伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

遠野和紙ボランティアで「しょしとり」に加えコウゾ畑の整備作業

2021年02月16日 | いわき市
 ボランティア活動は毎週火曜日と水曜日に行われる。本日の作業は、コウゾの黒皮をはいで白皮を取り出す「しょしとり」と、昔、コウゾが栽培されながら、その後放置された場所で、次期シーズンにコウゾの枝を収穫できるようにするための草刈りやコウゾの木の切り戻しだ。

 今朝の気温は4度(午前7道時頃)。温かい日となった。



 愛犬の散歩に出ると、道端にヒメオドリコソウが開花していた。オオイヌノフグリに次ぐ2番目の春の草花の開花だ。



 道端に、枯れ松が折れて落下していたので、脇に寄せておいた。昨日の強風にあおられたようだ。



 イノシシが出たようで、近所のお宅の梅の木の根元に大きな新しい穴が空いていた。結構、人家周辺に出てくる。確認していないが、毎年、本市で4,000頭程度は捕獲さているはず。それでも被害が減ったという感じがないどころか、我が家、周辺でも頻繁に被害が見られるようになった。もっと捕獲を進める必要がありそうだ。



 別の場所だが、獣道に何かの動物の足跡。指が4本見える。横幅は7cm程度はありそだ。





 「しょしとり」作業場となる入り遠野地区の遠野和紙工房「学び舎」には爽やかな青空が広がっていた。



 学び舎の周辺でもヒメオドリコソウが咲いていた。ハコベも白い花をつけている。





 室内で作業をこなすこと3時間。10kgのコウゾの皮の「しょしとり」を終えた。食事休憩後、コウゾの養生作業だ。



 空き家の庭先に植えられたコウゾだが、周辺に茅などが生え埋もれた状況だ。草刈りを行い、コウゾの木を切り戻し、成育環境を整えた。エンジン草刈り機で草刈り作業をしたが、普段使わない筋肉を使ったためか、作業終了後、あちこちに疲労感が残った。コウゾの処理のためにチェーンソーも使ったが、すぐに刃が外れてしまった。

 一応、付け替えた。しかし、またすぐ外れてしまった。こりゃ、あかん・・という感じ。自宅に帰ってから、説明書を見ながらあらためて刃の付け替えをしてみた。おそらく現場では、刃を逆向きにつけたものと思う。注意深く付け直し、エンジンをかけてみる。しっかり刃が回っている。明日は使えそうだ。

 ちなみにコウゾの白皮を剥き出す作業を、これまでのブログでは「黒皮剥き」と表現していた。しかし、地域おこし協力隊が回覧するニュース「遠野和紙」で、この作業を「しょしとり」ということを知った。



 ニュースでは次のように説明している。



 夕方の空に、三日月が浮かぶ。月の影の部分を地球の反射光が照らす「地球照」が見えた。





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2 コメント

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どーでもいいことではありますが (Unknown)
2021-02-19 07:49:43
ヒメオドリコソウときて、最後に月が出てきたので・・・

ヒメオドリコソウとホトケノザって、ずーっと見ていると、何か「宇宙人」っぽく見えてきませんか?

私だけですかね?
こんなこと思うの。
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ET・・ (伊藤浩之)
2021-02-19 12:29:35
ホトケノザ・・言われれば、首が長くて先端が膨らんだ形。スピルバーグ監督のETに似ていますね。

どちらもシソ科の植物。同科の花はくちびる型で、どの花も似ていますね。

これから咲くホトケノザ、もう少し先の話になりますが、オドリコソウ(和種)の開花を心待ちにしています。昨年、群落の存在に気がついたので、じっくり楽しめるはずです。

今年は、そこに存続の危機が迫っていますけれど・・。
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