いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

特殊勤務手当について②

2010-02-27 18:57:35 | 政治活動
特殊勤務手当については、昨年8月19日に、このブログで取り上げさせていただきました。

その内容を要約すると、特殊勤務手当とは、市の決まりにある特殊な仕事をすると支給される手当のことで、神栖市では現在26種類ありますが、その中には「どこが特殊なのか?」「本来すべき仕事をしているだけではないのか?」と不思議に思うものがあったことから、その見直しを求めたところ、総務部長から「見直しの必要性について対応していく。」という答弁がありました。


そしてこのたび、3月5日から始まる平成22年第1回定例会に、「自動車運転手当」「塵芥処理業務に従事した職員の特殊勤務手当」「有害薬剤等取扱手当」「老人休養ホーム業務手当」「消防防災手当」「火葬業務手当」の6つの特殊勤務手当を廃止する議案が提案されました。

この他にも、まだ廃止すべきものがあるような気もしています。しかし、職員の手当を廃止するということは、内部でもさまざまな議論があったのではないかと思いますので、職員が特殊勤務手当のあり方を検討し、その一部を廃止するという判断をしたことは一歩前進であり、評価すべきことだと思っています。

(もちろん、今回廃止されないものについても、その必要性について質していきます。)


また、以前このブログでも取り上げた鹿島地方事務組合議会においても、先日、同じ問題を取り上げました。

私は上記のような例をあげ、消防事業における特殊勤務手当についても、削減や見直し、廃止すべきものがあるのではないかと質問をしました。

私の質問に対し消防長からは、「現状では全く見直す余地がない。」という趣旨の答弁がありました。 


私は単純に、神栖市役所でも見直すべき点があったのだから、消防事業においてもあるのではないかと思い質問しましたが、現状ではその必要がないほど完璧な状態ということなので、大変素晴らしく、また、そのように答弁できる消防長も、自信と誇りを持って仕事に臨まれているということであり、大変結構なことだと思います。


ただし念のため、答弁だけではなく、実際にそのようになっているということを確認しなければなりませんので、そのための資料の提出を消防長に求めてあります。

少し時間がかかるようですが、その資料が私のもとに届き次第、あらためてその内容についてご報告させていただきます。   
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最後になると思っていましたが…

2010-02-24 10:29:08 | 政治活動
このブログでも何度も取り上げ、さまざまなコメントもいただいた波崎町柳川土地区画整理事業の問題…

「この問題を取り上げるのは、これが最後…」と、このブログでコメントしたことがありましたが、3月5日から始まる平成22年第1回定例会に、この問題についての議案が提案されましたので、また、取り上げることとなりました。


この問題については、既に神栖市が東京地裁の判決に従い、平成21年10月2日に常陽銀行と銚子信用金庫に対し、約11億4,000万円を支払っていますが、同時にそれらの債権を波崎町柳川土地区画整理組合に対して市が取得したため、市は組合に対しその請求を行いました。

しかしながら組合は、組合が保有する現金と土地の合計約4,400万円の資産分を支払い、残りについては支払免除を市に要望し、市としても、過去の経緯等から組合に対してこれ以上の金銭的負担を求めるのは難しいと判断して、その要望を受け入れたようです。


その手続についての議案が今度の議会に提案され、これから審議がなされるわけですが、私もこの問題については、特別委員会で委員長として調査し、報告したとおり、この問題は旧波崎町が主導して行った事業であることなどから、組合に対して責任を求めるのは難しく、適切ではないと判断していますので、今回の市の対応は妥当なものだと思っています。
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職員逮捕②

2010-02-22 18:20:50 | 政治活動
神栖市教育委員会が発注した小学校改築工事の設計業務委託の入札に関して、競売入札妨害の疑いで神栖市の職員2名が逮捕された事件を受けて、先週の金曜日に開かれた臨時議会において、保立市長が謝罪をしました。


また、今回の事件を受けて、以下のような改善策も示されました。

①今回の事件は、その業務を担当する職員が、依頼を受けた業者をそのまま指名業者としたために起こったことから、今後は担当職員が提案した指名業者案から、契約担当課が数社加除補正する。

②また今回、担当職員が予定価格を不正に漏らしたことから、今まで予定価格が事後公表であった業務委託の部分についても、建設工事と同様に全て事前公表にする。

③事件の全容が明らかになった時点で、外部有識者の意見を伺いながら、市の入札・契約制度を改めて見直す。


以上の内容ですが、①については、その業務を担当する職員が提案したものを契約担当課がチェックをして、一部の指名業者を入れ替えるというものですが、これは職員が恣意的ではなく、公務員として公平・公正に職務をこなすという前提があってはじめて成立することです。

今回の事件は、それを裏切ったことによって起ったものであり、厳しい見方をすれば、その業務を担当する職員と契約担当課のそれぞれが共謀をすれば、今回の事件と同様なことをするのは可能です。

そこまで疑うのか?というご意見もあるかもしれませんが、現実に職員に対する信用を失う事件が起きてしまった以上、このような対応では不十分で、可能な限り建設工事と同様に一般競争入札とすべきだと思います。


というのも、②のように、予定価格の事前公表の範囲を、建設工事に限らずに全ての業務委託にまで拡大するということは、事後公表にしていては、今回の事件のように担当職員が漏らしてはいけない情報を隠しておく自信がないというようにもとれます。

そうだとするならば、職員個々に対する信頼に依存するのみではなく、制度的に不正をしにくい(できない)ようなものにしなければならないということであり、今回の事件が起きてしまった以上は、そこまでやる必要があると思います。


もちろん③にあるとおり、事件の全容が明らかになってから、さらなる対応がなされるものと思いますが、その内容によって市が今回の事件を本当に重く受け止めているかどうかがわかると思っています。


― 改革は、やるべき時に一気にやらなければ、到底できるものではない。

と、思います。
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市場事業について

2010-02-18 11:13:15 | 政治活動
昨日は、鹿島地方事務組合議会がありました。

鹿島地方事務組合とは、神栖市と鹿嶋市がお金を出し合って運営している組織で、現在はゴミを固形燃料化するRDFセンターに関する環境事業と市場事業及び消防事業を行っています。

そして、それらをチェックするための議会があり、神栖市鹿嶋市の市議会からそれぞれ6名ずつ、計12名で構成されています。


昨日の鹿島地方事務組合議会で私が注目したものの一つが、「市場事業」でした。

これは、神栖市のカインズホームさんの前にある公設市場のことですが、この事業の平成22年度の予算は約8,400万円となっています。

主な歳入は、神栖市鹿嶋市から約3,000万円、業者さんからの市場使用料約3,800万円などで、一方、主な歳出は、市場の用地賃借料約3,000万円や職員の人件費などです。

つまり、予算に対しての地代の割合が約36%ということになります。


もちろん市場は、その利用者の方には必要な施設だと思いますので、その存在自体にとやかく言うものではありませんが、会計上から見た場合には、決して適切な状態とは思えません。


だからこそ現状では、税金を投入しながら維持、運営しているのでしょうが、今後もこの市場事業に現在のように税金を投入しながらでも、今の形で維持していくべきなのか?あるいは地代などのことを考えて、公設のまま別の場所へ移転するという形はとれないのか?税金の負担のことを考えて、民営化するということはできないのか?などの検討をする必要があるのではないかと思っています。


私には、過去の経緯や細かい事情などについて不明な点もあるかもしれませんが、現在、「市場事業運営協議会」という組織で、市場の今後のあり方について検討されているようであり、その答申も3月頃には出るようなので、その内容も踏まえて、改めてこの問題についてこの場で取り上げたいと思います。
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鳩山劇場

2010-02-16 10:28:09 | 国政・県政
鳩山首相が子ども手当について、「当然、予定通り満額をやる。そのための財源も歳出削減を徹底的にやって見いだしていく。」と述べたようです。

「歳出削減の効果が限られて財源が見い出せなければ、満額支給は行わない。」ともとれるコメントですが、本当に自分の考えや発言がコロコロ変わってしまう方…

あいかわらずのブレ、迷走ぶりです。


首相がいくらこのような発言をしても、また、財務副大臣などが、「財源的に満額は難しい。」というコメントをするのでしょうか?

もし満額支給ができなかった場合には、鳩山首相は責任を取るのでしょうか?


閣内不一致、調整不足、その場しのぎ、カッコつけ、超軽量発言…

いい加減にしてほしいものです。


でもそれ以前に、この件について鳩山首相が自分で判断して、実行できるだけの”権限”があるのかどうかも大きな疑問です。

鳩山劇場… いつまで続くのでしょうか?
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公約違反

2010-02-15 11:41:32 | 国政・県政
鳩山首相が、先の衆議院選挙で掲げたマニフェストの目玉である子ども手当について、「将来に借金を増やすことはしたくない。財源は無駄を削減する中で、余裕ができた分だけやる。」という趣旨の考えを述べたようです。

そこまでを選挙時に打ち出していたのなら問題はありませんが、当然そのような”条件”はついていませんでしたので、これは明確な公約違反です。


「民主党政権も誕生したばかりだから…」「ようやく政権交代したのだから…」などという優しい評価もあるのかもしれませんが、選挙に勝ちたいがために出来もしない、あるいは実現不透明なマニフェストを平然と並べ、実際にできなくても、また平然とそれを修正することが許されるのならば、マニフェストなど何の意味があるのでしょうか?


選挙に勝ってしまえば”現実路線”ということなのかもしれませんが、結局はそのような安易な”何でもあり路線”というのは、国民の信頼を失うのは当然のこと、政治や政治家の質を低下させ、長い目で見れば民主党のみならず、我国にとって大きなマイナスであると思います。


私も地方議員の一人として、真剣に政策や公約を考えることがバカらしくなるようなことを首相や政権与党が先頭に立って行うことはやめて欲しいと思いますし、むしろ範となるような行動をしていただきたいと思います。


とにかく、政治家としての最低限のモラル…

それだけは、持ち合わせていただきたいと思っています。
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明日はバレンタインデー

2010-02-13 17:24:43 | 雑感
― だそうです…


一年の間には、さまざまなイベントがあります。それ自体にはあまり興味はありませんが、そのイベントの雰囲気に触れることは、季節感を感じることができたり、それを口実に盛り上がったりすることもできるので大好きです。


それにしても、私にとってバレンタインデーほど縁のないイベントはありません。

いくら考えても、何の記憶もありません。


それはさておき、明日はバレンタインデーの雰囲気を味わうために東京に行ってきます。

今まで縁がなかったはずなのに、今年はなぜかそのような気分になりました。


― でも感覚的には、”充電に行く”の方が近いかもしれません…
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職員逮捕

2010-02-12 11:03:04 | 政治活動
神栖市教育委員会が発注した小学校改築工事の設計業務委託の入札に関して、競売入札妨害の疑いで神栖市の経済産業部長と教育総務課の課長補佐、および設計業者の2名、計4名が逮捕されました。

保立市長就任以来、今までの入札風土を変えようと、積極的にその改革に取り組み、一定の成果も出てきていたところで、市の幹部職員がそれを踏みにじるような行いをしたことについて、残念であると同時に、非常に強い憤りを感じています。


今回の事件は、今まで特に改革が進められてきた建設工事の部分ではなく、設計業務のところで起こりました。

確かに今までの神栖市は、それまで問題視されることが多かった建設工事に関する入札制度改革には積極的に取り組んできていましたが、何となくそれで満足してしまったような感じで、それ以外の業務委託などの改革については、おろそかになっていた面もあったかもしれません。


私自身も、「入札風土が変わらなければ、選挙風土が変わらない。」という思いで、入札制度改革を選挙時の公約に掲げたこともありましたが、建設工事の入札制度改革が進んだことで、その他の部分についての改革を求める意識が少し低下していたことは否めず、議員として大いに反省をしなければならないと思っています。


今後は関係者の処分などの対応はもちろんのこと、二度と同じ過ちを繰り返させないための改善策、仕組み作りを急がなけらばならず、また、私もそれらを市に対して強く求めていきます。

ただし、今回の件は何よりも職員の意識の部分が一番大きいことは言うまでもなく、大半の職員にはこのようなことがないと信じたいとは思いますが、このような事件が現実に起こってしまった以上は、そこに依存しない改革も行わなければならないと思います。


普通に仕事をしている職員までもが、市民の皆さんから事件を起こした職員と同じような目で見られることがあるとすれば非常に残念なことですが、とにかく一日も早い市民の信頼回復のために、保立市長を先頭に、職員が全員一丸となることを強く願っています。
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2年目

2010-02-11 15:11:13 | 雑感
今日からこのブログも2年目に入りました。

一年… 過ぎてみると本当に早いものです。一年前のことを思い出してみましたが、やはり私自身にも大きく変わったことがありました。

これからの一年では何があるのか?大きな楽しみと期待感があります。

(私… あまりネガティブな発想は持ち合わせていないようです。)


最近は、近々発行予定の議会活動報告紙の原稿作りと3月議会に向けた準備をしています。

そのあたりが具体的になってきましたら、このブログでも取り上げる機会が増えてくると思います。

これからも、よりわかりやすく、より具体的に、さまざまなことを取り上げていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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記念日 

2010-02-10 14:28:31 | 雑感
人それぞれ、さまざまな記念日というものがあろうかと思います。

私自身は記念日というものに特に強い意識は持っていませんが、その日その時をより楽しく充実したものにするために、何かあれば「今日は記念日だね!」と言う癖はあります。


ちなみに今日2月10日は、このブログを始めてから365日目、つまり、ちょうど1年が経った日ということになります。

そういう意味では、このブログにとって今日は大晦日のような日といえるのかもしれませんが、別に本物の大晦日のように一年が終わり、新たな年を迎えるというような感慨はなく、あくまでも一応の節目という思いです。

明日からはこのブログも新年?を迎え、2年目のスタートということになりますが、1年目の反省点としては、何といっても更新の回数が少なかったことが挙げられます。


いろいろな方からご指摘をいただいたので数えてみましたが、昨年の2月11日からスタートしたこのブログは、1年間でちょうど100回記事を投稿していました。

率にすると27.39%ということになりますが、2年目はこれを最低でも33%、つまり3日に一度は更新することを目標にしたいと思っています。

(目標が低すぎると思われるかもしれませんが、あくまでも最低目標なのでご容赦ください。)


― ”記念日”ということでいえば、10日という日は私にとって本当に大切で、忘れられない日です。

ということは、私は毎月記念日があるという、とても幸せな人ということになるのかもしれませんが、今日も夜まで仕事があるので、残念ながらお祝いをすることはできません。

でも、気分だけでも”記念日”になっていれば、それはそれで良いような気もしています。


やはり大切なのは、形ではなく心の部分…  です。

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