三流読書人

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ドングリ小屋住人 

アジアの一員として日本はどう生きる

2005年11月24日 12時26分28秒 | 教育 
「米国は紛争が起きたときに、地球規模でどこでも先制攻撃でやっつける世界戦略を持っている。日本をその戦略の橋頭堡にしようとしている。」
「しかし、こうした路線は長続きできるものではない」
「ブッシュ政権自身、イラク戦争の行き詰まりから、レームダック(死に体)だ。その路線が続く保証はない。ところが小泉政権にはアジア認識が欠落している。友好の相手として眼中にない。このままでは小泉政権が、東アジア共同体の最大の障害物になってしまう」

とは、ある新聞に載った、広島市立大学広島平和研究所の浅井基文所長の警告である。

浅井基文氏
1941年年愛知県生れ。東京大学法学部中退。外務省入省、中国課長、駐英公使を歴任したのち退官。東京大学教授、明治学院大学教授を経て現職。