地域配布紙「伊藤浩之の活動日誌」は、私の考えや議員活動を知らせたり、地域の季節の移ろいなどを取り上げ、地域のみなさんに私の活動等をお知らせするために発行してきましたが、当初、2週間に1度の発行が、震災後の混乱等の影響で発行がまばらになり、日常の議員活動にも押されて1カ月に1度程度の発行におちいっていました。
新年最初に折り込む分は昨年末に印刷発注し、1月13日に届いたので、計画通り20日に折り込みができそうです。そして、新年第二弾は24日に印刷を発注できました。27日に折り込む予定です。
1面は大晦日の彩雲と元旦の初詣、2面は新成人への紙上祝辞と2面・3面で市長の年頭所感に対する雑感(議員だよりの記事を若干整理して再掲したものです)、そして4面はこの間参加したイベント等の紹介となっています。
ブログでは一足早く公開します。
■コラム
2018年の大晦日の空を彩雲が飾った。流れる雲が七色に染まり続け、一瞬、空に昇る龍の姿が見えた。「こいつは春から―いやいやー暮れから縁起がいいわいなー」で、19年は良い年になるに違いない▼そんなふうに思っていたら、今年、コンビニのくじ引き2回目でスタミナドリンクが当たった。やっぱり、「春から縁起がいいわいなぁー」の予感が漂う▼一抹の不安もよぎる。くじの当りで、今年分の良い縁起を消費しつくしたのではないか。期待がない時だけ当たって、肝心の時はかすりもしない。体験があるのでは▼でもまぁー、神頼み、人頼み、縁起頼みでも仕方ないか。自分の力で切り拓く心をは持っているようにしたい。そんなことで、今年こそ、2週に1回の発行を取り戻したい。
■成人おめでとうございます
1月13日に、市内13会場で成人式が行われました。丸三呉服店と金沢翔子美術館が会場の遠野地区の式に出席しました。紙上を通じてお祝いしたいと思います。
成人式を迎えたみなさん、おめでとうございます。
今年は亥年で来年は子年。子年の私は、来年3回目の成人式を迎える年齢になって、「サイレントマジョリティー」を聴いて欅坂46の隠れファンになりました。
こんな歌詞がありました。
君は君らしくやりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢の方に歩けばいい
さらに「不協和音」ではこう歌っていました。
不協和音を僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら僕を倒してから行けよ!
ちょっと過激なところもありますが、共感を覚える部分があります。いずれも自分の意思や考えを積極的に主張しなさい、正しいと思った道をすすみなさいと呼びかけています。その歌詞の励ましが心を打つのです。
現実の社会は、自分の思いがそのまま通らない場合が多々あると思います。みなさんの思いと、社会のありようとが乖離している場合もあるかもしれません。しかし、自分のうちなる物を持ち、実現に向けて努力を続けることが大事だと思います。
励ましてくれるのは、歌ばかりでなく、友、仲間という場合もあるでしょう。つながりを大切にしながら、成人として社会の荒波の中を生き抜いていただきたいと思います。
結びに、サイレントマジョリティーから次の言葉を贈りたいと思います。
選べることが大事なんだ
人に任せるな
行動しなければ
NOと伝わらない
おめでとうございます。
■市長年頭所感・スポーツをキーワードにみる
市民の声の反映が試金石・スタジアム可能性調査
取り組みステージアップ
年頭所感の題名は次の通りです。
「明るく元気ないわき市」をめざして
~復興の総仕上げと「いわき新時代」への挑戦~
「ふるさといわきの復興の総仕上げ」「『いわき新時代』への挑戦と魅力あふれるいわきの創生」「共創による重点的な取り組み」を柱に、被災者の生活再建、原子力災害への対応などの取り組みを柱にして、今年1年の取り組みを列挙する内容となっています。
あげられた取り組みは、昨年1年間の取り組みを踏まえて、例えば被災者の生活再建では「復興グランドデザインの具現化」が課題となるなど、1段ステージが上がったものとなっています。
その数々の取り組みの中で、「スポーツ」をキーワードに、所感を眺めてみます。
目立つスポーツ関連
「スポーツ」に関わるのは「『いわき新時代』への挑戦と魅力あふれるいわきの創生」の項。
この中で「市民からも市外からも“選ばれるまち”をつくる」ため、「文化・スポーツ分野における魅力の創造」に向けて、トップスポーツイベント等の開催支援、海岸線に整備した自転車道「いわき七浜海道」の活用、トレッキングやサーフィン、釣り、キャンプなどのアウトドアスポーツの推進、いわきサンシャインマラソンを通じての本市の積極的PRなどの取り組みがあげられています。
また、「スポーツを軸としたまちづくり」の推進のため、スポーツツーリズムやスポーツと医療が一体となったヘルスケアモデルの構築を図るとしながら、「スタジアムを中心としたまちづくり」に向けた調査・検討が盛り込まれています。
そして、「共創による重点的な取り組み」では、「国際的なスポーツ大会を本市の未来につなげる」ため、本年、日本で開催されるラグビーワールドカップや来年の東京2020オリンピック・パラリンピックを活かすために、本市出身パラリンピアンの講演会や、ラグビーワールドカップ出場国であるサモア独立国などとの交流事業の推進を盛り込みました。
スタジアム構想はドーム発
その多くは、ソフト事業ですが、多額な費用がかかるハード事業につながる可能性がある「スタジアムを柱としたまちづくりを見据えた事業可能性調査」も含まれています。
本調査は3月末を目途に進められており、近く結果が明らかになると見込まれます。
調査の対象となるスタジアムは、いわきFCがサッカーの上位リーグに昇格する上で必要になる施設です。
いわきFCは、物流倉庫「ドームいわきベース」(常磐上湯長谷)を運営する株式会社ドーム(本社・東京都)が設立した株式会社いわきスポーツクラブが運営するチームです。
ドームは進出当初からスタジアム構想を打ち上げていました。ドームが設置した「いわきベース」の内覧会が行われた15年12月には、将来Jリーグのホームグランドとしてドーム型スタジアムを中心としたリゾート開発をすすめる青写真を説明していたのです。
本来、民間会社の構想であるなら、その民間会社が主体で実施すればよいはずですが、実際には本市も絡んで、可能性調査がすすんでいる現状があります。
スタジアムは、建設にかかる費用だけでなく、管理・運営にも多額な費用を要します。
所感では、Jリーグ入りを目指すチームの動向や市民の皆様の意識の高まりなどにも留意しながら、調査・検討」と、慎重姿勢を示しています。
市議団は、「サッカースタジアムについて、仮に前向きの調査結果が出たとしても、幅広い市民的合意がないままに市費を投入することがあってはならない」と市に要望してきました。
現状では、スタジアムに市民的合意があるとは言えません。その市民の声が、どのように調査結果に反映されるのか。これが今後の市政展開の試金石になっていくのでしょう。
新年最初に折り込む分は昨年末に印刷発注し、1月13日に届いたので、計画通り20日に折り込みができそうです。そして、新年第二弾は24日に印刷を発注できました。27日に折り込む予定です。
1面は大晦日の彩雲と元旦の初詣、2面は新成人への紙上祝辞と2面・3面で市長の年頭所感に対する雑感(議員だよりの記事を若干整理して再掲したものです)、そして4面はこの間参加したイベント等の紹介となっています。
ブログでは一足早く公開します。
■コラム
2018年の大晦日の空を彩雲が飾った。流れる雲が七色に染まり続け、一瞬、空に昇る龍の姿が見えた。「こいつは春から―いやいやー暮れから縁起がいいわいなー」で、19年は良い年になるに違いない▼そんなふうに思っていたら、今年、コンビニのくじ引き2回目でスタミナドリンクが当たった。やっぱり、「春から縁起がいいわいなぁー」の予感が漂う▼一抹の不安もよぎる。くじの当りで、今年分の良い縁起を消費しつくしたのではないか。期待がない時だけ当たって、肝心の時はかすりもしない。体験があるのでは▼でもまぁー、神頼み、人頼み、縁起頼みでも仕方ないか。自分の力で切り拓く心をは持っているようにしたい。そんなことで、今年こそ、2週に1回の発行を取り戻したい。
■成人おめでとうございます
1月13日に、市内13会場で成人式が行われました。丸三呉服店と金沢翔子美術館が会場の遠野地区の式に出席しました。紙上を通じてお祝いしたいと思います。
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成人式を迎えたみなさん、おめでとうございます。
今年は亥年で来年は子年。子年の私は、来年3回目の成人式を迎える年齢になって、「サイレントマジョリティー」を聴いて欅坂46の隠れファンになりました。
こんな歌詞がありました。
君は君らしくやりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢の方に歩けばいい
さらに「不協和音」ではこう歌っていました。
不協和音を僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら僕を倒してから行けよ!
ちょっと過激なところもありますが、共感を覚える部分があります。いずれも自分の意思や考えを積極的に主張しなさい、正しいと思った道をすすみなさいと呼びかけています。その歌詞の励ましが心を打つのです。
現実の社会は、自分の思いがそのまま通らない場合が多々あると思います。みなさんの思いと、社会のありようとが乖離している場合もあるかもしれません。しかし、自分のうちなる物を持ち、実現に向けて努力を続けることが大事だと思います。
励ましてくれるのは、歌ばかりでなく、友、仲間という場合もあるでしょう。つながりを大切にしながら、成人として社会の荒波の中を生き抜いていただきたいと思います。
結びに、サイレントマジョリティーから次の言葉を贈りたいと思います。
選べることが大事なんだ
人に任せるな
行動しなければ
NOと伝わらない
おめでとうございます。
■市長年頭所感・スポーツをキーワードにみる
市民の声の反映が試金石・スタジアム可能性調査
取り組みステージアップ
年頭所感の題名は次の通りです。
「明るく元気ないわき市」をめざして
~復興の総仕上げと「いわき新時代」への挑戦~
「ふるさといわきの復興の総仕上げ」「『いわき新時代』への挑戦と魅力あふれるいわきの創生」「共創による重点的な取り組み」を柱に、被災者の生活再建、原子力災害への対応などの取り組みを柱にして、今年1年の取り組みを列挙する内容となっています。
あげられた取り組みは、昨年1年間の取り組みを踏まえて、例えば被災者の生活再建では「復興グランドデザインの具現化」が課題となるなど、1段ステージが上がったものとなっています。
その数々の取り組みの中で、「スポーツ」をキーワードに、所感を眺めてみます。
目立つスポーツ関連
「スポーツ」に関わるのは「『いわき新時代』への挑戦と魅力あふれるいわきの創生」の項。
この中で「市民からも市外からも“選ばれるまち”をつくる」ため、「文化・スポーツ分野における魅力の創造」に向けて、トップスポーツイベント等の開催支援、海岸線に整備した自転車道「いわき七浜海道」の活用、トレッキングやサーフィン、釣り、キャンプなどのアウトドアスポーツの推進、いわきサンシャインマラソンを通じての本市の積極的PRなどの取り組みがあげられています。
また、「スポーツを軸としたまちづくり」の推進のため、スポーツツーリズムやスポーツと医療が一体となったヘルスケアモデルの構築を図るとしながら、「スタジアムを中心としたまちづくり」に向けた調査・検討が盛り込まれています。
そして、「共創による重点的な取り組み」では、「国際的なスポーツ大会を本市の未来につなげる」ため、本年、日本で開催されるラグビーワールドカップや来年の東京2020オリンピック・パラリンピックを活かすために、本市出身パラリンピアンの講演会や、ラグビーワールドカップ出場国であるサモア独立国などとの交流事業の推進を盛り込みました。
スタジアム構想はドーム発
その多くは、ソフト事業ですが、多額な費用がかかるハード事業につながる可能性がある「スタジアムを柱としたまちづくりを見据えた事業可能性調査」も含まれています。
本調査は3月末を目途に進められており、近く結果が明らかになると見込まれます。
調査の対象となるスタジアムは、いわきFCがサッカーの上位リーグに昇格する上で必要になる施設です。
いわきFCは、物流倉庫「ドームいわきベース」(常磐上湯長谷)を運営する株式会社ドーム(本社・東京都)が設立した株式会社いわきスポーツクラブが運営するチームです。
ドームは進出当初からスタジアム構想を打ち上げていました。ドームが設置した「いわきベース」の内覧会が行われた15年12月には、将来Jリーグのホームグランドとしてドーム型スタジアムを中心としたリゾート開発をすすめる青写真を説明していたのです。
本来、民間会社の構想であるなら、その民間会社が主体で実施すればよいはずですが、実際には本市も絡んで、可能性調査がすすんでいる現状があります。
スタジアムは、建設にかかる費用だけでなく、管理・運営にも多額な費用を要します。
所感では、Jリーグ入りを目指すチームの動向や市民の皆様の意識の高まりなどにも留意しながら、調査・検討」と、慎重姿勢を示しています。
市議団は、「サッカースタジアムについて、仮に前向きの調査結果が出たとしても、幅広い市民的合意がないままに市費を投入することがあってはならない」と市に要望してきました。
現状では、スタジアムに市民的合意があるとは言えません。その市民の声が、どのように調査結果に反映されるのか。これが今後の市政展開の試金石になっていくのでしょう。
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