ここに来て、クマによる人身被害が増え出した。
冬眠から目覚めたクマは、食べ物探しに、人間との境界線を越えて、やってくる、人間も、クマの大好物「曲がり竹」
や山菜などを求めて、クマの居住地に入り、悲劇が起きる。
人身被害を防ぐために、政府や地方自治体は、捕獲などにおカネを使う、AIを使って、「正確なクマ出没予報」を
と、対応に、おおわらわです。
クマにとっては、今頃は、子育ての真っ最中、食べ物が無ければ、子どもを育てられないので、必死なのです。
好き好んで、人を襲っているのではない、と思います。
気候変動などの影響か、クマの生息地での、木の実が不作になると、人里に、食べ物を求めて、やって来ざるを得ないようです。
人里には、美味しい食べ物が、いっぱいあることを知ってしまったクマが、子連れで、食べ物を探しに来ていて、
人間と出会い、人間もビックリですが、クマもビックリ、子連れのクマだと、子どもを守らなければ、と、凶暴になるようです。
クマと言えば、「イチゴ離れ」のクマさんと、人間の優しいお話しを思い出します。
桜樺細工で有名な岩手の集落では、7月初旬、桜の木の皮を採りに行くと、熊の親子に会うことがある
ようです。母親が小熊に、この頃実る野イチゴを食べさせに来て、小熊が一心不乱に野イチゴを食べている
間に、母熊はそっと離れ、永遠の別れをする、というのです。
「これからは、自分の力で生きていきなさい」と、甘い野イチゴが、母子を断ち切り、自立を促すための、
母からの最期のギフト、なのだそうです。
厳しい自然界の営みに、人の世にも通ずる親子の情愛を感じ、村人は「いちご離れ」と呼ぶようになった。
「いちご離れ」には、熊の親子を見守る村人の暖かいまなざしと、自然への敬意が込められている。
と、何年か前の新聞のコラムで、俳人「黛まどか」さんが、お話しされていらっしゃいました。
何とか、人間の困りごとと、クマの困りごとが、折り合える、平和共存ができるようになるといいなあと、
思わずには、いられません。
5月25日「今日は何の日カレンダー」より 広辞苑記念日、食堂車の日
▲富士山噴火(864)▲足利尊氏が湊川の戦いで楠正成を破る(1336)▲ジャンヌ・ダルク、火あぶりの刑(1430)
▲アルゼンチンがスペインから独立(1820)▲ロンドン動物園に初のチンパンジー(1835)▲札幌農学校で
クラーク博士提唱の第1回運動会を開催[学校運動会の初め](1878)▲日清戦争後、台湾が独立を宣言(1895)
▲私鉄の山陽鉄道に日本初の食堂車(1899)▲21カ条要求による日中間の条約が調印(1915)▲皇居が米機に
爆撃されて炎上(1945)▲通産省設置法公布(1949)▲「広辞苑」初版発行(1955)▲プロ野球八百長事件で西鉄の
3選手が永久追放となる[黒い霧事件](1970)▲アメリカ映画「スター・ウォーズ」が公開される(1977)
▲国籍法改正、国際結婚で、夫婦同姓・夫婦別姓いずれも選択可能に(1985)▲台湾海峡上空でチャイナエア
ライン航空機が空中分解事故(2002)▲靖国問題で日中関係悪化を欧米・東南アジア各国のマスコミ報道
(2005)▲北朝鮮、2006年以来2回目の核実験強行(2009)▲世界記憶遺産に、山本作兵衛さんの炭鉱
の歴史や仕様を記録した絵が登録(2011)▲岩手で、AKB48握手会傷害事件(2014)▲トランプ大統領
夫妻国賓として来日(2019)▲韓国、日本歴訪問終え、バイデン大統領離日(2022)