山を削って敷き詰められた太陽光パネルの隙間から植物が突き出し、葉を茂らせていたのだ。
この発電所は、良く通りかかる道路から見てきた。しかし、近くから見たのは初めてのことだった。
まず驚いたのは、直近の住宅との距離。パネルの海に住宅を飲み込みそうに見える位置まで、パネルが敷き詰められている。
別の太陽光パネルだったが、近くに建設されてから住宅内の温度が上がって、パネルに近い部屋は暑くて居られないと訴えていたことがあった。
室温が継続的に記録されているわけではないので、データ的には実証できない。しかし、現実にそんな思いをしている。気の毒で仕方がない。
そんなパネルが住宅のすぐ側まで敷き詰められている。これはひどい。そんな思いしか湧いてこない。
もうひとつは、パネルの隙間から見える緑の葉っぱ。伸びた、たぶん草がパネル高より高くつきだしているようだ。それもあっちもこっちも。
どんな草かは分からない。例えばブタクサのような幹が硬く丈夫な草なら、太陽光パネルを突き破るような状況に見える。
草刈りなど施設内の管理は大丈夫なのだろうか。
今年は例年よりも暑いと感じる。それだけに草なども伸びやすい状況にあると感じる。しかし、施設内の草が伸びた状況は、そのことだけが問題ではないと思うのだが。
多分規制とかもないでしょうから。
ただ、業者によっては、逆にパネルの下の地面を活用しているところもあったかと思います。(榊かなにかの栽培だったか?)
いずれにしても、設置したらあとは放置、ではない対応が求められるのかなとは思います。
ただ現場を見た感じ・・あくまで印象ですが、伸びた草がパネルの隙間から繁茂してはみ出しているという印象がありました。
そこで管理は大丈夫なのかと心配されたわけです。管理が行き届かず、仮に木や竹などが伸びてパネルの破損につながり、漏電、場合によっては火災の原因にならないのだろうか、などと余計な心配も湧いてきたのです。
おまけにきちんと管理をしないような事業者は、最後の撤去まで責任を持つのだろうかなどと疑念も湧いてくる。
余計な心配であればいいのですが。
作ったならば、その結果に責任を持って対応するような事業者であってほしいですね。
ただ、今回の場合、これから対応するのかもしれませんが・・。