県議会定数③

県議会改革等調査検討会議は、茨城県議会の定数削減について、「定数２削減、議員報酬１２％カット」といういばらき自民党案について採決し、可決されたとのこと。

ちなみに、議員報酬１２％カットというのは、議員５人分の削減効果になるとのことですが、つまり議員報酬は削ってでも、仲間である議員は減らしたくないということなのでしょう。


県議会で圧倒的多数を占める、いばらき自民党による、改革に極めて消極的で自分勝手な論理です。

話になりません。がっかりです。


元々、茨城県議会は改革に消極的だとは思っていましたが、呆れました…

こんな状況を見ていると、いろいろなことを考えてしまいます…

採決

本日、衆議院で行われる”消費税増税法案”の採決。


党内で意見をある程度まとめてから、他党と協議するのが本来の姿だと思いますが、それが反対になってしまうのが民主党らしいところ。

政党としては、まだ成長段階にあるようです。


民主党内には、すでに”造反して離党”という考えの方もいるようですが、一つのことで意見が合わないからといって離党していたら、キリがないような気もします。

それだけ、その議員にとっては重要な問題ということなのかもしれませんが…


消費税増税についての私の考えは、「上げなくて済むならその方がいいが、国の財政状況を考えれば上げざるを得ないのではないか？」という”消極的賛成”です。

ただし、過去に消費税を導入、あるいは増税した後は、景気が低迷した記憶があるので、その対応をきちんとしていただきたいと思っています。


いずれにしても、「消費税増税反対を訴えた方が、次の選挙で有利になる」というような、低い次元での判断だけは、勘弁して欲しいところです。



昨日、国会中継を見ていて印象に残ったのは、自民党の伊吹さんの「民主党マニフェストに掲げられている、後期高齢者の撤廃や最低保障年金の創設を見直せとはもう言わないので、次のマニフェストでも、財源を明確にして再度掲げるべきだ」という趣旨の質問でした。

民主党にとっては、それが一番困るのではないでしょうか？

「いい角度の質問だ！」と感心してしまいました。


―　ちなみに、神栖市議会は本日が６月議会の最終日で、市長から提案されている議案の採決が行われます。

と言っても、こちらは国会と違って、荒れる問題はなさそうですが…

らしさ…

６月議会も、２６日の最終日まで残りわずかとなってきましたが、今回はこのブログでもお知らせしたとおり、１年ぶりとなる一般質問を行いました。

詳細については、あらためてこの場で取り上げますが、質問のテーマが市の将来的な部分が多かったので、市の答弁が「抽象的になるのではないか？」ということを心配していましたが、想像していたよりも納得できる答弁が多かったと思っています。


すると、一般質問終了後、ある方から「今回は伊藤議員らしくなかったですね？」とのご意見が…

どういう意味なのだろうと、少し考えていましたが、もしかしたら、私は質問に対する答弁に納得できないときは、比較的強い口調・厳しい表現で再質問することが多いのですが、今回は、私の求めていたものに比較的近い答弁だったために、”静かに”質問が終わったことで、そのような印象を持たれたのかもしれません。


（普段は、極めておとなしい性格なのですが、もしかしたら私には、”うるさい議員”というイメージが付いているのでしょうか？）


ちなみに、私が一般質問で取り上げるものの基準は、

１、議事録に残しておきたいもの

２、複数の部署にまたがるもの

３、担当レベルでは結論の出せないもの

です。


言い換えれば、それ以外のことについては、あえて一般質問の時まで待たなくても、普段から担当課に問い合わせれば、済んでしまうようなことであり、その方が早く対応できるということです。



―　今回は、２月の市議会議員選挙で初当選された議員５名が、全員一般質問を行いました。

やはり、顔ぶれが変わると新鮮な雰囲気にもなりますし、私も初当選の頃の自分を思い出していました。

（皆さんの緊張感と一生懸命さが伝わってきました！）


慣れてくると、質問の回数が減ってくる傾向も今まではありましたが、そのような空気に染まることなく、今の気持ちを持ち続けていただきたいと思いますし、私も「初心に帰って皆さんに負けないように頑張って行きたい」という思いにさせていただきました。

６月議会

が、今日から始まります。

今回は、１年ぶりとなる一般質問を明日行いますが、それ以外にもいつもの議会と比べると質問事項が多くなりそうです。

これは、市の監査委員となり、今まで以上に見える部分や感じることが多くなったからかもしれません。


できない理由、やらない理由ではなく、どうしたらできるか？

そういう発想が、より多くあって欲しいと、いつも思っています。

総選挙

と言っても、ＡＫＢの方ですが、思わず見てしまいました。

普段、テレビを見るといっても、ニュースかスポーツぐらいのものなのですが、何か惹き付けられるものがあったのでしょう。

個人的には、スタジオでいろいろとコメントを求められる前田さんが、仲間のことだからなのかもしれませんが、答えにくそうにしていたのが印象的で、かわいそうになってしまいました…


国政の方の総選挙は、「社会保障と税の一体改革」の修正協議に入るようで、すぐにはなさそうな雰囲気です。

この問題については、民主党内も自民党内も一枚岩ではないようですので、今後もゴタゴタはありそうですが、野田首相は、間に興石幹事長を挟まないで、自ら前に出た方が良いのではないかと思っています。


また、最低保障年金制度の創設や後期高齢者医療制度の撤廃などについては、民主党のマニフェストに盛り込まれているから…

などと言っている人が民主党内にいるようですが、ただただ呆れるばかりです。


あのようなインチキマニフェストに、未だに価値があるとでも思っているのでしょうか？

党のメンツよりも、国や国民を最優先にして考えていただきたいものです…

一般質問

６月議会において、下記の内容で一般質問を行います。

日時は、６月１４日（木）午前１１時頃からの予定です。


市役所の５階で傍聴することができますし、また、インターネット中継で見ることもできますので、お時間がありましたら、よろしくお願いいたします。


○市の将来像について

　・少子高齢化の見通しと市に与える影響について
　・企業との関係について
　・新たな税収の確保について


○職員削減

　・これまでの検証について
　・行政改革プランにおける１００人削減の内訳について
　・定年延長について


○防災公園

　・平時における具体的な活用方法について