同名の書籍が新日本出版社から発行されていましたが、平凡社新書で発行されたこの書籍は全く別物と思っていいのではないでしょうか。
平凡社新書刊「暮らしのなかのニセ化学」を、議員研修会に参加するための移動車中で読み終えました。
新日本出版社刊の本で取り上げた内容に大幅に加筆したこの本では、コラーゲンやサプリ、マイナスイオン、水素水、がん放置療法などとともに、おなじみのニセ化学・EMや水からの伝言などを取り上げています。
人の脳は「信じたがる」特性を持っているためにだまされやすいので、批判的な意見も意識的に探し、場合によっては自分の考えを修正することも必要だと指摘しながら、様々なニセ科学を紐解いていきます。
この本を読んで、自分も間違った思い込みをしていたことを知らされました。
焦げを食べるとがんになるというのはとうの昔に見直され、今では「がんを防ぐ12か条」から外されていること、ソルビン酸は強い発がん物質だと思い込んでいたけれど、その主張には根拠がないことなど、科学的に見ると問題がある主張が、当たり前のように流布していることが分かってきます。
思い込みにとらわれず、科学的な目をしっかり養いたい。そんなことを思わせる一冊でした。
平凡社新書刊「暮らしのなかのニセ化学」を、議員研修会に参加するための移動車中で読み終えました。
新日本出版社刊の本で取り上げた内容に大幅に加筆したこの本では、コラーゲンやサプリ、マイナスイオン、水素水、がん放置療法などとともに、おなじみのニセ化学・EMや水からの伝言などを取り上げています。
人の脳は「信じたがる」特性を持っているためにだまされやすいので、批判的な意見も意識的に探し、場合によっては自分の考えを修正することも必要だと指摘しながら、様々なニセ科学を紐解いていきます。
この本を読んで、自分も間違った思い込みをしていたことを知らされました。
焦げを食べるとがんになるというのはとうの昔に見直され、今では「がんを防ぐ12か条」から外されていること、ソルビン酸は強い発がん物質だと思い込んでいたけれど、その主張には根拠がないことなど、科学的に見ると問題がある主張が、当たり前のように流布していることが分かってきます。
思い込みにとらわれず、科学的な目をしっかり養いたい。そんなことを思わせる一冊でした。
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