伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

尻尾のあるカエル

2016年10月06日 | 
 雲のない青空に、一つ浮かんでは流され、やがて消えていく雲。浮かんでは消える。その繰り返しの朝の空でした。



 よく晴れた空を写すかのように光る黒い実に目を奪われました。何という木だろう。



 葉っぱの影にはテントウムシ。久々に見かけた気がします。背中の赤い模様がハート型に見えたのですが、よく見ると少し違う・・。



 側溝にカエルがいました。流れる水は鉄分が多いため、水底は赤く染まっています。そこにいたカエルには何と尻尾があった。

あら不思議・・。



 尻尾がないカエルもいました。



 10匹位の同じカエルがいる中で、尻尾があるカエルは3匹。こんな写真が出ると、やれ放射性物質の影響だなどと騒ぎになるかもしれないので、どうして尻尾があるのかと調べてみました。

 まずこのカエルは何。調べるとどうもウシガエルのようです。

 そこでウシガエルの生態を調べてみると、5月から6月頃にタマゴを産んで、約1週間で孵化。幼生(オタマジャクシ)のまま冬を越し、翌年の夏に変態し幼体になるとあります。

 写真のカエルは結構、大きいのですが・・そう、成長したアカガエル程あります・・ウシガエルのオタマジャクシが大きいことを考えれば、幼体でも大きくて当然。変態の時期が遅かった幼体の、尻尾がまだ消えていないだけなのでしょう。

 答えにたどりついて安心しました。

 さて、自宅の庭にウラギンヒョウモンが飛んできました。雨で湿った土から水分を吸収しているようです。



 羽の裏の模様も美しい。木漏れ日のイメージなんでしょうか。



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