朝の空はこんな感じ。
うろこ雲(巻積雲)他が空を覆い、太陽光が雲から透けて見える。
この天気なら日光環や幻日、あるいはやがてハロが見えるかも・・などと考えながら歩いていた。すると現実に、幻日が目の先の空に浮かび上がった。
木の幹の間の虹色が幻日だが、やがて、太陽をはさんだ反対側にも出現した。
幻日に誘われ見上げた空に虹色が浮かんでいた。
「あれ、なんて言ったっけ。ラク・・ラクテル・アーク? いや太陽と反対側に孤を描いているのだからアークか。にしても太陽から離れすぎ。高度が高いのだから、別の現象・・なんて言ったっけか」
考えながら、結局調べて確認したのは環天頂アークという現象だということだった。
写真には幻日と環天頂アークの両方を入れて撮ってみた。
この浅の空は、幻想的でもあった。
先程までのうろこ雲の空は、波状雲の空に変わり、雲を漉かして丸く白い太陽が浮かぶ。
雲の結晶に赤い光は吸収されてしまうのか、太陽の周りの雲は青く輝く。池に映る太陽も幻想的な雰囲気を醸し出す。
その空にも環天頂アークがうっすらと浮かんでいた。
やがて見えなくなったが、彩雲が雲の端を染め上げた。その空に飛行機が雲をひいて突き刺さっていった。
自宅に帰り今日も小屋の修理作業を始めようと戸外に出ると、今度はハロが見えている。
うっすらとではあるが、幻日、環天頂アーク、もしかしたら空の青い雲は日光環かもしれないので、3種類の光学現象に加えて4つ目の光学現象を見ることになった。
やがてハロは薄くなり幻日がくっきりと姿を現わした。
太陽と幻日を白い光の帯がつないでいるように見える。気のせいだろうか。これも初めてみる光景だ。幻日は太陽の両側に見えるようになった。
気がついたことがある。
これまで幻日はハロの軌道に出現するものと思っていた。つまり、雲の結晶等による光の屈折の状況により、光の丸い環になるハロを見せたり、環の一部だけを見せる幻日として現われてくると思っていたのだ。
ところが、今日の幻日をよく見ると、その軌道の内側にうっすらとハロが見えている。
ハロと幻日は全く別の光学現象だったということが分かった。一つ智恵をつけることができたぞ・・。
この智恵をつけてどうなるということでもないのだが・・。
やがて環天頂アークも色濃く頭上に浮かぶようになった。
幻日、ハロ、そして環天頂アークが空に浮かぶ贅沢な光景を見ることになった。
ふと気がつくと、太陽と反対方向、だいたい北東の方向になるが、空の一点が明るく輝いているように見えた。拡大したのが2つ目の写真だ。
これは何だろう。輝く点の左右には、光の帯びが伸びているようにも見える。
なんと輝く点は、ほぼ西南西の方向にも浮かんでいた。カメラの画角におさまらないので複数枚を撮り、合成をしてみるとこんな感じに見える。
二つの白く輝く点が白い光の帯で結ばれている。右側寄りの帯びの一部は多少青く色づいている。この帯が幻日環と呼ばれる現象だと気づいた。もちろん初見。先程の幻日から伸びているように見える白い帯もこの環につながっているよう。つまり、観測している私は太陽から伸びる巨大な白い帯の環に囲まれていることになるのだ。輝く2点のことを何というのか分からないが、幻日環という言い方で良いのかもしれない。
ちなみに輝く点と幻日が見える空の写真をつなげてみた。
残念だったのは、全ての環が見える開けた場所に移動し、360度パノラマの写真を撮らなかったこと。調べて見ると幻日環は激レアな現象らしく、今後、タイミング良く見かけることができないかもしれない。ラストチャンスだったかもしれないのだ。
これらの光学現象も、やがて輝きや色を失っていった。
新発見・・というか、初見が溢れた一日。午前中、空ばかり見ていて仕事にならない時間を過ごした。
ま、それもいいか。初見の光学現象を体験できたのだから。
どんな現象があるかをウエザーニュースが紹介している。
ここで紹介するうち見たことがないのは、パリーとタンジェントアーク、下部ラクテルアークの3種類だ。いつか見ることができるだろうか。
午後には、空の現象は見えなかったので仕事はそれなにすすんだが、戸外で灯りがなく仕事を出来るのは午後4時過ぎ位まで。午後4時過ぎるとあっという間に暗くなって手元が見えなくなる。午後4時20分頃には作業終了、片付けにかかった。
見上げると林の上に月が昇ったところだ。
満月か?
うろこ雲(巻積雲)他が空を覆い、太陽光が雲から透けて見える。
この天気なら日光環や幻日、あるいはやがてハロが見えるかも・・などと考えながら歩いていた。すると現実に、幻日が目の先の空に浮かび上がった。
木の幹の間の虹色が幻日だが、やがて、太陽をはさんだ反対側にも出現した。
幻日に誘われ見上げた空に虹色が浮かんでいた。
「あれ、なんて言ったっけ。ラク・・ラクテル・アーク? いや太陽と反対側に孤を描いているのだからアークか。にしても太陽から離れすぎ。高度が高いのだから、別の現象・・なんて言ったっけか」
考えながら、結局調べて確認したのは環天頂アークという現象だということだった。
写真には幻日と環天頂アークの両方を入れて撮ってみた。
この浅の空は、幻想的でもあった。
先程までのうろこ雲の空は、波状雲の空に変わり、雲を漉かして丸く白い太陽が浮かぶ。
雲の結晶に赤い光は吸収されてしまうのか、太陽の周りの雲は青く輝く。池に映る太陽も幻想的な雰囲気を醸し出す。
その空にも環天頂アークがうっすらと浮かんでいた。
やがて見えなくなったが、彩雲が雲の端を染め上げた。その空に飛行機が雲をひいて突き刺さっていった。
自宅に帰り今日も小屋の修理作業を始めようと戸外に出ると、今度はハロが見えている。
うっすらとではあるが、幻日、環天頂アーク、もしかしたら空の青い雲は日光環かもしれないので、3種類の光学現象に加えて4つ目の光学現象を見ることになった。
やがてハロは薄くなり幻日がくっきりと姿を現わした。
太陽と幻日を白い光の帯がつないでいるように見える。気のせいだろうか。これも初めてみる光景だ。幻日は太陽の両側に見えるようになった。
気がついたことがある。
これまで幻日はハロの軌道に出現するものと思っていた。つまり、雲の結晶等による光の屈折の状況により、光の丸い環になるハロを見せたり、環の一部だけを見せる幻日として現われてくると思っていたのだ。
ところが、今日の幻日をよく見ると、その軌道の内側にうっすらとハロが見えている。
ハロと幻日は全く別の光学現象だったということが分かった。一つ智恵をつけることができたぞ・・。
この智恵をつけてどうなるということでもないのだが・・。
やがて環天頂アークも色濃く頭上に浮かぶようになった。
幻日、ハロ、そして環天頂アークが空に浮かぶ贅沢な光景を見ることになった。
ふと気がつくと、太陽と反対方向、だいたい北東の方向になるが、空の一点が明るく輝いているように見えた。拡大したのが2つ目の写真だ。
これは何だろう。輝く点の左右には、光の帯びが伸びているようにも見える。
なんと輝く点は、ほぼ西南西の方向にも浮かんでいた。カメラの画角におさまらないので複数枚を撮り、合成をしてみるとこんな感じに見える。
二つの白く輝く点が白い光の帯で結ばれている。右側寄りの帯びの一部は多少青く色づいている。この帯が幻日環と呼ばれる現象だと気づいた。もちろん初見。先程の幻日から伸びているように見える白い帯もこの環につながっているよう。つまり、観測している私は太陽から伸びる巨大な白い帯の環に囲まれていることになるのだ。輝く2点のことを何というのか分からないが、幻日環という言い方で良いのかもしれない。
ちなみに輝く点と幻日が見える空の写真をつなげてみた。
残念だったのは、全ての環が見える開けた場所に移動し、360度パノラマの写真を撮らなかったこと。調べて見ると幻日環は激レアな現象らしく、今後、タイミング良く見かけることができないかもしれない。ラストチャンスだったかもしれないのだ。
これらの光学現象も、やがて輝きや色を失っていった。
新発見・・というか、初見が溢れた一日。午前中、空ばかり見ていて仕事にならない時間を過ごした。
ま、それもいいか。初見の光学現象を体験できたのだから。
どんな現象があるかをウエザーニュースが紹介している。
ここで紹介するうち見たことがないのは、パリーとタンジェントアーク、下部ラクテルアークの3種類だ。いつか見ることができるだろうか。
午後には、空の現象は見えなかったので仕事はそれなにすすんだが、戸外で灯りがなく仕事を出来るのは午後4時過ぎ位まで。午後4時過ぎるとあっという間に暗くなって手元が見えなくなる。午後4時20分頃には作業終了、片付けにかかった。
見上げると林の上に月が昇ったところだ。
満月か?
「道端に野菊登校の子ら清し」
凡人といったところでしょうか
道端の菊に子どもたちの清々しさを重ね合わせた。発想が良いですね。
夏井先生はこう言いそうという発想で思い付きました。
野菊が道端にあるのは「登校の」で分かるからいらない。その分別の表現を入れた方が良い。
何がは分かりません。そこが私の限界です。
推考を重ね上位目指して頑張りましょう。
えらそうにすみません。投句をいただいて思います。字数が少ない分、俳句は難しそうですけれど良いですね。
ちなみに、菊は畑て育てている観賞用の栽培種。朝の散歩後の環天頂アーク観察は、自宅の畑でしていたのですよ。
私もテレビ番組をみて始めたクチなので、添削を見て、なるほど夏井先生に指摘される個所かな、と思いました。
自分の住んでいる町の良さを知ってもらう方法に何があるかな、写真かな、それとも・・・
と、考えたことがあって、
俳句もアリかな、と思った次第で。
それで、一句詠んでみた、というわけなのでした。
もちろん、大先輩の須賀川市さんなどにはかないませんが。。。
俳句はテレビ番組で始めたとのこと。挑戦することって素晴らしいことだと思います。
良い句が読み上げられますよう祈っています。