いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

石田進活動報告について

2009-10-29 12:26:30 | 雑感
数日前に石田進県議会議員の活動報告紙が発行されました。

近づく市長選挙に立候補を表明している村田康博さんとの対談の模様が掲載されており、主に神栖市に対する村田さんの考えを石田県議が引き出すような構成になっています。

これのどこが石田県議の活動報告なのか?県議として茨城県のために他にやることがあるのではないか?なぜこの対談を石田県議の活動報告紙に載せる必要があるのか?などという、いくつかの疑問を持ちながら読ませていただきました。

(考えてみると石田県議は村田さんの後援会長。ということは市長選挙立候補予定者と、その後援会長の対談という何とも内輪な対談ということに気が付きました。何か不思議なものを見たような気がしています…)

読んでいくうちに、この報告紙で非常に不思議に思う点がありましたので、また、現職の県議会議員の活動報告紙でもありますので、この場で取り上げることにしました。


まず、最初に不思議に思ったのは、この活動報告紙の冒頭に「神栖の未来を選択する大切な時なのに、市内はネガティブキャンペーン(誹謗中傷)の嵐。こんなことが続いては、神栖の明るい未来は見えてきません。」と書いてあります。

ところが、私が認識している誹謗中傷の文書というのは、今のところ元市議会議員の鈴木康弘さんが代表を務める「神栖市民の声」が私のことを書いたものや、市議会議員8名で「南浜緩衝緑地公園整備事業」のことを書いたものなどですが、これを発行した方々はいずれも石田県議が後援会長をしている村田康博さんを支援しているようです。

ということは、冒頭の言葉は村田康博後援会長として、その支援者の皆さんの行いに対し、「遺憾の意」を表明したということなのでしょうが、それは「石田進活動報告」ではなく「村田康博後援会報」で行うべきではないかと思ってしまいました。

(この他にも、「神栖市の未来を考える会」で出したものや「神栖市民の声」で他に出したものなどがあり、それらは主に現職の保立市長を批判したものですが、これらは誹謗中傷というよりも市政運営に対する見解の相違の範疇と受け止めさせていただいております。)

(なお、私と木内議員、そして保立市長を誹謗中傷した「怪文書」については、現在鹿島警察署で捜査をしておりますので、詳細がわかるまではコメントを控えさせていただきます。)


もう一つ不思議に思ったのは、土木研究所跡地を防災公園として整備するという市の方針に対し、村田さんが「9万2千人の市民が防災時にみんな、土木研究所跡地にかけこんでいくのは大変です。」と発言していることです。

誰がどう考えても、土木研究所跡地一ヵ所に9万2千人全ての市民がかけこめるはずもなく、「町長を22年も務めた方にしては…」とか「市長選挙の立候補予定者にしては…」という以前に、大人として常識的に考えてわかるでしょう?ということです。(この発想には本当に驚かされました。)

ちなみに、村田さんは「合併特例債を活用して、早期に小中学校の耐震化整備を図るべき」という趣旨のことをおっしゃっておりますが、神栖市では合併特例債という借金を活用せずに、向こう4年間で学校の耐震化を100%にする考えのようです。


以上、特に不思議に思った点を指摘させていただきましたが、石田県議はこのような市長選挙立候補予定者との対談も県議としての重要な仕事として捉えているのかもしれませんが、私は一人の神栖市民、茨城県民として、石田県議には神栖市の心配よりも、ご自分が選挙時に掲げた公約実現のため、そして茨城県発展のためにさらなるご努力をしていただきたいということを率直に願っています。
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4 コメント

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率直に (匿名)
2009-10-30 02:04:59
伊藤議員は保立現市長を支持されてるんですよね。
あたかも中立的であるかのような書き込みが多く、分かりにくいのでブログ上でも立場を明確にして頂ければ、一般の市民にとっては理解しやすいと思います。

今回の石田県議、村田候補の件に関してもそうですが、伊藤市議は最近よく、他の市議さんなんかも名指しで批判されてますよね。
伊藤議員自身もビラでは批判の対象にされたようで気持ちは分かりますが、大人気ないと思いませんか?それとも「やられたらやり返す」というのが伊藤議員の言われる「常識」なんでしょうか。

いずれにしろ、理由なしにこれ程他人の批判ばかり(むしろ誹謗中傷と言っても良い内容)を公の場に晒す事は、私の「常識」からすればよっぽど不思議ですね。
このような件に関しては、伊藤議員にはネット上にこそこそ書き込むような真似をせず、訪問や電話で直接伝えるような度量の大きさを見せて欲しいです。
返信する
匿名さんのご指摘について (伊藤 大)
2009-10-30 11:34:35
もちろん私も今度の市長選挙において支持する候補はいますが、その前に私も選挙において市民から選ばれた一人の議員です。

市長選挙も大事かもしれませんが、それよりも自分の議員としての活動の方が、私にとっては大事です。

このブログも自分の議員活動を中心とした日々の出来事や思ったことをお伝えするためにやっていることです。

最近は、市長選挙のためにこのブログをやっているのではないか?というご指摘もありますが、冷静に、かつ先入観なく見ていただければ、匿名さんご指摘の通り、偏った書き込みはしていないはずです。

また、「伊藤大は最近よく、他の市議さんなんかも名指しで批判している。」とのことですが、決して「やられたらやり返す」というような物騒なことではなく、議員としてご意見や批判をいただいたり、事実ではないことを書かれたりした場合は、それにお答えしたり反論したりするのは当然のことではないでしょうか?

また、他の議員や政治にかかわる人など、公的に責任ある立場の人が、さまざまな形で誤った情報を発信した場合も、市民の皆さんが誤解をされないように、それを訂正して正しい情報をお伝えする必要があると思っています。

ちなみに石田県議に対しては、一市民、一県民として率直に疑問に思ったので書かせていただきました。

また、私の言葉をよくお読みいただければ、「理由なしに」批判しているのではないということは、ご理解いただけるはずです。

最後に、それらの私の行動について、一方では「公の場に晒す事は…」もう一方では「ネット上にこそこそ書き込むような真似をせず…」と相反するコメントをいただきましたが、私は公的に責任ある立場である議員や政治にかかわる人の言動、行動について、公の場で議論されることは大切なことだと思っています。

また、私のブログもおかげさまで、ご覧いたただいている方の数が日々増えており、そのランキングもかなり上位の方になってきておりますので、「こそこそ」という範囲ではなく、むしろ「公」になってきているのではないかと思っています。
返信する
何だかなあ (神之池の蟻)
2009-10-31 21:34:26
そもそもブログとは日記のはずです
それが掲示板のように意見のキャッチボールと
なっていますね。

今回の市長選、伊藤さんの嫌うバラマキの
公約になっていますね。
中学卒業までの医療費が無料・給食費が無料
ばかばかしくて投票する気になりません。

現職支持ならなぜ医療費について意見をぶつけて改革しないのか?
あなたらしくないですね。
それとも最近、考え方(身の置き方)が変わりましたか?
返信する
神之池の蟻さんのご指摘について (伊藤 大)
2009-11-01 16:26:39
中学校卒業までの医療費無料化は、4年前の市長選挙での保立市長の公約で、今回は村田さんが高校生までの医療費無料化を打ち出していたと思います。

また、給食費の無料化も村田さんと野口さんが打ち出していたと思います。

「意見をぶつけて改革しないのか?」というのは現職の保立市長に対して、中学校卒業までの医療費無料化を見直すように求めるべきということでしょうか?
返信する

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