伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

学習発表会 健康まつり

2012年10月15日 | 学校教育
 9月14日は、入遠野小学校の学習発表会でした。各学年が素敵な発表をしてくださいました。

 まず1年生に驚かされました。発表は、「ねんころかめのこもりうた」というオペレッタで、ウサギ、タヌキ、キツネがいっしょに歌い継ぎカメに冬眠させず雪を見せてあげようというストーリー。カメは無事に雪を見ますが、子どもたちは10曲全てをしっかり歌って聞かせてくれました。少し前に劇団四季の「ガンバの冒険」の公演に招待され、アリオスで全校で見たそうです。1年生達は学習発表会の演目が同じミュージカルなものだから、特に興味津々だったとか。

 5年生は「龍のすむ沼」。「昔ばなしにあったよな」なんて思いながら見ていると、ぜんぜん違う。龍の子どもたちが先生の教えで、強くしなやかな体と剣をも恐れぬ強い心を育て一人前になって、先生の指示に従い全国に散って行った先が、実は「うなぎ屋さん」というストーリー。龍と思っていたのは実は鰻だったという、何というか、大どんでん返しのお話。校長先生は、真面目な子どもたちが「イメージを変えたい」と選んだお話だとか。本当に笑わせていただきました。

 3年生、4年生の「校歌」と「Believe」の斉唱と「上を向いて歩こう」の合奏。2年生の「スイミー」の群読+劇でもオリジナルの部分を入れたり、6年生の「The peach boy(ももたろう)」では階段落ち(桃太郎一行に負けた鬼が横転がりに落ちてくる)の迫真の演技まで披露。とにかく各学年オリジナリティーにあふれ笑いとビックリの連続でした。「台本通りの方が先生は指導しやすいでしょうが、少人数だからやりやすいのかな」という校長先生のお話が、印象に残りました。

 終了後、浜通り医療生協が開いた健康まつりに出かけました。ここで腹ごしらえです。たくさんの人で賑い、着いた時には、舞台で小名浜高校の吹奏楽部が演奏を、またフラダンス部がダンスを披露し、大きな拍手を受けていました。「すごいなー」「上手だね」などの声が聞かれました。

 その後、私の後に光洋高校のPTA会長を引き受けてくれた方(いわき交響楽団のメンバー)の誘いで、いわき交響楽団の演奏会を聴いて来ました。永野裕之さんの指揮で、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の序曲、ピアニストの鈴木歌保里さんを迎えてショパンのビアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21、ブラームスの交響曲第1番ハ短調Op.68、そしてアンコールに応えて2作品を演奏。楽しむことができました。

 考えてみればアリオスでコンサートを聞くのは初めて。そしてコンサートというものに行ったのも何年…いや10数年、20年…最後に行ったコンサートは誰だったのか記憶にないほど昔のこと。おまけにおまけに、クラシックは初めて。アンコール曲、特に最後の曲は出だしのメロディーをよく聞きますが、曲名が分からないところにクラシック音痴の情けなさが浮かび上がります。曲名を教えていただきCDを求めてみようと思います。

 一日のしめは相談ごと2件への対応でした。

               ★

 アリオスの近く、新川沿いの堤防歩道にトノサマバッタがオンブ状態でいました。近くを通っても微動だにせず。さすがに貫禄があります。

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