先日、8月8日、人事院は、国家公務員の初任給を大手企業並みに引き上げるなど、特に若手の待遇を改善するように勧告しました。
キャリア官僚と呼ばれる、総合職志望の学生は、能力が高く、自分の力を発揮出来るのはどこかを考え、大手企業と二股掛けた就職活動をすることが多いようです。就職は、一生の問題であり、当然のことです。
初任給では、大手企業と、国家公務員総合職(キャリア)では、差があり、今回3万円くらい上げるよう勧告したのです。
最近は、若い人たちが、霞ヶ関の官僚になりたがらない、なっても早期に辞めてしまう、ということが大問題
になっているのです。
給料だけの問題ではなく、国会が始まると、キャリア官僚は、大臣の答弁文書作りに、夜夜中まで、精を出すなど、いわゆる「ブラック」な働きを強いられる、という実態もあります。
また、安倍政権時代に「政治主導」を大義名分に、官僚トップの人事権を、内閣府が握ってしまったのです。
政権にとって、「反対する者は、邪魔者」と、跳ね飛ばしてしまうのです。
そんな、将来も考え、若い有能な皆さんは、「やっちゃいられない」と考えるのは、仕方ないことです。
日本の将来を見据え、地に足をつけて、考え、時の政権におもねて、こころざしを曲げない官僚がいなければ、
日本は、世界から取り残されていくのです。
「落ちればただの人」や「地盤・看板を引き継いだ無能な2世」などが、選挙で落選しないようにキュウキュウとして、日本の将来のことなんかそっちのけ、私利私欲のために官僚を、都合良いように、アゴで使うことがまかり通るようでは、日本の国力は落ちる一方です。
給料などの改善もやる必要があるけれど、「内閣府の官僚人事権」を、官僚自らが決められるようにして、官僚の皆さんが、時の政権、特に独裁色が強い政権の危ういやり方を正せるように、する必要があります。
有能な若い方々の、霞ヶ関離れを止めるためにも、「内閣府の官僚人事権」を廃止すべきです。
8月13日「今日は何の日カレンダー」より 函館・夜景の日(函館市役所)
▲城ケ島灯台に初点灯(1870)▲日本初の国際水泳競技会(1898)▲甲子園から第13回全国中等野球大会
(現在の全国高校 野球選手権大会)を初めて実況放送(1927)▲映倫が青少年向き、成人向き映画の選定へ
(1954)▲東独、ベルリンの壁を構築(1961)▲中国、文化大革命はじまる(1965)▲金融機関、第2土曜日休日
制を実施(1983) ▲三光汽船5200億円の史上最高額負債で倒産(1985)▲ソ連ゴルバチョフ大統領、
スターリン時代の粛清・弾圧された国民の名誉回復(1990)▲日本の国旗国歌法公布・施行(1999)
▲小泉首相、韓国中国の反発を考慮、終戦記念日を避け、13日に靖国参拝(2001)▲アテネオリンピック
開幕(2004)▲米軍ヘリ、沖縄国際大に墜落(2004)▲フェンシングの太田雄貴が日本人初、北京五輪で
銀メダル(2008)▲ロンドン世界陸上50km競歩で、荒井広宇、小林快が、金・銅の複数メダル(2017)