本日、神栖市議会6月定例会における議案質疑が行われ、先日、この場で取り上げた、市庁舎の耐震化について質問いたしました。
市庁舎の耐震化については、これまで「公共施設等総合管理計画」の策定後に検討することになっていましたが、今回は、それを待たずに耐震化を進めるということ。
理由は、市庁舎の耐震性が十分でないことがはっきりして、緊急性が高まったということと、熊本地震が発生したからとのこと。
それはそうかもしれませんが、私が気になったのは、東日本大震災に市が触れなかったこと。
熊本地震は、もちろん大変な被害があり、多くの人命が失われ、今も不自由な生活をされている方がいることは承知しております。
一方で、我々は東日本大震災を、直接経験しています。
そこに触れることなく、「熊本地震が発生したから…」では、市は、東日本大震災を忘れてしまったのか?と言われても仕方がありません。
そのことを指摘させていただき、市としても充分に東日本大震災が視野に入っていたというような答弁がありましたが、だとするならば、最初からそのことをはっきりと言って欲しかったという思いもあります。
この議案については、明日、総務産業委員会で審議され、14日の本会議で採決されます。
それまでに、自らの判断を決めたいと思っています。