台風18号、いわき市には大きな被害なし

　京都をはじめ西日本に大きな被害をもたらした台風18号。いわき市は幸いにして大きな被害もなくやり過ごすことができました。被害がでた地域のみなさんには、お見舞いを申し上げます。

　遠野町では、枯松が倒れたことで送電線を切断。一部地域で1時間程度停電した。市内全体では午後7時現在、倒木や洗掘・土砂流出で通行止めなどになった道路が、四倉、川前、小川、平で発生しましたが、それ以上の大きな被害は幸いにしてなかったようです。ただ農業を見ると、稲が倒れたたんぼをそちこちで見かけました。大きな被害になっていないことを願うばかりです。

　台風のもたらす雨で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水に影響が出ることが懸念されました。東京電力は汚染水保管タンクの株に設置された漏水マスが溢れそうになったことから、一部で堰をあけ、放出をしたと発表しています。ベータ線を出す核種が、ストロンチウム90の告示濃度の３０Bqより小さい値だとしてしています。しかし、これだけでも風評被害に拍車をかけるだろうことは明らかです。東京電力にも国にも、こうしたことをしっかり認識してもらいたいものです。

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　14日は様々な太陽現象が見られました。お昼前には日暈が太陽を取り囲みました。夕方には錦雲が見られ、その後幻日が現れました。上から順に写真でお楽しみください。