いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

学校施設跡地利用検討委員

2012-03-30 11:48:16 | 政治活動
新年度予算には、学校施設跡地利用検討委員10名の報酬として、18万2000円が計上されています。

内容は、明神小学校との統合により、閉校となった波崎東小学校の跡地を、どのように利用するかを検討する委員への報酬とのこと。


他の各種審議会や委員会等のメンバーにも、報酬は支払われているものがほとんどですので、それ自体に問題があるわけではありませんが、学校の跡地利用ということであれば、その地域の住民や東小学校の卒業生など、学校に愛着を持った方々を中心として、検討した方がいいのではないか?と思っています。


そして、そういう方々であれば、あえて報酬を支払う…

ということではなく、学校や地域に対する想いで、検討していただけるのではないか?ということも期待できると思います。


何となく、この件について報酬を支払って検討… 

という姿が、私には馴染めません。


そのような思いもあり、議会でどのような方を委員にするのかと質問したところ、まだ未定とのこと…

そのような状態で予算計上すべきだったのでしょうか?

その部分についても、馴染めません…
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がれき受け入れ

2012-03-29 11:45:15 | 政治活動
今朝の新聞には、鹿嶋市が岩手県陸前高田市を訪れ、がれき処理の状況などを視察した様子が取り上げられていました。

その中には、鹿嶋市長の「がれきの受け入れを本格的に検討している。何かお役に立てれば」とのコメントもあります。


がれきの受け入れについては、鹿嶋市議会が鹿嶋市に対して、受け入れを求める決議をしたようでありますし、同様の動きは他の自治体からも出てきているようです。

今回の視察も、その流れによるものなのでしょうが、では、神栖市はどうするのか?

そのようなコメントをこのブログにもいただいていますが、では、本当にどうすればいいのか?


鹿嶋市長は、次のようなコメントもしています。

「鹿嶋市には、焼却炉がないなどの課題もあるので、今後、実際にどのように運び、処理すればよいか、専門家から意見を聞きたい」


つまり、現状では「受け入れたい」という思いはあるものの、受け入れた後の処理方法等は、いろいろと検討はしているのかもしれませんが、現時点では未定ということ。

しかし、現実的には処理方法が明確にならなければ、受け入れは困難です。

また、住民の理解を得ることも必要です。


神栖市には、鹿島共同再資源化センターという焼却施設がありますが、聞くところによると震災で海岸に打ち寄せられたものの焼却が、かなりあるようなので、東北地方のがれきまで対応しきれるのか?

また、再資源化センター建設当時の経緯も踏まえ、住民の理解は得られるのか?

などの課題もあるものと思います。


心情的には、「受け入れても…」という思いはあっても、現実的に受け入れ態勢が整わなければ、正式な受け入れ表明はできません。

神栖市も、そのあたりを総合的に検討していく必要は、あると思っています。
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監査委員

2012-03-27 10:28:07 | 政治活動
神栖市ホームぺージでは、以下のように説明されています。


監査委員は、監査を行うために地方自治法に基づいて設置されている、独任制(各委員がそれぞれ独立して職務を行う)の機関です。

監査委員は、市長の指揮監督を受けずに独立した立場で監査を行います。

監査は、行財政の公正で効率的な運営を確保するために、 財務に関する事務の執行や地方公営企業などの経営に係る事業の管理が、関係法令や予算に基づき適正に行われているかどうかを主眼として実施するほか、行政運営全般(組織・人員・事務処理方法など) についても監査することができます。

地方自治法において、監査委員は、これらの監査を行うにあたっては、地方自治の本旨に基づき「最小の経費で最大の効果を上げるようにしているか」、「組織及び運営の合理化に努めているか」といった点に特に注意する必要があるとしています。

神栖市が補助金などを交付している公共的団体や、資本金などを出資している法人などに対しても、これらの財政的援助にかかる出納その他の事務について監査することができます。

監査委員は、人格が高潔で行政運営に関し優れた識見を有する者と議員のうちから、議会の同意を得て、長が選任します。

任期は、識見選任委員が4年で、議員選任委員は議員の任期によります。

地方自治法に基づき、神栖市には2人の監査委員が置かれておりますが、条例により、このうち議員選任委員は1人としております。



この監査委員に、去る3月23日に議会の同意をいただき、私が選任されました。

監査委員という立場は、初めてとなりますが、今までの議員活動などの経験を生かしながら、職責を全うしていきたいと考えています。
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市名売却

2012-03-22 16:32:31 | 政治活動
と言っても、もちろん神栖市の話ではありません。

大阪府泉佐野市が、財政難を理由に、市の名前を売却し、企業名などに変更するネーミングライツの導入を検討しているとのこと。


財政が厳しくて、少しでも収入を増やそうということなのでしょうが、それにしても…

という感じがします。


詳しい事情はわかりませんが、私の感覚では馴染めない話です。
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市民活動支援センター③

2012-03-20 08:15:42 | 政治活動
セントラルホテルの3階にあるこの施設。

市民が行うさまざまな活動を支援しようとするものですが、セントラルさんに支払う賃料をはじめとする、維持管理費に見合うだけの効果が十分に発揮されていないという指摘を議会でも何度かしてきました。


このブログで取り上げるのも今回で3度目となりますが、開会中の3月議会には、この支援センターを平泉コミセンに移転しようとする議案が提案されています。

これは、今までのセントラルホテルでは、「施設の場所がわかりにくい」「駐車場からの距離が遠い」などの意見が利用者からあったことによる対応とのことですが、これを単なる”引っ越し”に終わらせることなく、コストに対する心配が軽減される分、じっくりと施設の機能を高める取り組みをして欲しいものです。

(それほど、ゆっくりされても困りますが…)


神栖市の市政運営の大きな柱である、”市民協働”という流れを考えた場合には、とても大切な施設ではありますが、今度うまく機能しなかった場合には、その存在自体が問われることになりかねないと心配しています。
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津波避難訓練②

2012-03-17 00:02:33 | 政治活動
東日本大震災から、ちょうど1年となる3月11日に実施された、津波避難訓練に参加しました。

今回の訓練については、趣旨はとても良いことだとは思いますが、その中身については問題点もあり、「昨年の震災の時に実際に津波被害があった場所を、なぜ通行させるのか?」「震災で被害があった所に、なぜ避難させるのか?」「耐震的に問題がある建物に、なぜ避難させるのか?」などについて、議会で指摘させていただきました。

今回は初めての試みということではありますが、今後はそのあたりについても十分押さえて欲しいところです。


実際に参加してみての課題もありました。

私が避難したアトンパレスホテルさんについては、私が徒歩で避難したところ、すでに多くの皆さんが避難していて入口が混雑し、中に入れず…

今回はホテル内の避難の場所を、業務に支障が出ないようにするためか、かなり限定していたこともありますが、もし実際に津波が来ていたら、私は流されていたかもしれません…


また、実際に中に入ってみると、明確な階段の表示がなかったことから、多くの方から「階段はどこ?」との声が…

これも、実際の避難の時であったら、皆さんがパニックになる可能性が極めて高い状況です。

このあたりは、避難場所の方にも、さらに踏み込んだお願いをして、ご協力いただく必要がありそうです。


また、アトンパレスさんの前には、現在整備中の防災公園がありますが、大野原側から防災公園に避難しようとすると、国道を横断する必要があります。

しかし、昨年の震災では、停電して信号が止まりました。


となると、実際の避難を想定すると、国道を走る自動車と、そこを横断しようとする歩行者のいずれかが、ストップすることになります。

そうならないように、歩道橋などの整備も必要になりそうです。


なお、このような課題は、各避難場所ごとにそれぞれあったと思います。

それらについては、きちんと取りまとめて今後に生かすよう、市の方に求めてあります。


いずれにしても、訓練を行って満足することなく、どれだけ実際の状況を想定して、そこに近づけた訓練をするか?そうしなければ、その効果や意義は薄いものになってしまいます。

今回の課題を、必ず次回の訓練に生かさなければなりません。
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神栖警察署

2012-03-16 13:39:30 | 政治活動
このブログで最後にコメントしたのが3月8日。

つまり、3月議会が始まった9日からは、コメントがストップしていました。


本来であれば、議会開会中は普段よりコメントしたいことが多いはずですが、それがなかったということは…

単純に時間がなかったということです…

(やはり時間のやり繰りが下手だということでしょうか…)


ということで、コメントしたいことが溜まっていますので、少し話題が古くなっているものもありますが、3月議会も一段落しましたので、一つずつ取り上げていきたいと思っています。


今回は、神栖警察署設置の件。

すでに、報道がなされていますが、長い間、市と市民が一体となって取り組んできた、神栖警察署誘致について、茨城県警から発表された計画によると、2016年度までの設置を目標とするとのこと。

まだ、設置場所や市が何らかの負担をするのかといった詳細はわかりませんが、ようやく悲願であった神栖警察署の設置に先が見えてきました。


今回のように、市と市民が協力し合いながら、一つのことを行うというのは、今後のまちづくりのあり方を考えた場合にも、とても意義のあることでもありますし、また、ある意味では”自信”につながるのでないかと思っています。

あとは、この計画が一日も早く具体化していくことを、心から期待しています。
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新庁舎??

2012-03-08 16:46:55 | 政治活動
今朝の茨城新聞によると、神栖市が市の本庁舎について、老朽化や耐震性などの問題があることから、平成24年度中に市民や有識者15人程で構成する「市庁舎の整備に関する懇談会(仮称)」を設置し、新庁舎も視野に入れて今後の整備方針を決めていくとのこと。

また、担当者からは「市庁舎は防災センター的役割を担う強固で安全な建物でありたい。震災を経験した市民の思いをくみ取りながら、市庁舎の在り方を考えていきたい」というコメントもあったようです。

(ちなみに現在、市の本庁舎は避難場所には指定されていないとのことですが…)


現在の庁舎は、震度6の地震で倒壊の恐れがあるとのことで、以前から耐震化の必要性があることは認識していましたが、一気に新庁舎の話が出てきたことについては、かなり唐突な感じもします。

ましてや、今度設置しようとする懇談会に関する予算については、明日から始まる3月議会で審議されるものであり、その議論を待たずに新聞報道がなされたことについては、強い違和感を感じます。

もし、この予算が議会で否決されたら、神栖市はどうするのでしょうか?


私は、新庁舎の建設そのものに反対という立場ではありません。

しかし、予算には限りがあり、物事には順序というものがあります。


本当に今、新庁舎の建設を優先すべきなのか?

それよりも、昨日取り上げた津波避難タワーなどの避難場所を、数多く整備することを優先した方が良いのではないか?

やはり以前から耐震性の問題が指摘され、建て替えの検討に入っていた波崎総合支所はどうするのか?


また、さまざまな議論をする前に、なぜマスコミを優先したのか?

各議員からも、この件についての意見があるかもしれませんので、議会での議論の中で、それらを聞いてからマスコミに流しても、決して遅すぎるということにはならなかったと思います。

議会での審議もこれからであり、ましてや市民を交えた懇談会も、これから設置しようとしている段階で、”新庁舎”という言葉が出てきてしまうのは、それが一人歩きしてしまう可能性もあり、決して好ましいことではないと思います。


最近、以前に比べると神栖市がマスコミに取り上げられることも増えてきましたので、それはそれで良いことだとは思いますが、”順序”を間違うと大変なことになる可能性があるということも、市の担当者には十分認識していただきたいところです…
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津波避難タワー

2012-03-07 16:50:13 | 政治活動
の設置を神栖市が検討しているとのこと。

高台の少ない神栖市では、公共施設や学校施設、あるいは民間と協定を結び、3階建て以上のビルなどを避難場所に指定していますが、それでもカバーしきれないエリアについては、市独自に避難場所を整備する必要があります。

今回の津波タワービルは、そのための選択肢の一つになりますので、とても結構なことだと思います。


あとは、市の防災安全課長が「市独自で一度に何基も設置を進めるのは難しい」とコメントしているとおり、設置場所の選定と設置する順番の根拠…

これをどこまで明確に、市民に説明できるか?

が、大切になってくるのではないかと思います。
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臨時議会

2012-03-04 13:31:29 | 政治活動
改選後、初議会となる臨時議会が3月2日に開かれ、正副議長をはじめとする各ポストや所属常任委員会等が決まりました。


ちなみに私の所属常任委員会は、希望通り「教育福祉委員会」となり、議会運営委員会にも所属することになりました。

また、RDF事業・市場事業・消防事業を行うために神栖市・鹿嶋市がお金を出し合って運営している「鹿島地方事務組合」の議会議員にも、引き続き選出されました。


なお、最初の定例会は9日から始まりますので、その様子も随時この場でご報告させていただきます。
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