東海林 太郎 の伝説の舞鶴公演に学ぶ 人間学
◆対談者
直立不動で熱唱する歌手東海林 太郎
の伝説の舞鶴公演を知っていますか?
◆一般者
そんなの知りませんわ!知らない!
◆対談者
歌手東海林 太郎の伝説の舞鶴公演
は凡そこんな感じだと伝わってる。
◆楽団員
今日は舞鶴公演だが大雪で客来ない
さあ楽器を収納して宿に帰ろうぜ!
◆東海林 太郎
大雪の中御客様が1名様が御来場!
◆楽団員
ふん長靴を履いて傘を座席に置いた
ただの田舎のオッサンじないすか!
◆東海林 太郎
何を言ってます?大雪の中ひとり
で御来場されたと言う事は本気で
東海林 太郎と楽団を聞きに来た人
であり正真正銘の本物の御客様だ
いや我々の音楽を聴きに来た本物
の我々にとり大切な仲間と言える
君達は宿に帰りたかったら宿へと
帰るのがよろしい!しかしね私は
日本一の声楽家です。本物の声楽
家とは聞く人が1000人だろうが1人
だろうが客を選びません!私は血
ヘド吐いても魂の熱唱する大雪の
中で本物の御客様が御ひとり見え
てるのなら私は無伴奏で1人でも
舞台上で私のレパリー全曲あらん
かぎりの魂の底から熱唱致します!
君達楽団員は本物の演奏家でない!
君達は日本一の演奏を目指さない!
◆楽団員
俺もう宿に帰る事は、ヤメタたぜ!
東海林先生の言葉にメラメラ演奏家
としての魂に火がついたぜ俺一人
でも先生の伴奏をするぞヤルぞ!
◆他の楽団員
俺も演奏する!俺もだよ!みんな!
◆楽団員
みんな俺ら日本一の楽器演奏者だ
ぜ!一丁舞鶴でヤッテやるぜー!
◆東海林 太郎
照明さん貴方も協力してくれる?
◆証明担当者
(涙声で)
あのう私も意地がありますので!
◆劇場主 興業家
なんてこったよ!こんなの利益
にならんわな!ヤメて下さい!
◆東海林 太郎
歌手も大馬鹿
演奏も大馬鹿
御客も大馬鹿
支配人様も大馬鹿でお願いします。
◆劇場主 興業家
わかったよ!もう勝手に開演しろ!
◆東海林 太郎
それでは開幕をお願い致します!
◆会場関係者
あれっ!何という演奏の迫力と熱気だ
東海林先生の鬼気迫る緊迫の熱唱だ!
これが本物の演奏と歌唱と言う物か?
ウチの箱「劇場」全体が鳴動してる!
◆長靴と傘のひとりの御客様
なんちゅうスゴイ生演奏やレコード
より100倍スゴイ東海林 太郎の熱唱
こんなんワシ一人の為のリサイタル!
◆会場関係者
あれまあ長靴の御客さんが涙流して
必死で聞いて足ブルブル震えてるぞ
傘をシッカリと握りしめ聞いてるぞ。
◆劇場主 興業家
もうこんな演奏会公演は体験した事
ない!劇場関係者や証明さん、また
劇場売店のオバサンまで感激しとる
泣いて聞いている。厚い魂の燃焼や!
もう大雪の事などもワシ忘れてもた!
◆質問者
令和6年1月13日の城郭見学会実施は?
我々の『城組』や『城郭鈴鹿会』では
真の城見学と自由を愛する大切な会!
◆長谷川
私は東海林 太郎の様に有名な
人物ではありません。しかし
御遠方から年次有給休暇取得
してはるばる滋賀彦根までも
御来場されるお心を切り捨て
るタイプの人間でない訳です。
私には学者としての人気知名
度は全くありませんしかし私
何かを持っていると思います。
したがって1月13日は中止に
致しません。臨機応変に構え
年次有給休暇取得した熱気の
ある仲間の方の御希望に応え
融通無碍な心構えが必要です
そして安全第一はみんなの為
◆参加希望者
年末日野町の無名巨大城郭を
のっけから見学して長谷川氏
の研究家としての資質や実力
に仰天を致しました1月13日
の彦根木戸口城見学もこれは
参加者が仰天されると思う!
◆長谷川
仰天や驚愕ではなく、あるがママ
の城郭遺跡を純粋に見学致します。
私の見学会はフエイクや虚構には
関係のない『リアル』な世界です。