昨日の日経「春秋」で、短歌を、心の病を癒やす、治癒効果を信じていた歌人がいたとことを知りました。
明治生まれの歌人、佐々木信綱がその人。
「人の心に秘められた憂悶(ゆうもん)を晴らすことは、歌道の徳の一つ」という言葉を残しているそうです。
代表作の1つに、
「願わくは われ春風に 身をなして 憂ある人の 門をとはばや」
春秋執筆の方が、「私たちの悩みに、大きいも小さいもない。わが身を春のやさしい風に変えて、憂鬱に沈む人々を訪ね、そっと寄り添いたい」そんな歌意であろうか、と解説してくださっています。
「信綱は、人々を治癒する媒体としての短歌の効力を信じていたようだ」と結んでいます。
そう言えば、子供達が、小学校高学年になり、親の言うことも素直に聞かなくなり、家庭内が、親の価値観では納
らなくなり、家庭内平和のありかたを、考え直す時期に、俵万智さんの短歌に、癒やされました。
「親は子を 育ててきたと いうけれど、勝手に赤い 畑のトマト」
年賀状でも、俵万智さんの短歌を使わせて頂きました。
短歌が、子育て中の、心のモヤモヤをいやしてくれました。感謝です。
大谷翔平さんや藤井聡太さん、スポーツや音楽など芸術で活躍されている方々などの活躍振りも、老化現象で塞ぎ込み気味の気分をいやしてくれます。これまた、感謝、感謝です。
感謝できるうちは、ボケないかも知れません。
8月30日「今日は何の日カレンダー」より 富士山測候所記念日、みその日(毎月)
▲クレオパトラ、没(BC30)▲富士山に測候所(1895)▲マッカーサー元帥、厚木飛行場にサングラスにコーン
パイプ姿をはじめて日本人の前に現した(1945)▲戦後初の準国産機初飛行に成功(1962)▲植村直己、世界5大
陸最高峰登頂(1970)▲東京・丸の内で時限爆弾爆発、死者8人。三菱重工業爆破事件(1974) ▲護衛艦「あし
がら」進水(2006) ▲錦織選手72年ぶりに、テニス4大大会(全米オープン)でベスト16(2008)
▲総選挙で自民党大敗、民主党圧勝(2009)▲京都・梅小路蒸気機関車館閉館(2016年京都鉄道博物館と
してリニューアルオープン)(2015)▲Yahoo防災速報提供開始(2021)▲東西冷戦解消に尽力したソ連最後
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