城郭 長谷川博美 基本記録

城郭遺跡見学講師 信長公記講師 お城イベント案内 民俗学講師  神道思想史講師 などの情報を発信して行きます。

美濃国 上磯古墳群見学記

2019-05-13 10:27:39 | 小説
友達のいない孤独な私は、また独りで美濃を彷徨います。
さて大国の美濃国に複数の国造が居た事が解っていますが
古墳の被葬者とそれを無理矢理結びつける事は学問的には
出来ません。国造と書いて「くにのみやつこ」と読みます。

①三野前国造
みののさき
みののみちのくち 八瓜命
(開化天皇期)
三野氏(美濃氏)(直) 美濃国中西部

②本巣国造
もとす (記載なし) 三野本巣氏(直) 美濃国中西部

③牟義都国造
むげつ (記載なし) 牟義都氏(君) 美濃国北中部

④三野後国造
みののしり 臣賀夫良命
(成務天皇期) 三野後氏(直) 美濃国東部

私は大野町の上磯古墳群を見学したいと思い訪れる事にしました。
先ず大野町のパンフレットを参考にさせて頂きました。このパンフ
を見ると私は未知の古墳を見学できる事にワクワク致します。

過去に素晴らしい銅鏡3面が出土したとあります。

現地の案内版には次の様な記述がありました。

私は前方後方墳や馬具そしてやはり朱が出土した事に強く興味を抱きました。
前方後後墳から想像すると『国造本紀』に、出雲大臣命の孫の臣賀夫良命が
成務朝に三野後国造に任じられたということですが?いやはや何とも言えません?

墳丘形状は現地案内版では以下の通りです。

現地の古墳の現状は先の「野古墳群」よりも、なだらか、ゆるやか、に感じられます。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする