三寒四温。この四字熟語が示すような日々が続く。昨日、朝に4度あった気温だが、今朝の気温は氷点下3度。温度計は氷点下4度に近い。実際はそこまで下がったのかもしれない。
この冷え込みで、しこたま霜が降りた。表題の写真のように、昨日の温かさで花を開いたヒメオドリコソウが霜で凍結。寒さに震えているようだった。
霜柱が、にょっきりと立派な宮殿を造営した。
近くの霜に凍えた草は、昇りくる太陽光に照らされて、キラキラと輝いて美しい。
写真にキラキラを取り込めないことがとても残念だ。
この凍える草の背後は蓮田。水面は凍り付いている。氷の上に白いものが見えた。氷のかけらと思って見ていたが、カメラでズームしてみると鳥の羽だ。
何があったのだろう。
何かが飛んできて、田に着水しようとして氷で滑ってスッテンコロリン。その拍子に羽毛が抜けてしまったのか。いやいや、小型の鳥がより大きな鳥に捕食され、抜けた羽毛が舞い落ちたのか・・。
どちらにしても、何かの鳥が痛い目にあったことは確かだ。
ハス田の周辺で霜の写真を撮ろうとして、しゃがみこんだ。どうも位置が悪い。足をにじらせながら横移動をしようとしたら、何かに躓いて転んでしまった。手に持つカメラと首にぶら下げるカメラに衝撃を与えてはまずい。守りながら転がった。
幸い、地面は凍り付いているため福は汚れず、低い位置からの転倒のためケガもなく、カメラも無事。起き上がり、恥ずかしさから周りを見回す。少し離れて一軒家があるのだが、おそらく誰にも見られていない。見ていたのは愛犬だが、どことなく気恥ずかしさが残った。
足をとったものの正体は土。浅い鉢で持った程度の土の塊が凍り付いている。通常ならにじり寄る足に崩れる土の塊も、今日ばかりはかってが違う。氷で硬い個体と化していたのだ。気をつけなければならない。うっかり蹴飛ばそうものならケガをしそうだ。
ハス田の手前で散歩道となる市道はカーブしており、見通しが悪い。カーブを曲がる前に「キェ、キェーン。バタバタバタ」とキジの母衣打ちを聞いた。カーブを曲がりながら、正面に見える田んぼに目をやる。そこらから聞こえてきた。目を凝らしてもキジの姿はない。
すると、バタバタバタと羽音が聞こえ羽を広げるキジの姿が目の端に写った。羽ばたきながら時折、ギェ、ギェと鳴く。「バタバタ、ギェ、ギェ、バタバタ。ギェ、ギェ」という感じに聞こえてくる。道路の上にいて、近づく私たちを警戒し飛び立ち、危険から離れ行ったのだ。
記事が飛び越えた草原の陰から、母衣打ちが聞こえた。
ここらでは、少し前から母衣打ちを聞いていた。テリトリーを主張しメスを呼び込む習性だ。自身の子孫を残そうと、必死の活動をしているわけだ。まだまだ寒く繁殖にはまだ早い気がするが、彼はそうも言ってられないのだろう。
この母衣打ちに呼応するのか、背側の少し離れたところからも母衣打ちが聞こえた。これで合点がいく。競争相手がすぐそばにいたので、自分の存在を少しでも強調しておくために、早めの母衣打ちとなったに違いない。我が家周辺の記事は「ギェッ、ギェッ」と鳴きはするが、母衣打ちはまだ聞いていない。繁殖競争の必要性を感じていないのだろう。
午後3時過ぎに本日の遠野和紙ボランティア活動を終え、自宅に帰った。空は雪雲に覆いつくされている。林の陰に沈もうとする太陽を囲むハロがうっすらと見えた。
見えたというより、一生懸命探して見つけたという方が良いかもしれない。興味がないころには全く見つけることがなかった光のプリズム現象による虹色は、彩雲、ハロ、幻日など、しょっちゅう見えている。人生で少し得しているのかもしれない。
この冷え込みで、しこたま霜が降りた。表題の写真のように、昨日の温かさで花を開いたヒメオドリコソウが霜で凍結。寒さに震えているようだった。
霜柱が、にょっきりと立派な宮殿を造営した。
近くの霜に凍えた草は、昇りくる太陽光に照らされて、キラキラと輝いて美しい。
写真にキラキラを取り込めないことがとても残念だ。
この凍える草の背後は蓮田。水面は凍り付いている。氷の上に白いものが見えた。氷のかけらと思って見ていたが、カメラでズームしてみると鳥の羽だ。
何があったのだろう。
何かが飛んできて、田に着水しようとして氷で滑ってスッテンコロリン。その拍子に羽毛が抜けてしまったのか。いやいや、小型の鳥がより大きな鳥に捕食され、抜けた羽毛が舞い落ちたのか・・。
どちらにしても、何かの鳥が痛い目にあったことは確かだ。
ハス田の周辺で霜の写真を撮ろうとして、しゃがみこんだ。どうも位置が悪い。足をにじらせながら横移動をしようとしたら、何かに躓いて転んでしまった。手に持つカメラと首にぶら下げるカメラに衝撃を与えてはまずい。守りながら転がった。
幸い、地面は凍り付いているため福は汚れず、低い位置からの転倒のためケガもなく、カメラも無事。起き上がり、恥ずかしさから周りを見回す。少し離れて一軒家があるのだが、おそらく誰にも見られていない。見ていたのは愛犬だが、どことなく気恥ずかしさが残った。
足をとったものの正体は土。浅い鉢で持った程度の土の塊が凍り付いている。通常ならにじり寄る足に崩れる土の塊も、今日ばかりはかってが違う。氷で硬い個体と化していたのだ。気をつけなければならない。うっかり蹴飛ばそうものならケガをしそうだ。
ハス田の手前で散歩道となる市道はカーブしており、見通しが悪い。カーブを曲がる前に「キェ、キェーン。バタバタバタ」とキジの母衣打ちを聞いた。カーブを曲がりながら、正面に見える田んぼに目をやる。そこらから聞こえてきた。目を凝らしてもキジの姿はない。
すると、バタバタバタと羽音が聞こえ羽を広げるキジの姿が目の端に写った。羽ばたきながら時折、ギェ、ギェと鳴く。「バタバタ、ギェ、ギェ、バタバタ。ギェ、ギェ」という感じに聞こえてくる。道路の上にいて、近づく私たちを警戒し飛び立ち、危険から離れ行ったのだ。
記事が飛び越えた草原の陰から、母衣打ちが聞こえた。
ここらでは、少し前から母衣打ちを聞いていた。テリトリーを主張しメスを呼び込む習性だ。自身の子孫を残そうと、必死の活動をしているわけだ。まだまだ寒く繁殖にはまだ早い気がするが、彼はそうも言ってられないのだろう。
この母衣打ちに呼応するのか、背側の少し離れたところからも母衣打ちが聞こえた。これで合点がいく。競争相手がすぐそばにいたので、自分の存在を少しでも強調しておくために、早めの母衣打ちとなったに違いない。我が家周辺の記事は「ギェッ、ギェッ」と鳴きはするが、母衣打ちはまだ聞いていない。繁殖競争の必要性を感じていないのだろう。
午後3時過ぎに本日の遠野和紙ボランティア活動を終え、自宅に帰った。空は雪雲に覆いつくされている。林の陰に沈もうとする太陽を囲むハロがうっすらと見えた。
見えたというより、一生懸命探して見つけたという方が良いかもしれない。興味がないころには全く見つけることがなかった光のプリズム現象による虹色は、彩雲、ハロ、幻日など、しょっちゅう見えている。人生で少し得しているのかもしれない。
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