伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

シュンラン

2021年03月08日 | 
 昨年、シュンランの開花を一番はじめに見たのは何日だったのだろうか。

 調べて見ると2月23日だった。

 ちなみに昨年、花茎を初めて見つけたのが2月14日、
2019年の花の初見が3月23日、
2018年が3月15日、
2017年が3月12日、
2016年が3月6日、ちなみにこの年に花茎を初めて見たのは1月4日、
2015年が3月21日、
2014年の初見は不明、
2013年の初見も不明、
以上のような初見状況だった。

 これはあくまで初見の記録。同じ株、観測方法も含めて、一定の条件の下に開花を記録したものではない。しかし、おおよその傾向を示すものと思う。

 今年一番最初に花を見たのは昨日のこと。半分程花が開いていた。



 ガクを大きく広げて、ベロを伸ばしたような姿にはほど遠く、いじけたような姿だった。

 今日見つけた花は別の株で、ガクを開いて前を向いてしっかりと開花していた。



 その他にも、花茎を伸ばした株も見つけた。

 先程、昨年一番最初の開花は2月24日と書いた。これに続く花の開花が少なくとも1週間ほどなかったような記憶がある。昨年は、一つの株だけ特別に早く咲いたのかもしれない。

 沿道の梅の木も次々と花を開いていく。毎年、比較的遅く咲く八重の紅梅が三分咲き程度まで花を開いた。開いた花とつぼみが解けて開きつつある花、そしてつぼみ。これらが混在する今が、ある意味見頃なのかもしれない。



 そういえば、昨日撮った花粉の飛散の様子を示す写真がある。一昨日、夜に結構強い風が吹き荒れていた。家の中にいてもクシャミが止まらなかったり、鼻水がぐずぐずしていたり、花粉症の症状が厳しく出ていた。クシャミは吸い込んだ花粉を押し出そうとして出るのだろう。



 車の窓にはべったりと花粉が付き、いつ付いたか分からないが、手で触った跡があった。ここにも花粉がべったり付いて浮かび上がっていた。まるで指紋の検出でもしているようだ。屋根には花粉の水玉模様がついている。





 花粉のシーズンはまだまだ続く。せいぜい予防に努めなければ・・。


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2 コメント

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春蘭は (Unknown)
2021-03-11 16:49:23
別名、ジジババでしたっけ?
10年以上前は、こんなに早い時期に咲き始めていなかったような気がするのですが・・・
今年は、いわきでもすでにいろんなところで桜が咲いている(河津桜?)ようですし・・・
でも寒い日はあるので、昔から言う「三寒四温」って、今に合わせると「三寒八温」ぐらいかな、と思ってしまったり。
今は、季節が間違いなく昔と違いますよね。桜の開花も、最近はいつも3月下旬ですし・・・
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そう、ジジババです。 (伊藤浩之)
2021-03-12 09:56:41
いわきでは「ジジババ」と呼ぶんですね。
何でこんな名前なんでしょう。
お年寄りの顔や姿に似ているのでしょうかね。
そう言われれば、花茎のくねり具合が、腰の曲がったお年寄りに見えなくもないか・・。

咲き始めの時期について、あらためて過去に書いた物やツイートを調べて見て、本文に書き足しました。

そもそもシュンランを知ったのが、犬を飼い始めて散歩をするようになったことからだったのですが、それがだいたい10年前のこと。その後、SNS等に投稿して初見の日時です。

初見ですので、この日が開花とは言えないのですが、たしかに早まりつつあるように思えます。

ウグイスの初鳴きも、今年と昨年は早いようなので、温暖化の影響が現われていると言っていいのじゃないでしょうか。
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