小沢無罪

無罪判決が言い渡された、小沢一郎元民主党代表。

この判決に対しては、賛否両論あるようですが、それはさておき民主党としては、輿石幹事長あたりが音頭をとって、小沢さんの党員資格停止処分解除の方向に向かっていくものと思います。

（抵抗する人も多いのでしょうが…）

だとするならば、この期間の小沢さんの党員資格停止処分は妥当な処置だったのかという検証も、民主党としてするべきだと思います。


私は、以前このブログでもコメントしましたが、強制起訴された段階での処分ではなく、判決を待ってからにすべきではないかと思っていました。

それは、今回のように、処分してしまってから「結局は無罪となりました」では、結果として特に問題をおこしたわけでもない人を処分し、その人の政治活動を制約してしまうことになるからです。

これは、取り返しのつかないことです。


どうしても小沢さん独特のイメージであったり、今回の問題もグレーな印象もあることから、それほど問題にはならないのかもしれませんが、私的には、そういうことでは済まされないことだと思っています。

審議拒否撤回

前田国交大臣と田中防衛大臣の問責決議が参議院で可決されたことにより、国会での審議拒否を打ち出していた自民党が、消費増税法案を審議する衆議院の特別委員会の設置に賛成することを決めたため、事実上、審議拒否の方針を撤回した形になったとのこと。

当然の対応だと思います。


確かに、２人の大臣には問題がありますが、それと審議拒否は別問題です。

今までも同様のことはありましたが、政治家が審議拒否をするということは、仕事をせずに責任を放棄しているのも同然です。


ましてや自民党は、長く政権をとっていた政党でもありますので、安易で無責任ではなく、大人の対応をすべきです。

どうしても、解散総選挙に持ち込み、政権を奪還することを早めたいという思いもあるのでしょうが、そうしたいのであれば、逆に審議拒否はマイナスだと思います。

野党であっても、「自民党の方が素晴らしい」とまでは言われなくても、せめて「民主党よりはまし」と言われるような対応をして欲しいものです。


あとは、野田首相が二人の大臣を辞めさせることができるかどうかですが、こちらも政権維持が最優先の目的になってしまっている感じがしますので、難しいのかもしれません。

いずれにしても、どちらの政党も、自分たちのことではなく、国・国民を最優先に考え、行動していただきたいと思います。

尖閣諸島購入

東京都の石原都知事が、尖閣諸島を都が購入することを表明した話題が、連日報道されています。

そのこと自体には、いろいろな意見があるものと思いますが、物事を前に進めようとするための仕掛け・パワーは、さすがです。

結局は、それによって、国も動かざるを得ない状況になりそうです。

（本来は、国がやるべきことなので、当然のことではありますが…）


政治家として、あるいはビジネスにも当てはまると思いますが、自らの考えやビジョンを実現させようとするときに、単純にその必要性を説くだけでは前に進まないことが多々あります。

特に、多くの方々の賛同が必要な場合や、今までそれが聖域となっていたり、常識、あるいは慣例などになっていたものは、なおさらです。


そういう意味では、石原都知事や橋下大阪市長などは、物事の中身は別としても、今までの政治とは違って、「何かをやってくれるのではないか？何かを変えてくれるのではないか？」という期待感を有権者に持たせることが、とても上手です。

今の民主党・自民党を中心とするやり取りが、あまりにもお粗末過ぎるということもあるのかもしれませんが…


それにしても、田中防衛大臣は酷すぎますね…

あの答弁などの姿を見て、問責決議の以前に、それを放置しておける野田政権の感覚がわかりません。

国益ではなく、政権維持が最優先になってしまっている証拠だと思います。

残念です…



―　話題は変わりますが、私、伊藤大は、このたび結婚いたしました！


お相手は、鹿嶋市でネイルサロンを経営されている方です。


おそらく、生活のリズムは今までとあまり変わらないとは思いますが、責任はとても重くなりますので、今まで以上に公私とも頑張ってまいります。

また、仕事と家庭のバランスを程よく保ち、家族で力を合わせて良い家庭を築いていきたいと思っています。

今後とも、宜しくお願いいたします。

花見

毎年のように、「やろう！」と思いながら、全く実現しないのが、お花見です。

別に出来ない理由があるわけではありませんので、やろうと思えばできますし、声をかければ、それなりの人数は集まってくれるとは思うのですが、実現しません。


やりたいのに実現しない。できないわけでもないのに実現しない。

不思議です…


先日、ある方から「一緒にお花見に行こう！」とお誘いをいただきましたが、土曜日は、どうやら雨。

日曜日は、一日予定が入っているので無理。

来週は、何かと忙しそう…


毎年、こんな感じでお花見シーズンが終わっていきます。

今年も、同じことの繰り返しのようです…

初監査

先日、市の監査委員としての初仕事となる、「例月出納検査（２月分）」がありました。


例月出納検査は、その名の通り毎月おこなわれ、各月の市の出納内容についてチェックをするものですが、今回、監査自体が初めての経験でしたので、勝手がわからずとまどいもありました。

何点か、指摘もさせていただきましたが、今回で監査の雰囲気はわかりましたので、次回からは、もう少し突っ込んだ指摘ができるようにしたいと思っています。


印象としては、議会も監査委員も、同じく市の運営についてチェックする立場ではありますが、議会は市を外側から大きな視点で見て、改革・改善を求めていく。一方、監査委員は、入出金の内容が書かれた書類を、１枚ずつチェックしていくという作業もあるためか、どちらかというと市を内側から細かい部分まで見て、改善点を積み重ねていくという感じがしました。

（上手く伝わらないかもしれませんが…）


いずれにしても、まだ１回目の監査でありますので、今後、また違う側面も見えてくるのかもしれませんが、なるべく早く監査という仕事に慣れるよう努力していきます。

付ける薬が…

首相時代に「最低でも県外」と発言し、普天間問題を大混乱させた鳩山元首相が、またしても大迷惑なことを始めたようです。

現在、核開発の問題があり、国際情勢の中で大変難しい状況にある、イランの訪問を予定しているとのことで、これについては、さすがに身内である民主党政権からも、中止を求める声が出ているとのこと。

当然です。


首相時代に迷走を繰り返し、混乱だけを残した人が、しゃしゃり出てきて、今さら何かできるとでも思っているのでしょうか？

勘違いも甚だしい。迷惑なだけです。


「いい加減にして欲しい」という思いを通り越して、怒りを感じます。

とにかく、余計なことはしないで、「じっと静かにしていて欲しい」と、心から思います。


「○○に付ける薬はない」の典型のような人です。

悩み解消！

と言うほど、大袈裟な話でもないのですが、私のここ数年来の悩みと言えば、”マクラが合わないこと”でした。

以前は、行きつけの整体の先生に、タオル数枚を丸めて作っていただいた、特製マクラを使っていたのですが、汚れが目立ってきたこともあり、それを解してしまいました。


その際に購入した軟らかいふわふわのマクラが、全く合わず…

寝心地が悪く、睡眠も浅い感じがして、酷い時は首や肩のあたりが痛くなり…

その後、数回マクラを変えてみましたが、いずれも同じ状況になりました。


もはや、あきらめの境地で、その最後のマクラを使い続けてから１年ほどが過ぎていましたが、先日、”ある物”を買うために東京に行った際、何となくマクラのことが頭に浮かび、寝具コーナーへ行ってみました。

さすがに品揃えが違いますので、数多くのマクラを目の前に、難しい顔をしてどれにするか悩んでいると、店員さんから「お試しになりますか？」との声が…


そういえば、マクラを買う時に、試してみたことなど今まで一度もなかったので、一気に５～６個（もう少しあったかもしれません…）お試し用のベッドで試してみましたが…

あまり違いがわからない…


しかも、店員さんや一緒に行っていただいた方も、そばで見ていてくれて、落ち着かず…

それでも、何となく一番合っている感じがしたものを購入して、早速その夜から使ってみましたが…


朝、起きてみると、ここ数年で最も爽やかな目覚めでした！


それ以来、１０日ほどが経ちましたが、快適な睡眠状態は続いていて、体調も良くなった感じがしています。

（別に、体調が悪かったわけではありませんが…）


もう少し早く、購入していれば…

などとも思いましたが、こういうことについては、我ながら本当にゆっくりしています。


次は…　メガネの番になりそうです。

こちらも、かなりくたびれてきていますので…


と言いながら、また一年後になってしまうかもしれませんが…

新年度

実質的な新年度のスタートとなった昨日行われた、主要企業の入社式におけるトップの訓示で、特に印象に残ったフレーズは、「グローバルな活躍」「現場重視」「環境変化への対応」でした。

どれも、よく耳にする言葉ではありますが、震災による影響や、円高、電力不足等により、それらをより強く意識していく必要に迫られてきているのだと感じました。


それらが加速していくと、今まで以上に市場は世界規模となり、生産拠点も、より世界に広がっていくものと思われます。

その分、国内経済が空洞化する恐れが高まるという声もあるようですが、その発想自体が、世界の流れから見ると、遅れを取ってしまっているということなのかもしれません。

（そのあたりは、複雑な心境ではありますが…）


これを、神栖市に当てはめると、神栖市の税収のうち、大きな割合を占める立地企業の動向が注目されます。

今までも行われてきたことではありますが、茨城県と連携し、さまざまな優遇措置を打ち出しながら、新たな企業誘致の促進や、他への移転を食い止める対応が必要となります。


また、今のうちから、企業に依存しすぎない、新たな税収の確保にも取り組む必要があります。

そのあたりを、神栖市民や神栖市で働く皆さんの知恵を結集して見い出していくような体制を、早急に構築していくべきではないかと思っています。