伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

遠野和紙ボランティアは昨日に引き続き「しょしとり」とコウゾ畑整備

2021年02月17日 | 遠野町・地域
 昨日に引き続き「しょしとり」作業をした午前。13人が3時間ほど作業し約11㎏を処理することができた。

 作業場となる遠野和紙工房「学び舎」がある入遠野地区は、作業開始頃には青空ものぞく天気だった。しかし、1時間程作業を進めた頃には、戸外に雪が舞う天気になった。



 時折、激しく雪が舞う。太陽は雲から透けて見えていた。つまり雲は薄いということだ。



 大方の雪はどこかに落としてきたのかもしれない。

 さて午後の作業は、根岸地区川畑にあるコウゾ畑の整備作業。草刈りと育ち過ぎた木の切り戻しだ。

 和紙の原料とするコウゾの枝は1年ものを使う。育ち過ぎたコウゾの皮は「しょしとり」の際に、固すぎてうまく皮を剥けないなど、良い材料を取り出すことが難しい。

 きょう整備した畑のコウゾは、太いもので幹が直径12㎝程のものなど、育ち過ぎていた。この幹や枝を切り落とし、今年成長した枝を、今年の秋に収穫し、「しょしとり」をして、和紙の材料となる白皮もする。そのための前段となる作業が、今日の切り戻し作業だ。

 まずは、草刈り機を使い、草や伸びている笹を切り倒した。続いてチェーンソーで、育ち過ぎたコウゾの木を切り戻し切り株だけを残した。この株から生えてくる枝が、和紙の原材料として使われる。ボランティアのみなさんは、伐採作業や切り倒した草木の片づけ作業をすすめ、すっきりしたコウゾ畑が作り上げられ、切り倒したコウゾはこんなに積み上がった。



 写真手前のエンジン草刈り機は我が家のもの。今日もしっかり働いてくれた。

 作業を終え、筋肉痛や筋肉のうずくようなだるさが残った。今日、従事したみなさん同じ状況だろう。作業に多くの方が携わったからこそ、2時間半程の短時間で作業を終えることが来たことは間違いない。ちょっと大変な作業に従事したボランティアのみなさん、ご苦労様でした。


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