アメフト部員3人が、酒に酔った女性2人を集団強姦(2005)▲富山市内
環状運転開始(2009)▲日本初旅行会社専用列車「近鉄 かぎひろ」運転開始(2011)▲大阪・桜宮高校
バスケットボール部で、体罰自殺事件(2012)▲平成天皇退位で、これまで天皇誕生日で祝日だったが、
平日になる(2019)