遠野町上遠野字久保作地内に建設が進んでいる遠野興産株式会社のウッドペレット工場について、町の真ん中にふさわしくないと建設に反対する住民団体「遠野町の環境を考える会」のメンバー13人が市役所をたずねて、市長にあて陳情書を提出しました。
議会棟第5委員会室での懇談には荒川洋産業振興部長、次長はじめ工業港湾課職員が対応。陳情書の提出を受けるとともに、出席した住民の意見を聴取しました。
住民は、遠野興産が規制値内で問題がないと説明する、排ガス、騒音、また煙突のそばにある水道の配水池への影響などについて、説明に疑問を感じ不安をもっていることなどを説明。3年前に計画しながら、なぜ完成間近の5月21日説明なのか。遠野のための事業といいながら、会社の利益のためにやっているとしか思えない」「工場を作るなら、問題がない別の場所に作ってほしい」などと、率直な意見を述べました。
女性は「建設中の場所は、ジャルコという弱電の会社が跡地で、25年前には当時の区長が『遠野のために必要な工場』と先頭に住民を説得し、同意を得ながら建設がされた。今回は説明もないままに建設が進められている。近くには小学校、中学校、幼稚園、保育園などがある場所。建設されることに心配をしている」と、市側に訴えました。
また、別の女性は、「すぐ近くに住宅が建っているが、こんな工場が建設されるなら建てることはなかった。できてしまったものを、いまさら、別のところに引っ越すわけにもいかない。みんな不安な思いをしている」と、住民の心情を説明しました。
荒川部長は住民の訴えを聞き、「この事業は環境規制をクリアしており、現在、一件残っているが、クリアすれば法規制でストップすることはできない状況だが、企業発展のためにも地元もの後押しが必要であり、地元のみなさんと対話を継続し、地元と一体になってまちをどう考えていくか、住民が納得いただける環境を作ることが必要だと思う。社長に市からも話し、説明会をもうけさせてもらうよう仲介していきたい。どういう方法で解決できるのか考えていきたい」と、住民に回答しました。
同会は、建設に反対する署名運動に取り組んでおり、住民の意思をあらためて市にも伝えたいとしています。
以下が、当日市に提出した要望書です。
議会棟第5委員会室での懇談には荒川洋産業振興部長、次長はじめ工業港湾課職員が対応。陳情書の提出を受けるとともに、出席した住民の意見を聴取しました。
住民は、遠野興産が規制値内で問題がないと説明する、排ガス、騒音、また煙突のそばにある水道の配水池への影響などについて、説明に疑問を感じ不安をもっていることなどを説明。3年前に計画しながら、なぜ完成間近の5月21日説明なのか。遠野のための事業といいながら、会社の利益のためにやっているとしか思えない」「工場を作るなら、問題がない別の場所に作ってほしい」などと、率直な意見を述べました。
女性は「建設中の場所は、ジャルコという弱電の会社が跡地で、25年前には当時の区長が『遠野のために必要な工場』と先頭に住民を説得し、同意を得ながら建設がされた。今回は説明もないままに建設が進められている。近くには小学校、中学校、幼稚園、保育園などがある場所。建設されることに心配をしている」と、市側に訴えました。
また、別の女性は、「すぐ近くに住宅が建っているが、こんな工場が建設されるなら建てることはなかった。できてしまったものを、いまさら、別のところに引っ越すわけにもいかない。みんな不安な思いをしている」と、住民の心情を説明しました。
荒川部長は住民の訴えを聞き、「この事業は環境規制をクリアしており、現在、一件残っているが、クリアすれば法規制でストップすることはできない状況だが、企業発展のためにも地元もの後押しが必要であり、地元のみなさんと対話を継続し、地元と一体になってまちをどう考えていくか、住民が納得いただける環境を作ることが必要だと思う。社長に市からも話し、説明会をもうけさせてもらうよう仲介していきたい。どういう方法で解決できるのか考えていきたい」と、住民に回答しました。
同会は、建設に反対する署名運動に取り組んでおり、住民の意思をあらためて市にも伝えたいとしています。
以下が、当日市に提出した要望書です。
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