伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

うっすらだけど太陽柱が見えた

2016年02月04日 | 四季
 やっと見ることができました。
 
 毎朝、犬の散歩をしながら、きょうは見えるか、明日は見えるか、と思っていたのが、サンピラー(太陽柱)でした。



 昇り来る太陽からまっすぐに天に立ち上がる光の柱、それがサンピラーです。

 寒くて風がない穏やかな朝、あるいは夕刻に見えることがある。空気中の水分が六角形の板状に凍りついて落下すると、空気抵抗で地面とほぼ水平に浮かび、これに太陽光が反射して柱のように立ち上がります。

 きょう見た時は、少し時間が遅く、はっきりしたものではありませんでしたが、太陽が山裾より下にある条件ならば、もっとくっきりした光の柱が見えたものと思います。

 次こそはしっかりと見たいものです。

 今朝の気温はおそらくマイナス4度位に下がっていたと思います。霜が降りて、木の枝などが白く見えました。斑(ふ)が入ったツバキの花にも霜がおり薄化粧。



 寒さは農業用の溜池を凍りつかせました。水に動きがあるためか、全面凍結ではありませんでしたが、そこが面白い。水面に映る林と空、凍りついたざらつく氷面。この対比が面白かった。



 散歩の途上、野鳥が動き出しています。遠くには「ココココッ」とキツツキのドラミングが聞こえ、近くでは「チッ、チッ」とおそらくアオジなどが地鳴きをしています。そんな中、ホオジロが写真に収まりました。



 木のてっぺんにいた鳥も、何とか撮影出来ました。その写真を見ても、何という鳥か判断に迷います。



 前の写真のホオジロは、頭のてっぺんを前後に流れる頭央線(とうおうせん)、目の前後に流れる過眼線(かがんせん)、目の下のほっぺたの部分を前後に流れる頬線(ほおせん)がくっきりと見えていますが、この鳥は全体として顔の線は薄くてはっきりしない。

 図鑑と見比べると、この顔の感じはウグイスに見えなくもありません。でもウグイスの目の上の白い線・眉斑は細い線だし、くちばしももっと平たい感じ。

 結論はこれもホオジロ。頭央線、過眼線、頬線の色が薄く、顔のメリハリが弱いのは個体の特徴なのでしょう。

 さて明日はどんな朝になるのか・・。


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