いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

自民党が党名変更??

2009-11-26 10:58:30 | 国政・県政
今朝の新聞に、自民党が党名を変更する論議を開始するという記事がありました。

理由の一つには、「自民党という名前が嫌がられているから、話を聞いてもらえない」ということがあるようですが、それって党名の問題なのでしょうか?

現在の自民党の低迷は、長期にわたって政権の座にあり続けた自民党が、特にここ数年間で行ってきたことに対する国民の不満が増大したことと、一方で未知なる世界の民主党に対する期待感が募ったことが根本だと思っています。

よって、名前を変えたからどうにかなるというものではなく、その前にもっと反省すべき点が多々あるはずです。

こんな発想では当面、自民党の巻き返しは困難であり、ますます国民の心は自民党から離れ、また、自民党のために活動をする全国の党員のやる気も損なわれていくような気がしてなりません。

政権から滑り落ちた自民党の迷走はいつまで続くのでしょうか?

私も自民党員ですが、今後はその行く末を本当に遠くの方から、ぼんやりと見守っているだけにしよう… 思わず、そんな風に思ってしまいました。
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神栖警察署の誘致促進について

2009-11-23 13:30:47 | 政治活動
刑法犯認知件数や凶悪犯認知件数が県内トップクラスの神栖市にとって、警察署の誘致は市民の悲願だと思います。

神栖町時代には、町民の中で警察署の誘致を求める署名活動が行われたり、保立市長になってからは、「神栖市に警察署を誘致する会」が発足し、定期的に茨城県や県警本部に対し、要望書が提出されています。

また、去る10月23日には、早期の警察署誘致のために、警察署の建物の建設費について神栖市が負担する用意がある旨を保立市長が表明しました。

そこまでする背景には、茨城県の財政が極めて厳しい状況にあることなどを理由として、警察署の誘致が前進していないことがあります。

しかし、前段で述べたとおり、神栖市は犯罪が多く、また千葉県との県境に位置していることから、橋を渡って千葉県側に逃げやすく、また、地形的にも細長いので、鹿嶋警察署から見た場合には移動距離が非常に長いことなどから、神栖市に警察署の必要性が極めて高いことは言うまでもありません。

もちろん警察署が誘致されれば、それですべていいというわけではなく、自警団をはじめとする市民レベルでの日常の防犯活動や、啓発活動、関係機関のネットワークの構築などもきちんと充実させてこそ、警察署の誘致効果も高まるものと思いますので、それらについても、警察署の誘致活動と並行して進めていく必要があります。

また、県境の橋や市内の全小学校など22ヵ所には防犯カメラが設置され、防犯灯もこの4年間で約1,000基が設置されました。さらに、土合地区には24時間体制の交番も設置されるなど、少しずつ治安対策は前進しているという見方もできるかもしれませんが、だからと言ってそれで警察署の誘致促進に緩みが出ることはあってはなりませんので、今後も粘り強く、そして強力に誘致活動が実施されるように求めていきます。
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市民協働によるさらなる行財政改革の推進について

2009-11-16 10:14:03 | 政治活動
神栖市では、平成21年度までを取組期間とした78項目からなる「集中改革プラン」に基づいて改革を進め、その進捗状況などは市民15名で構成される「行財政改革推進委員会」でチェックされ、それに基づく提言書も毎年、神栖市に対して提出されています。


今までに改革された主なものを挙げると、

①総合窓口の設置 ②むつみ荘の見直し ③商工会、観光協会の合併 ④循環バスの廃止 ⑤デマンドタクシーの導入 ⑥職員数の削減 ⑦税の収納率の向上 ⑧まちづくり特例市制度の導入 ⑨学校給食共同調理場の統廃合 ⑩神栖市医療福祉費制度の現物支給化

などがあります。(詳細は、市のホームページや昨日発行された「広報かみす」に掲載されています。)


78項目中の一部でほとんど手が付けられていないものもあるようですが、概ね順調に改革が進められたものと思っています。


また、保立市長就任後の改革の成果でわかりやすいものを具体的な数字で表してみました。(平成20年度末)

①基金(貯金) - 65億円増加
②借金 - 13億円減少
③税の滞納 - 9億円減少
④職員数 - 84人減少


今後は、その浮いたお金を市民サービスの向上にどのように有効活用していくかがポイントですが、一方で長引く景気の低迷により企業からの税収が大幅に減少することが予想されますので、事業の優先度を今まで以上に慎重に見極める必要が出てくると思っています。


また、今まで私が何度となく主張してきたもので、なかなか改善されないものもいくつかあります。


まず一つは行政評価制度の導入です。これは、政策形成においてPDCAサイクルを機能させることにより、その効果や効率、問題点等を明らかにし、その改善を行い、より効率的、効果的な行政運営をめざしていくものですが、職員の中で自分たちの仕事ぶりを自分たちで評価することにためらいがあるのか、全くと言っていいほど進んでいません。


二つ目は、補助金等の見直しについてです。市ではさまざまな団体等に補助金等を交付していますが、中にはその必要性に疑問があるものもあります。そこで、すべての補助金等を精査し、その必要性の検証を求めてきました。

私は、単純に補助金を減らせと言っているのではなく、一円でも支出するからには、その必要性を十分に見極め、その結果、減らすべきものは減らす、一方増やすべき理由があれば増やしても構わないと思っていますが、各補助金団体等に何らかの配慮があるのか、これもなかなか進まない状況になっています。


三つ目は、税以外の滞納の問題です。その中でも特に気になるものを挙げてみました。

①市営住宅の賃料の滞納 - 約2,300万円
②給食費の滞納 - 約800万円
③奨学資金の返還金の滞納 - 約3,000万円


これらについては、生活上の問題でどうしても支払うことができない方は別として、払えるのに払わない方への徴収の徹底を求めてきましたが、税とは違ってなかなか改善が見られません。

今後も、改善が見られないものについての取り組み強化と、改善が見られたものについても、それで満足することなく、随時その改革の結果の検証を求めていきます。

特に、今進められている改革は、外部に厳しく内部(職員)に甘いものが多いと思っていますので、特に内部に対する改革の強化を求めていきます。
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企業誘致の促進について

2009-11-11 17:21:03 | 政治活動
今回から、2年前の市議会議員選挙で自分が掲げた公約について、それぞれ「何をしてきたのか?」「何が実現したのか?」「何に取り組んでいないのか?」などということについての自己分析を始めたいと思います。


今回は「企業誘致の促進について」です。

企業誘致を促進する目的は、企業が神栖市に進出することによって生じる新たな税収を確保することや、地元の人の働く場を確保することなどです。

保立市長になってから6社の進出企業があったそうですが、それをさらに促進するために神栖市ができることとして、現在、新たに従業員を雇用する企業に対して固定資産税を3年間50%減免していますが、さらに企業が神栖市に進出するメリットを出すために、それを3年間100%減免に拡大することをを求めてきました。(ちなみに、元々は3年間100%減免されていました。)

これについては、これまではあまり市の方からは良い返事はいただけませんでしたが、今回の市長選挙で当選された保立市長の公約には、「3年間50%減免措置をさらに拡大します。」とありますので、今後はこの速やかな実施を求めてまいります。

この他にも、企業が神栖市に進出するきっかけとしては、お金の面だけではなく、そこで働く従業員のことを考えれば、道路や上下水道などのインフラ整備の促進や警察署の誘致をはじめとした治安の維持、教育環境の整備促進や教育水準の上昇、医療や子育ての環境整備の促進などもポイントになってくると思います。

(それらについては多岐に渡りますので、他の公約の項目のところでそれぞれ触れていきます。)

この他にも、日常から企業と市がコミュニケーションを深めることも重要という観点から、定期的な意見交換の場を設けることを提案し、実施されました。

いずれにしても、企業誘致の促進や、現在進出している企業の定着は、上記のような意味からも神栖市にとって最重要課題の一つであると思っていますので、今後も他の方策や、茨城県との連携も強化も含め、さらなる企業誘致の促進を求めてまいります。

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神栖市長選挙が終わりました。

2009-11-10 10:47:29 | 政治活動
11月8日に行われた神栖市長選挙は、現職の保立一男候補が他の候補に大差をつけて圧勝しました。

今回の市長選挙の結果については、さまざまな見方があるかと思いますが、保立一男後援会の事務局長として、また、選挙期間中は遊説隊長として参加させていただいた私の立場としては、私が思っていたとおり、良識ある市民の皆さんにストレートな判断をしていただいたと思っています。

また、保立市長や木内議員、そして私のことを誹謗中傷した怪文書やチラシがまかれたこともありましたが、そのような旧態依然とした時代遅れの手法に負けなかったことが本当にうれしく、また、「わかってくれる人は、わかってくれる」という私の基本的な考え方も、決して間違ってはいなかったということも確信しました。

さらに今回は、特に若い方から保立市長が掲げた公約についての問い合わせが多かったことも印象的で、神栖市の選挙の雰囲気もいい方向に変わってきているということも実感させていただきました。

あとは議員として、保立市長が今回の選挙戦で掲げた公約の実現を求めていくことになりますが、その多くが財源と実施時期が明確になっておりますので、1期目の公約達成率78.18%を上回ることも求めていきたいと思っています。

今回の選挙戦では、本当に多くの皆さんにお世話になりました。そして多くの新しい出会いもありました。多くの皆さんに励ましていただき、心配もしていただきました。また、選挙戦を通じて、議員として、そして一人の人間として多くの皆さんから多くのことを学ばせていただきました。その多くの皆さん一人ひとりに心から感謝しています。

この人の輪の広がりと、人と人との絆が強まっていくことが、私にとっての選挙の大きな魅力の一つです。

今回の市長選挙には、私も一つの覚悟をもって臨みました。それが何かは無事に勝利しましたので言いませんが、そのためか、保立市長当選の知らせを聞いた時はうれしいというよりも、ほっとしたというのが正直な思いでした。

しかし、いつまでもその余韻に浸っている暇はありませんので、休むことなく、また次の戦いに向かいます。
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