現代社会常識 現実社会常識 古京極氏の砦の実態を知る。5現場編
◆現場質問者
私は山東町生れの山東育ちです。
地元だからアケビの取れる谷や
栗の取れる山尾根を知り尽くし
てる訳です顧問役様が立ってる
竪堀写真は本物なのでしょうか?
私は見た事もない訳なのですよ!
◆長谷川
素朴に率直に本物なのです
良かったら今日日曜ですか
ら現地のご案内致します。
◆長谷川
先ず林道に入ったら矢竹生え
が見えます。これは中世城郭
指標や基本と言える目印です。
ここに連続竪堀が存在します。
◆現場質問者
古い地蔵さんとか墓石を見る
と私は中世の街道や間道だと
私は感じるのです。重要です。
◆長谷川
そのとおり歴史地理の基本事項
の御教示を賜り恐縮に思います。
さてあなたの前方の尾根に段築
見えて参りました貴方の気持は?
◆現場質問者
最初一挙に本丸に登りたいと
気がはやりましたが本丸へと
至る過程プロセスこそが城の
要害の本質だと説かれて私は
腰を据えて山尾根を見学した。
◆長谷川
お世辞ではなく良いセンスを
されていますね!これは千鳥と
言う縄張なのです。貴方は悟
った気付いたこれが城址見学
本丸へワザと遠回りさせてる。
◆現場質問者
本丸に到着致しましたなんだ
応仁の乱の本陣の様にマンマ
の山頂の様に感じましたが?
◆長谷川
さてこれから長岡方面に尾
根を降って行きましょう!
◆現場質問者
これは巾の広大きな竪堀です
こんな巨大な工事をしいる!
◆長谷川
これは本丸を守る一本目の堀
です。次に二ノ丸の堀を見る!
◆現場質問者
ここれは!明瞭な堀切が
存在します。土橋も見事
に現地に残っており驚愕!
まるで長岡の中世の空間
にタイムスリップした様
異次元の体験致しました。
まさに現地ドキュメント!
◆長谷川
さて貴方と玉手箱の約束を
致します。城跡がある事は
現実ですこの城のある場所
は絶対第三者に口外しない
事を是非とも御約束下さい。
◆長谷川
さて近江長岡の砦123だけ
で200m超えました。私は
第四の堀第五の堀があると
研究家の視点から考えます。
4と5は未だ計測してない!
従って顧問役と再度測量に
行きたいと願っています。
◆現場質問者
4の堀 5の堀 見てみたい!
◆長谷川
4の堀予測どうり出現しました。
◆現場質問者
何故?第4の堀が長谷川先生
は予測出来るのでしょうか?
◆長谷川
そりや長岡に向って当時の
部将が1234と堀を掘削して
る第5の堀と木戸を見たい!
木戸とは堀や矢倉で防衛を
した陣城の関門と言えます!
◆現場質問者
ウヒョーッツ!第五の堀と
土塁が突然出現しました!
オモシロイ!ヤミツキです!
素晴らしい推理と現実遺跡!
◆長谷川
午後は雨天予想です下山です。
貴殿は私を待っていてくれた
伊吹の峰は白く雪化粧してる。
私の漂泊の旅は何と虚しい事。